社会人の留学は4パターン|仕事のタイミングから決める実現の型
「留学してみたい。でも仕事はどうする」。検索するたびに費用と期間の一覧を眺めて、そっとタブを閉じる。行きたい気持ちは何年も前からあるのに、仕事の予定表を見ると、どこにも留学の入る隙間がない。そんな経験はないでしょうか。
「社会人 留学」と検索すると、費用の一覧とエージェントの紹介が並びます。短期は何万円、長期は何百万円。情報は揃っています。けれども本当に知りたいのは商品情報ではなく、「仕事を持ったまま、自分のケースでどう実現するか」ではないでしょうか。
実際に実現した方がいます。製薬会社でMRとして働く鈴木さんは、転職の間の3週間をセブ島留学に使いました。
転職期間を利用して英語を勉強しようと思ったことがきっかけですね。
中学英語教師の清本さんは、まとまった休みが取りにくい仕事のなかで2週間を確保しています。
職業柄、なかなかまとまったお休みをとることが難しいのですが、今回たとえ2週間という短期でもセブ島留学という選択をして良かったと本当に思っています。
2人に共通するのは、留学を「いつか」ではなく、仕事とのタイミングから決めたことです。公式サイトには200件以上の体験談が本人の言葉のまま公開されており、仕事と折り合いをつけて留学した社会人の声が多数残っています。この記事では、そこから社会人が留学を実現する4つのパターンを導き出します。
社会人の留学は4パターンに分かれる——仕事とのタイミング×期間
「社会人でも留学できるのか」。その答えはシンプルです。行けるか行けないかではなく、仕事とのタイミングをどう設計するかで決まります。
実現した社会人たちを並べると、仕事とのタイミングの作り方は大きく4つに分かれます。同じ「期間がない」という悩みでも、取れる方法は仕事の状況によって変わります。自分がどのパターンにあてはまるかを先に知ることが、計画の最初の一歩になります。
社会人の留学は、仕事との関係で4つに分かれる
① 在職のまま有休を使う型(1〜2週間)
これが最も選択肢が広い方たちです。退職の決断がないため、仕事を失わずにリセットができます。年間有給休暇をまとめて使い、1週間から2週間をセブ島に充てるパターンです。
この型を選ぶ方は、職場で英語の必要性をすでに感じている場合が多くあります。冒頭の中学英語教師の方は、まとまった休みが取りにくい仕事のなかで2週間を確保して行動に移しました。教える立場だからこそ、自分の英語のスキルを身につけたい。その思いが決断につながっています。
外資系の映画配給会社でクリエイティブの仕事をする下村さんも、仕事を続けながら2週間の休みで留学した1人です。
外資系の企業ですので、英語が社内でかなり必要とされています。アメリカ本社とは基本的にメールが多いのですが、電話会議や、本社のスタッフが来日する際に会議をすることもあります。
職場での必要性を実感しながら、仕事を辞めずに行ける形を選んだ方です。
この型では、期間が限られるぶん、「何を勉強するか」を先に決めることが効果を左右します。2週間あればテスト対策も可能ですが、より現実的なのは「職場で今すぐ必要な英語」に的を絞ることです。教師なら「生徒に説明する際のスピーキング」、営業なら「客前での会話力」というように、帰国後の仕事にすぐ活かせる目的を決めてから臨むと、短期間でも実りある学習になります。
② 退職して長期で行く型(6ヶ月以上)
仕事にいったん区切りをつけて、まとまった期間をかける方法です。転職先を決めずに職を離れ、英語力を基礎から作り直します。
元ナースの山川さんは、退職のタイミングで留学を選びました。
現在は退職しておりますが、約10年間ナースとして働いていました。
働いていた環境に外国人の方が多く、英語の必要を感じていたことが背景にあります。
この型の特徴は、期間に余裕があることです。基礎の文法から応用まで、順番に学ぶ時間を取れます。仕事から一度離れて、この先の進路を考え直す時間にもなります。
注意点は帰国後の生活設計です。留学中に英語力は上がっても、帰国後にその力を使う環境がなければ、維持が難しくなることがあります。帰国前に「帰国後、この英語力をどこで使うか」を具体的に描いておくと、留学後の落差を小さくできます。
