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短期留学の英語|1週間・2〜3週間・4週間以上で持ち帰れるものが違う

留学

まとまった休みは取れない。取れて1週間、頑張って2週間。その日数を思い浮かべながら「短期留学 英語」と検索してみた——そんな経験はないでしょうか。

出てくるのは費用の相場と、学校の選び方と、持ち物リストです。知りたいのはそこではありません。自分が取れる日数で、何が持ち帰れるのか。その1点です。

2週間で行った金属系メーカーで技術職の方は、自分の留学を60点と採点しました。3週間で行った藁科さんは「ターゲットが絞られ明確になり、セブ島で過ごす3週間という短い時間を有効に使い、苦手克服に集中できました」と話しています。同じ「短期」でも、持ち帰ったものが違います。

二人はいずれも、英語コーチングスクール・ミライズの受講者です。公式サイトには200件以上の体験談が本人の言葉のまま公開されており、短い日数で行った方の体験談も含まれています。この記事では、1週間・2〜3週間・4週間以上のそれぞれで、実際に何が持ち帰れたのかをお伝えします。

短期留学は「英語が話せるようになる」ためのものではない

最初に、正直なところをお伝えします。1〜4週間で、英語力そのものが別物になることはありません。

1〜4週間では、話す量が足りない

理由は単純で、話す量が足りないからです。例えば2週間、毎日マンツーマンのレッスンを受けたとしても、自分の口から出る英語の量には限りがあります。

それでも短期で行く人がいる理由

それでも短期で行く人がいるのは、短い期間に集中して学べるからです。プロダクトマネジメントの佐藤さんは、決め手をこう話しています。

会社帰りに2時間程度のレッスンを数ヶ月だらだらと受けるよりは、集中してレッスンを受けた方が英語力が伸びると知人から聞き、今回短い期間ではありましたがセブ島へ来ることを決めました。

では、その集中した日々で何を持ち帰るのか。短期留学で得られるのは英語力ではなく、自分の英語がどこで詰まるかという情報です。

学生時代にアメリカへ短期留学した下村さんは、当時をこう振り返っています。

学生の時にアメリカに短期留学をしたことがあるのですが、渡航時間も長く金額も莫大なものになってしまいました。

行き先と期間だけを決めて出発すると、お金と時間を使っただけで終わります。何を持ち帰るかを先に決めた人と、決めなかった人で、同じ日数の中身が変わります。

持ち帰るものは、大きなものである必要はありません。例えば、来月の会議で自分が話す3分ぶんの言い回し。取引先に説明するときに毎回詰まる1つの単語のかたまり。相手の質問が聞き取れなかったときの聞き返し方。ここまで具体的に決めておくと、レッスンの初日から使えます。

持ち帰れるものは、日数によって変わります。次の章で、自分が取れる日数に当てはまるものを確かめてください。

持ち帰れるものは、取れる日数で決まる

ここからは、日数ごとに何が持ち帰れたのかを見ていきます。日数が決まった時点で、持ち帰れるものの上限も決まります。

ミライズ留学では、1週間の人には1週間の学習プログラムを、1ヶ月の人には1ヶ月の学習プログラムを組みます。

実際に行った方の体験談を日数で並べると、次のように分かれます。

取れる日数持ち帰れるもの
1週間自分の英語がどこで詰まるかが分かる
2〜3週間苦手を1つに絞って直せる
4週間以上帰国後の学習計画が決まる

日数にかかわらず共通して効くことが、2つあります。行く前の過ごし方と、帰った後の過ごし方です。これは後半の2章でお伝えします。

自分に当てはまる日数が見つかったら、そこから読んでください。まず、いちばん短い1週間から見ていきます。

1週間で持ち帰れるのは、英語がどこで詰まるかという情報

1週間で分かること

1週間しか取れないなら行く意味がない、と考える必要はありません。藤野さんは、これから行く人へこう話しています。

時差もほとんどないですし、すぐ来れるので1週間程度の夏休みから検討されるといいと思います。学びと遊びがバランスよく過ごせるので絶対にお勧めです!!

