ハツオン

発音のプロが運営する
英語学習メディア

英語が話せない|原因は能力ではなく、話す機会がなかったから

スピーキング

「英語が話せるようになりたい」と思って何年たったでしょうか。アプリを入れ、参考書を買い、聞き流し教材を試した。それでも、いざ外国人を前にすると言葉が出ない。「自分には才能がないのかもしれない」——そう思い始めている人は少なくないはずです。

検索すると「原因は5つ」「7つの克服法」「日本人の弱点を攻略」。どれも正しそうですが、どこか他人事に見える。原因を並べられても、結局自分が何をすればいいのかが分からない。

「話せない」を抜け出した人に共通点があります。その一人が、COO・大和さんです。学生時代は海外に行く機会が多く英語を話せていたが、社会人になって「英語がパッと浮かばなくなってしまった」。その人が1年後、ハワイで「あ、喋れるようになってる」と実感するまでに変わりました。何をしたのか——本人が語っています。

大和さんは、英語コーチングスクール・ミライズの受講者です。公式サイトでは200件以上の体験談を本人の言葉のまま公開しています。この記事では、「英語が話せない」と感じていた受講生たちの声を手がかりに、話せない本当の原因を整理します。同時に、そこから抜け出す順番についてもご紹介していきます。

「話せない」のか、「話していない」のか

最初に、「英語が話せない」という言葉の前提を確かめます。本当に話せないのか、それとも話していないだけなのか——1つの調査が、意外なギャップを示しています。

外国人の7割は「日本人の英語は理解しやすい」と答えている

「話せない」と感じている人が、本当に通じないのかを外国人の側から調べた調査があります。スピークジャパン合同会社が2025年3月に実施した「日本人の英会話ポテンシャル実態調査」(英会話に関心がある20〜50代の日本人400名・訪日外国人130名)によると、外国人相手に英語で言いたいことを伝える自信がある日本人はわずか7.7%。一方、訪日外国人の70.0%は「日本人の英語は意外と理解しやすい」と回答しています。

この調査結果が教えてくれるのは、ある矛盾です。

伝える自信がある日本人はわずか7.7%なのに対し、訪日外国人の70.0%は「日本人の英語は意外と理解しやすい」と感じている

このズレは、能力不足ではなく、自信のなさから生じている場合も少なくありません。街中で道を聞かれたとき、頭では答えが浮かんでも「正しく伝えられないかも」と口を止める。仕事の会議でも、資料は読めるのに発言の場面だけ口を閉じる。その判断が、「話せない」という感覚を自分で固定化していることもあります。

「英語を使わなくても済む日常」を自分で作っていた

結婚式情報サイトを運営する竹内さんは、英語を使わない理由を次のように語っています。

「と言っても自分が話せないので、使わなくても良いようにしているだけです。」

注目したいのは、「能力がない」とは言っていないことです。話せないから、英語を使わなくても済むようにしている。仕事でもプライベートでも、日本で暮らしている限り、英語を使わずに過ごすことはできます。その結果、話す機会が少しずつ減っていきます。

事務職の井高さんも、海外旅行での経験についてこう話しています。

「それに今まで海外旅行に行っても”Yes”と”Thank you”と笑顔だけで乗り切ってたので」

簡単な英語と笑顔だけでも、旅行を終えることはできます。その経験を重ねるうちに、「もっと話せるようにならなければ」という必要性を感じにくくなり、英語を使う場面も増えないままになります。

ここで問題なのは、英語の才能ではありません。英語を使わなくても困らない環境にいるため、話す経験を積みにくいことです。次の章では、英語が話せなくなる仕組みを3つに分けて見ていきます。

英語が話せなくなる3つの仕組み

「話せない」の正体が能力の低さではないとすれば、何が原因なのでしょうか。体験談を読み解くと、3つの仕組みが見えてきました。いずれも、本人の努力不足だけで起きるものではありません。日本で英語を学ぶ人が陥りやすい構造です。

仕組み①: 話さなくても困らない日常を自分で作っている

日本では、英語を使わなくても日常生活や仕事を続けられる場面が数多くあります。その状況を率直に表しているのが、竹内さんの言葉です。

「旅行も海外はあまり行かないですし、英語なしで暮らそうと思えば暮らせるくらい使う機会がないです。」

仕事でも日常生活でも、英語を使わずに済む。必要に迫られなければ、わざわざ英語を話す機会をつくることもありません。

システム開発の仕事をする宇野さんも、仕事で英語を使う機会について、次のように話しています。

「それが全然使わないんですよ。」

学生時代に「英語ができれば有利になる」と考えて勉強しても、就職後に英語を使う場面がなければ、学習を続ける理由は薄れていきます。営業や技術開発など、さまざまな仕事が日本語だけで成り立つためです。