③ 転職の間を使う型(3週間〜2ヶ月)
職場を失わずにまとまった期間を作る方法が、転職の決断と組み合わせることです。前の職場を退職してから、次の職場に入社するまでの間。その期間を留学に当てます。
この型が独特なのは、「職を失わない形でまとまった時間を持つ唯一の機会」という性質です。一度仕事を辞めるぶん、次の職場が決まっているという安心感があります。製薬会社のMR職だった鈴木さんは転職を機に、その間の3週間をセブ島で過ごすことにしました。新しい勤務地では英語文献の読解が不可欠だからこそ、移動期間を活用したのです。
この型は、次の仕事に向けた「準備期間」の位置づけが特徴です。新しい職場で求められる英語スキルが明確だからこそ、学ぶ内容を絞りやすいパターンです。
④ 転職後に必要スキルとして行く型
最後は、転職直後に英語が必要になるケースです。職場環境が変わって初めて「これは避けられない」と気づき、入社までの期間に集中特訓に臨むパターンです。
前職では英語をほとんど使わなかったのに、次の職場では英語が避けられません。そうなったとき、出社までの期間を集中的な学習にあてる方がいます。生活のリズムを整えながら学べる環境として、留学を使う形です。
パターン選択が、現実を変える
この4つに共通することがあります。実現した方たちは、どれも「行けるか、行けないか」ではなく、「仕事とのどのタイミングで行くか」から始めています。
有休があるなら1〜2週間。退職を視野に入れているなら6ヶ月。転職の予定があるなら、その間をうまく使う。転職後の必要に応じるなら、入社直後に集中する。
期限と目的が先に決まると、後は環境を選ぶだけです。
では、自分はどのパターンが現実的か。次章の診断で特定します。
あなたはどのパターンか——社会人留学のセルフ診断
「留学したい」と思っても、仕事があるから実現できない。そう感じるのは、決めていないことが多すぎるからです。この章では、5つの問いで、あなたが当てはまるパターンを特定します。
思ってから動けないのは、あなただけではありません。株式会社ベンドが運営するスキルアップ研究所の「社会人の英語未学習に対する後悔に関する実態調査」(2026年1月22日〜1月29日・英語を学んだ経験がない社会人200人)によると、英語を学習してこなかった理由として51.5%が「始めようとは思ったが、具体的な行動に移せなかった」と答えています。留学に限った調査ではありませんが、思ってから動くまでの間で止まる方が多いことは、数字にも表れています。止まらないためには、決める順番を用意しておくことです。
5問の診断で、パターンを決める
実現した方たちも、最初から迷いなく決めていたわけではありません。「いつか行きたい」という漠然とした思いを、「この方法でなら行ける」という具体的な形に変えています。その分かれ目になるのが、次の5つの問いです。
診断Q1: いまの仕事を続けたいですか、それとも区切りをつけたいですか
この問いが、あなたが取れる期間を決める最大の分岐点です。在職のまま留学するなら、有休や短期休暇が現実的な選択肢になります。年間20日の有休があれば、お盆やゴールデンウィークと組み合わせて1〜2週間をまとめられる場合もあります。一方、「ここで一度切ってもいい」と考えるなら、6ヶ月といった長期間が可能になります。退職から次の入社までの時間を活用する方法もあります。
診断Q2: 連続で取れる休みは、最大で何日ですか
このシンプルな数字が、現実的な選択肢を決めます。1〜2週間なら、有休を活用した短期留学が現実的です。企業によっては「連休の前後に有休を足す」という工夫で、10日間程度をまとめられます。1ヶ月以上まとめて取れるなら、期間設計はもっと柔軟になります。取れる休みの長さは、理想ではなく現実の数字で数えてください。「いつか3ヶ月」という漠然とした夢より、「今から2週間」という具体的な期間を先に決めることが、実現の第一歩になります。
診断Q3: 転職・異動・プロジェクトの節目が、1年以内にあるか