1週間で持ち帰るのは、自分の英語がどこで詰まるかという情報です。

これは日本で1人で練習していても、なかなか見分けられません。

例えば、相手の言葉が聞き取れていないのか、聞き取れてはいるが返す言葉が出てこないのか、返せるが2文目が続かないのか。この3つは、自分では全部「話せない」としか感じられません。

毎日レッスンを受けて相手の反応を見ていると、数日でどれなのかが分かります。

藤野さんは、持ち帰ったものについてもこう話しています。

英語の苦手なポイントがはっきりしました。中でもボキャブラリー不足がよく分かり、弱点克服クラスで柔軟に対応していただき良かったです。

1週間では届かないこと

一方で、1週間では届かないものもあります。見つかった弱点を、その場で直しきるところまでは進みません。 1週間は、直す期間ではなく、直す対象を決める期間です。

原田さんは、迷っている人へこう話しています。

セブ島留学はほとんどの場合、学校を手配すれば宿舎も手配してもらえますし、ちょっと旅行を予約する感覚でお手軽に留学できるのがいいと思います。学ぶことはあっても失うものはないですよ(笑)。迷っていらっしゃるなら1週間だけでもセブ島留学に来てみられたらいいと思います。

行くかどうかを何ヶ月も迷っているなら、1週間は判断材料を手に入れる日数として使えます。詰まる場所が分かれば、次に日本で何をするかも決まります。

1週間が詰まる場所を見つける期間なら、2〜3週間はそれを1つ直す期間になります。

2〜3週間で持ち帰れるのは、絞った1つの苦手

2週間あれば何でもできる、と考えると外れます。持ち帰れた人は、みな対象を1つに決めていました。

対象を1つに決めた人の結果

3週間で行った藁科さんは、TOEICのスコアを測るコースを選びました。理由は、留学の前後を客観的に比較できるからです。結果をこう話しています。

ターゲットが絞られ明確になり、セブ島で過ごす3週間という短い時間を有効に使い、苦手克服に集中できました。

対象を1つに決めておくと、レッスンの中身もそれに合わせて組めます。先ほど決め手を話していた佐藤さんは、2週間の留学で使う英語をこう絞りました。

私の場合社内で英語を使う機会が多いので、ミーティング中の英語やメンバーとの交渉で使う英語に絞ったのですが、初日にコアティーチャーがゴール設定をしてくれて、実践的なテキストも用意してくれたのには驚きました!

同じ方は「おかげで2週間という短い期間でしたが自分の成長を感じることができました」と続けています。2週間だったから成長したのではなく、対象を絞っていたから2週間で足りたのです。

2週間の留学を2回経験した中村さんも、希望を具体的に出しています。

仕事で、採用など人事に関わる会議も行うことがありますが、そのシチュエーションを先生に希望したところ、次の日には私の会社の情報を調べてまで、カリキュラムを作成してくれました!

「英語全般」のまま行くと、最初の数日が消える

例えば、発音の中でも特定の音、会議で使う言い回し、プレゼンの冒頭の型。ここまで具体的にしてから渡航すると、初日から実践で使えます。逆に「英語全般を伸ばしたい」のまま行くと、対象を決めるところに最初の数日を使うことになります。

3週間で行った野口さんは、期間についてこう表現しています。

たった3週間。されど3週間。マインドが変わりました。特にアグレッシブさ、人に自分の言葉をもっと伝えたい、日本にいた時よりも強くそう思いますね。

短いと感じるからこそ、対象は1つでいい。これが2〜3週間の使い方です。

1つ直すのが2〜3週間なら、4週間以上は帰ってからの計画まで持ち帰れます。

4週間以上で持ち帰れるのは、帰国後の学習計画

4週間の社会人留学に参加した宗野さんは、商社の建設資材を扱う部署で働いていた方です。渡航前の状況をこう話しています。

私が所属していた部署は、商社ですが比較的ドメスティックな部署だったのであまり英語を使う機会はありませんでした。しかし、それでも海外出張や海外の取引先と英語でやりとりをする機会がたまにあったので、その際になかなか英語を使えなかった為、話が進まずかなり歯がゆい思いをしていました。

英語を使う頻度が低いぶん、何をどう練習すればいいかが分からない。この状態で4週間を過ごした結果、持ち帰ったものをこう話しています。

今までは英語は必要なものと頭では分かっていても、どのように英語学習すれば良いのかが全く分からず、英語から逃げていました。しかし、4週間社会人留学のミライズ留学で集中的に英語を勉強することにより「自分の弱点は何か」「これからどのように英語学習するべきか」を知ることが出来ました。

4週間で見えるのは、次に直すべきもの

この言葉には、2つのことが入っています。自分の弱点と、これからどう学ぶかです。

1週間で分かるのは、詰まる場所まで。2〜3週間で直せるのは、1つまで。4週間あると、その1つを直した先に何が残っているかまで見えます。

例えば、発音を直したあとに残るのが語彙なのか、聞き取りなのか、話を組み立てる速さなのか。これは1つ直してみないと分かりません。残るものが分かってはじめて、帰国後に何をするかが決まります。

宗野さんは同じ記録の中で「例え短期間であっても『英語をするきっかけ』や『英語学習方法』を知ることが非常に大切であり、それが必ず次のステップに繋がるはずです」とも話しています。4週間は、英語がひととおり身につく日数ではなく、帰ってからの数ヶ月の進め方を決める日数です。