社会人のキャリアには、前職を辞める日と次の会社に入社する日の間に生まれる空白期間があります。次の勤め先が決まったうえで、まとまった時間だけが空くという、他ではつくれない状態です。大型プロジェクトの完了や部署異動の予定も、留学のチャンスに変わります。1年以内にそうした節目が見えれば、逆算して準備する時間も取れます。
診断Q4: 留学の目的は、「英語力全般の底上げ」ですか、それとも「特定の業務に備える」ですか
目的の広さと期間の長さは、必ずしも比例しません。 英語全般の力を高めたいなら、まとまった期間をかけた留学が向きます。スピーキング、リスニング、ライティング、読解を総合的に鍛える場合、6ヶ月程度あると基礎から応用まで段階的に学べます。一方、「今度の仕事で必要な英語文献が読めるようになりたい」「営業先での会話力を鍛えたい」といった業務に直結した目的なら、短期でもターゲットを絞った集中が有効です。3週間でも「この分野だけ」と決めれば、十分な効果が残ることがあります。
診断Q5: 費用と期間のうち、どちらの制約が強いですか
正直に考えてみてください。「半年は無理だが1ヶ月なら何とか」なのか、「1ヶ月のお金が厳しいから1週間で考えたい」なのか。その内訳を明確にすることで、設計のアプローチが変わります。 費用の枠が決まっているなら、その範囲で期間を短く集中させる方法があります。期間の枠が決まっているなら、その中で学ぶ内容を絞ります。
パターンが見えたら、次章へ
診断を通じて、当てはまるパターンが浮かび上がってきたでしょうか。選択肢が多いように見える社会人留学も、この5つの条件で絞り込むと、現実的な方法は数えるほどに絞られます。
中学英語教師の清本さんも、「30才を過ぎてから留学生活の場に馴染めるか」「ビジネス英語は難しすぎるのではないか」という不安を抱えていました。それでも、2週間の短期という形を先に決めたことで、実現に進んでいます。方法が多すぎて選べないなら、先に自分のパターンを1つに決める。この診断は、そのためのものです。
診断で③転職の間型に当てはまった方へ。次章で、その実例を時系列で見ます。
実録——転職の間の3週間を留学に使った、製薬MR鈴木さん
転職の間を使って留学した方の歩みを、決断から帰国後までの時系列で見ていきます。
出発点. 転職と英語の不安
鈴木さんのキャリアは、大学での英語学習から始まります。国際文化学部に属し、英語と中国語を学んでいました。在学中は海外の大学生と交流したり、英語でエッセイを書いたりしていた時期です。
卒業後は電力会社の営業職で2年間働き、その後、製薬会社のMRに転職しました。そして次の転職を決めたとき、新しい仕事を前に不安が生まれます。
前職では精神科領域を担当し、英語の文献に触れることはほとんどありませんでした。ところが、次に入社する会社での仕事は大きく異なります。別の製薬会社でMRとして、癌領域を担当することが決まっていたのです。
次に入社する会社でMRとして担当する癌の領域は、英語の文献を読む機会が非常に多く、私の不十分な英語力でこのまま次の仕事に就くのは不安も大きく
この不安が、転職期を留学に使う決断につながりました。 大学時代には英語に多く触れていた鈴木さんですが、社会人になってからは使う機会が減り、スキルの低下を感じていました。新しいキャリアを前に、不十分な状態で進むことへの危機感があったのです。
鈴木さんは、前職の退職日から次の入社日までの間に、セブ島へ向かうことを決めました。
設計. なぜ3週間のセブ島か
転職期という限られた時間の中で、なぜ鈴木さんは3週間のセブ島留学を選んだのでしょうか。
まず、目的が明確でした。次の仕事で英語の文献を読む機会が増えることは避けられません。それなら、転職前に英語への不安を少しでも減らしたい。そのために集中して学べる環境が必要でした。
複数の語学学校を比較する中でミライズ留学を選んだのは、知人からの推薦がきっかけでした。以前、社会人留学のミライズ留学にセブ島留学していた知り合いの話を聞いたことが大きかったといいます。
ただし、決め手はそれだけではありません。鈴木さんは自分でも調べた結果、「社会人特化型で学生が少ない」という点に魅力を感じました。大学時代とは異なり、同じ社会人の方々との交流を通じて学べる環境に期待を寄せたのです。
実際のレッスンも、この期待に合っていました。
自分の要望やゴールを深く聞いてくれ、その希望に沿って英語学習のカリキュラムを組んでくれたので、目的意識を高く持って学ぶことができました
レッスンが鈴木さんの具体的な仕事の文脈に合わせて設計されたということです。先生たちについては、次のように述べています。
朝から夕方まで、それぞれのクラスを各先生が担当してくれますが、先生の持ち前の明るさ、真面目さ、親切さ、勤勉さのおかげで毎日飽きることなく英語のレッスンを受けることができました
要望に沿って組まれたカリキュラムだったからこそ、3週間という短い期間でも、次の仕事に向けた学習になりました。
変化. 楽しさから次の仕事への姿勢へ
3週間のセブ島留学を経て、鈴木さんに何が起きたのでしょうか。それは「ペラペラになった」という話ではありません。
『セブ島留学で英語で会話をする楽しさ』を学んだので、今後会社でも怖気付くことなく、積極的に外国とのやりとりや会議でも、英語で発言する自分でありたいと思っています
英語力そのものだけでなく、英語で話すことへの向き合い方が変わりました。 文献を読む必要に追われるだけではなく、セブ島で経験した会話の楽しさが、次の仕事に向かう気持ちを変えたのです。
持ち帰ったのは、英語だけではありません。意欲を持って新しいことに挑戦しようとする社会人が集まる環境での交流も、貴重な体験になったと語っています。
経験豊富な社会人の方々と出会い、話をさせて頂いて、学ぶことが多く非常にモチベーションが上がりました
3週間で鈴木さんが持ち帰ったのは、英語のスキルだけではなく、「英語で発言する自分でありたい」という次の仕事への姿勢でした。
転職の間型以外の3パターンは、どう設計するのか。次章でパターン別に見ます。
「知っている英語」を、話せる英語に。シャベリッシュの無料カウンセリングでは、スピーキングの現在地診断と、期日から逆算した学習プランをお持ち帰りいただけます。無料カウンセリングを予約するパターン別の設計——有休で行く・辞めて行く・プロジェクトの間に行く・転職後に行く
社会人が留学を実現するには、その人の仕事の状態と使える期間から設計が決まります。 前の章で紹介した4パターンそれぞれに、期間・目的の置き方・注意点があります。自分のパターンに当てはまる項を読み、その型を持ち帰ってください。
①在職・有休型(1〜2週間)
在職しながら有休を使う方法です。期間が限られるぶん、目的を絞ることが成功の鍵です。
中学英語教師の方は、生徒に英語の楽しさを教えるために、自分のスキルを高めたいと考えていました。
『生徒に英語の楽しさを教え、英語力をもっと伸ばしたい』という目標のもとレッスンを組み立てていますが、そのためには自分の英語のスキルをもっと身につけなければいけないと思ったのがセブ島留学を決意した1番のきっかけです。
同じ型でも、映画配給会社の下村さんは、TOEICのスコアは上がったのに、仕事で使うスピーキングが伸びないという悩みを抱えていました。
TOEICの点数は上がってもスピーキングはなかなか上達しなかったため、社内で外国人社員と会話する際よく悔しい思いをしていました。
2週間のセブ島留学を終えた後、下村さんは明確な目標設定の大切さに気づきます。
今回のセブ島留学を通して『英語学習の目標を明確にしていくこと』がいかに大切かを再確認出来たことです。
在職・有休型のコツは、「1週間で何ができるか」ではなく「この期間で何を手に入れたいか」を先に決めることです。
バラエティー番組やドラマ番組のセットをつくる仕事をしているJ.Eさんは、ラジオで留学の情報を聞いたことがきっかけで、短期留学を決めました。
聞いていたラジオでセブ島留学についてアナウンスがあった時に魅力を感じ、セブ島留学について調べてみた所、1週間などの短期間でもセブ島留学ができるとわかり、それなら夏休みを使ってセブ島留学をしようと決意しました。
夏休みという決まった期間を有効に使う場合も、この型が有効です。注意点は、帰国後の現場への復帰準備も含めて期間を逆算することです。有休が1週間なら、実際の学習は5日前後になります。その現実から出発して、「この5日で自分は何を習得するのか」を決めてから申し込むことをお勧めします。
②退職・長期型(6ヶ月〜)