ここまでは日数の話でした。ただ、受講者の体験談を読み比べると、実際に成果を分けていたのは日数ではありませんでした。

日数より効いたのは、行く前の過ごし方

2週間で行った金属系メーカーで技術職の方は、自分の留学を自己採点しています。点数は60点でした。減点の理由を、こう話しています。

もっと日本で自習をしていたら2週間かけていた勉強が、1週間に短縮できていたかもしれない。その浮いた時間でもっと他に学べたかもしれないと思うと、自己学習をもっとしていれば『この2週間をもっと密に過ごせていたかもしれない』と少し後悔をしています。

日数が足りなかったのではなく、日数の使い方に無駄があったということです。同じ方は、これから行く人へのメッセージでこう言っています。

英語学習を始める前に、『自分になぜ英語が必要なのか』を最初に目標を決めてからセブ島留学に行かれることをおすすめします。

日本でできることを、現地でやらない

現地でやると1日かかることのうち、日本でできるものがあります。

例えば、自分の仕事で使う単語を先に覚えておく。話したい場面を日本語で書き出しておく。自分の声を録って、どの音が崩れるか聞いておく。

どれも日本にいるうちにできることで、やった分だけ現地の時間が浮きます。

裏を返すと、準備をせずに行った場合、最初の数日のレッスンは下準備に使われてしまいます。2週間のうち3日が下準備に使われたら、実質は11日です。この差は、日数を1週間延ばしても取り返せないことがあります。

渡航日ではなく、申し込んだ日から留学は始まっています。

行く前だけでなく、帰ってからの過ごし方でも、結果は変わります。

帰国後2週間で、元に戻る

これは留学の途中で起きたことです。組織開発の会社を経営する方が、セブ島へ戻ったときのことをこう話しています。

帰国していた2週間は、仕事で忙しく英語に触れる機会が全くありませんでした。その後セブ島に戻った際に、たった2週間英語から離れていただけで、英語能力が元に戻っていて『続けることの大切さ』を心から感じました。

留学の途中ですら、2週間離れると戻ります。帰国後に何もしなければ、同じことが起きます。

帰国後の受け皿を、渡航前に決めておく

中村さんは帰国後、ミライズ英会話 渋谷校に通いました。そのうえで2回目の留学を決めています。動機はこうです。

『もっとブラッシュアップをしたい』『もう一度集中してみっちりと英語を勉強したい』と思い、今回のセブ島留学を決意しました。

同じ方は、社会人が独学だけで進めた場合についても話しています。

社会人で時間の少ない方など、独学だけですとどうしてもインプット中心になり、アウトプット不足で、スピーキング力は伸びにくいと思います。

帰国後に必要なのは、話す場所を持ち続けることです。例えば、帰国日の翌週にやることを決めて、渡航前に予約まで済ませておく。帰ってから探し始めると、探している間に英語力は元に戻ります。

留学中に伸びた分は、使い続けなければ残せません。帰国後の予定を渡航前に押さえた人だけが、持ち帰ったものを残せます。 この段取りは、日本にいるうちに1日でできます。

最後に、ここまでの内容を自分の日数に当てはめて、やることを1つだけ決めましょう。

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明日やること。3つのうち自分に当てはまる1つだけ

最後に、自分の日数に当てはまるものを1つだけ選んでください。3つ全部をやる必要はありません。

1週間しか取れない人。いま自分の英語がどこで詰まるかを、1文で書き出してください。「聞き取れない」「返す言葉が出ない」「2文目が続かない」のどれに近いか。現地でその答え合わせをします。

2〜3週間取れる人。直したい対象を1つに決めてください。仕事で実際に困った場面を1つ思い出すと決まります。決まったら、渡航前に学校へその希望を伝えておきます。

4週間以上取れる人。帰国後3ヶ月の予定を先に押さえてください。何をやるかは留学中に見えてくるので、いまは帰国後に英語を続ける場所だけ決めておきます。

3つとも、渡航前の日本でできることです。

まとめ|短いから意味がない、ではない

短期留学で英語力そのものが別物になることはありません。ただ、その日数で持ち帰れるものは確かにあります。1週間なら英語がどこで詰まるか、2〜3週間なら絞った1つの苦手、4週間以上なら帰国後の学習計画です。

そして受講者の体験談を読み比べると、成果を分けていたのは日数ではありませんでした。行く前にどれだけ日本で下地を作ったか、帰った後に話す場所を持ち続けたか。この2つのほうが、1週間の差より大きく効いていました。

北野さんは、これから行く人へこう話しています。

それはたとえ1週間や2週間の短期留学であっても、必ず今後のご自身の人生、英語学習のきっかけ、そして素晴らしい出会いに繋がるはずです。

取れる日数は動かせません。動かせるのは、その日数の中身と、前後の過ごし方です。

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