退職してから長期間の留学に行く方法です。一度仕事を辞めるぶん、帰国後のキャリアの絵が描ける状態から選択する方が多くいます。
10年間ナースとして働いていた元ナースの方は、退職してから留学に来ています。
働いていた環境に外国人の方がすごく多かったからです。
働いていた環境に外国人の方が多く、英語で十分に関われないもどかしさが、学び直しのきっかけになっています。
退職・長期型のコツは、「期限ではなく到達点で区切る」ことです。「3ヶ月いるから」ではなく、「ここまでできるようになったら帰国する」という決め方のほうが、長い期間の学習を続けやすくなります。
注意点は、①と同じく帰国後の生活設計です。英語を使う場所を決めてから帰ると、留学で上げた力を落とさずに済みます。
③プロジェクト・転職の間型(3週間〜2ヶ月)
転職や大型プロジェクトの終了など、仕事の節目に留学をあてる方法です。退職するわけではなく、次の仕事が決まっている状態だからこそ、期間がはっきり確保できます。
外資系コンサルティング会社でシステムエンジニアをしている川本さんは、35歳までに複数のスキルを身につけたいという目標がありました。
35歳までに英語・財務(会計)・ITのスキルをある程度のレベルに持っていきたいと考えており、まずは1番時間がかかりそうな英語をやると決めたから
川本さんは、ちょうどプロジェクトが終わり、次のプロジェクト開始まで2ヶ月の余裕がありました。次のプロジェクトではフィリピンとのコミュニケーションが必要になることが分かっていたため、その準備期間として留学を位置づけたのです。
実際に留学を経験した後、川本さんの英語力で最も変わったのはスピーキングでした。
1番変わったな、と思うのはスピーキングですね。最初の1週間は、自分の思ったことが英語で言えていないと感じていました。だんだんと自分が言いたいことを英語で言えるようになってきたと実感しています。
最初の1週間は言えなかったことが、2ヶ月の中で言えるようになっていったということです。この型のコツは、次の仕事で必要になるスキルを先に決めること。川本さんのように、次の仕事で英語を使う相手や場面が決まっていると、現地で学ぶ内容も絞りやすくなります。
注意点は、帰国日が決まっているため、逆算して現地での学習計画を立てることです。留学前に「到達したいレベル」と「そこに必要な学習時間」を計算しておくと、現地での毎日が充実します。
④転職後の必要型
新しい職場で英語が必須になる場合、転職から出社までの間に集中的に学ぶ方法です。生活も仕事環境も大きく変わるタイミングだからこそ、学習環境が心強くなります。
インターネット関連のサービス企画を担当する佐々木さんは、前職ではほぼ英語を使う機会がありませんでした。新しい職場では英語が必須になるため、転職後の出社前に留学を選択しています。
この型で見逃されがちな効果が、生活習慣の立て直しです。
生活サイクルが乱れている社会人にとっては、規則正しい生活を取り戻すことができるのでそれだけでおすすめですね。もちろん、英語学習の効率も日本でやるより段違いによいと思いました。
規則正しい環境での学習が、英語だけでなく生活の立て直しにもなったということです。コツは、出社前の準備期間として使うこと。注意点は、帰国から出社までの間隔を空けすぎないことです。毎日英語を使っていた状態のまま、新しい職場に入ることをお勧めします。
どのパターンでも、留学の後に日常は続きます。最後に、帰国後を見ます。
留学のその後——社会人だけの環境と、帰国後のキャリア
留学を決めるとき、多くの社会人が心配する不安があります。「30代でなじめるか」「短い期間で本当に意味があるのか」「帰国後のキャリアはどうなるのか」。 この章では、その3つに実例で答えます。
社会人が中心だから、シェアできる環境
ミライズ留学の大きな特徴が、受講者が社会人であることです。学生と異なり、仕事の責任を持ったまま留学に来ているため、日々の悩みや課題の深さが異なります。
半導体商社で営業事務をしている方と、名刺管理サービスの会社で働く方は、同じ相部屋で留学した2人です。
相部屋だとレッスン終わりに日々の息抜きにご飯に行ったり、それぞれが繋がった人を紹介しあったり。相部屋だと活動的になれると思います!
学生グループなら、留学は友人作りの場になりやすいものです。しかし社会人グループなら、それぞれが職場での経験や課題を持ち寄り、同じ目線で対話できます。 その環境が、留学期間中の学習をより濃いものにしています。
短期でも「1つの弱点を絞る」で、成果は残る
「短期間で本当に変わるのか」という不安は、有休や転職の間など、限られた期間しか確保できない方ほど強く残ります。
シンガポールの日系学習塾で5年半、英語と国語の講師として働くK.Mさんは、わずか1週間の短期留学でした。その期間でも、自分の弱点がスピーキングとディベートだと確認し、複数の講師とディベートする時間を主体的にリクエストしています。短期間だからこそ、学習を一点に集中させたのです。
たとえ短期間のセブ島留学だったとしても、目標に向かってしっかりやっていけば弱点克服は不可能ではない
留学の長さそのものより、どの弱点に絞るかを先に決めていたことが、分かれ目でした。
帰国後の変化. 次の進路が具体的になる
では、帰国してから何が変わるのか。残っているのは、英語力そのものより、次の進路への見方の変化です。
アパレル業界で2年半、銀座で販売員として働いていた元アパレル勤務の方は、退職から転職の間に留学を決めました。セブ島に来る前の夢は「いつか海外でビジネスをやりたい」という、ぼんやりとしたイメージでした。しかし2ヶ月の留学期間を通じて、その夢が具体的な形を持つようになります。
セブ島留学では、講師に「到達するのが難しい」と言われるほど高い目標を立てました。毎週金曜に開かれるプレゼンテーションには「2週間に1回やる」と自分でノルマを決めて参加し、卒業までに目標に辿り着いています。
僕の最終的なビジョンとしては、海外を舞台にしたビジネスです。具体的には、海外で自分のSHOPを出したいと考えています。ミライズ留学に来る前までのぼんやりとしたビジョンが、このセブ島留学を経て、より明確となりました。
ぼんやりしていた夢が、留学を通じて具体的な形になったということです。3つの不安(なじめるか・短期で意味があるか・帰国後どうなるか)への答えは、いずれも実例の中にありました。不安が消えるのを待つのではなく、先に行った方の歩みを参考に、自分のパターンを決める。 この記事が勧めるのは、その順番です。
最後に、今日からの決め方を整理します。
まとめ|社会人の留学は「いつか」ではなく「どのタイミングか」で決まる
社会人の留学は、「行けるか行けないか」の問いのままでは動きません。実現した方たちは、次の4つのどれかに自分を当てはめ、期限と目的を先に決めていました。
- 在職のまま休みを使って1〜2週間。 目的を1つに絞り、帰国後すぐ使う英語だけを狙う
- 退職してまとまった期間。 期限ではなく到達点で区切り、帰国後に使う場所を先に決める
- 転職やプロジェクトの間に3週間〜2ヶ月。 次の仕事で使う場面から逆算して学ぶ内容を絞る
- 転職後の必要に合わせて集中。 出社前の準備期間として使い、帰国から出社まで間を空けない
診断で自分のパターンを特定したら、次の節目を1つ書き出すところから始めてみてください。「いつか」が「どのタイミングか」に変われば、留学は夢ではなく予定になります。あとは日付と目的を埋めるだけです。
仕事を持っていることは、留学の障害ではありません。 何のために行くのかを決めやすくしてくれる条件だと、この記事で見てきた方たちが示しています。