元放送のアドバイザーとして仕事をしてきた八幡さんの経験にも、同じ構造が見られます。

「通訳さんなどにお願いして仕事をしていました」

国際的な仕事に関わっていても、通訳を介することで、自分が英語を話さずに業務を進められる場合があります。英語が必要な仕事に就けば、必ず自分で話す機会が増えるとは限りません。

この状況は、特定の年代だけに起こるものではありません。営業職、データ分析職、技術職など、若い世代でも「実際には英語を使う場面がない」というケースはあります。

英語を使わなくても仕事や生活に困らないのであれば、話す動機が弱くなるのは自然なことです。個人の意志だけではなく、英語を使わずに済む環境そのものが、話す機会を減らしています。

仕組み②: 「完璧」が基準になっている

2つ目は、心理的な仕組みです。英語を話せなくなるというより、「完璧に話せないなら、話したくない」という状態をつくります。井高さんが自分の英語を意識したきっかけは、同年代の女性が流暢に話す姿を見たことでした。

「隣にいた同じくらいの年代の女性がペラペラ英語で受け答えしているのを見て、悔しくて」

この経験によって、「ペラペラに話せること」が英語力を判断する基準になりました。

流暢さや発音、文法の正確さを基準にすると、少しでも足りない部分がある英語を「話せない」と判断してしまいます。不完全な英語を人に聞かれたくないため、声を出すことそのものを避けるようになります。

こうした完璧主義には、学校教育での経験も関係しています。テストでは、間違えると減点されます。その経験を重ねるうちに、「英語の間違いは失敗である」という感覚が生まれることがあります。

しかし、会話はテストではありません。言い直したり、相手に確認したりしながら、意思を伝えていくものです。それでも、テストと同じ正確さを会話にも求めると、話し始める前に自分の英語を厳しく判定してしまいます。竹内さんの場合は、日本語で話す自分と、英語で話す自分を比べていました。

「母国語でない言語を話している自分は人格が変わるのかな」「勢いがなくなってしまうのかな」

日本語なら、自分らしく話せる。それと同じ流暢さを英語にも求めると、言葉がすぐに出ない自分に違和感を覚えます。その違和感が、不安や自信のなさにつながっていきます。

問題は、比較すること自体ではありません。流暢な人を参考にすることも、目標を持つこともできます。ただし、その基準を「ここまで話せなければ、話す価値がない」と受け止めると、短い英語を口にする最初の一歩まで難しくなってしまいます。

仕組み③: 使わない時間が長いほど錆びる

3つ目は、英語を使わない期間が長くなることで、話す感覚が鈍っていく仕組みです。

八幡さんは、自分たちの世代が受けてきた英語教育について、こう語っています。

「特に我々の年代の英語は受験のための英語でしたので、リスニングとかスピーキングは出来なかったですね。」

受験英語を通じて読み書きを学んでも、聞く・話す練習は十分に経験しないまま大人になる。その後も英語を使う機会がなければ、話す感覚は身につきにくいままです。

大和さんも、学生時代には話せていた英語が、社会人になってから出てこなくなったと振り返っています。能力が突然なくなったのではなく、話す機会が減り、口を動かす習慣が薄れていったのです。

毎日英語を使う人と、年に1、2回の海外出張でしか使わない人とでは、口を動かす頻度が異なります。知識として覚えている英語があっても、使わない期間が長ければ、必要なときにすぐ引き出すのが難しくなります。

ここで大切なのは、「すべて忘れてしまった」と決めつけないことです。以前に身につけた知識まで、すべて失われたわけではありません。もう一度、実際に声を出す機会を増やすことで、話す感覚を取り戻せる可能性があります。ただし、使わなかった期間が長いほど、慣れるまでには時間が必要です。

3つの仕組みがつながっている

ここまで紹介した3つの仕組みは、別々に起きるとは限りません。互いに影響し合い、話しにくさを強めることがあります。

英語を使わなくても困らない環境にいると、使わない期間が長くなります。長い間話していなければ、「以前より話せなくなったかもしれない」という不安も生まれます。その不安が、「間違えずに話さなければ」という完璧主義を強め、さらに英語を避けるようになるのです。

この流れを見ると、「話せなくなった」という状態を、個人の努力不足だけで説明できないことが分かります。環境、使わなかった時間、自分に求める基準が重なって起きています。

すべての仕組みに当てはめる必要はありません。どれか1つだけではなく、複数が同時に影響している場合もあります。

自分には、どの仕組みが最も強く働いているのか。どの部分に、いちばん心当たりがあるのか。それが分かれば、必要な対策も見えやすくなります。まずは、自分の「話せない」がどこから来ているのかを確かめてみましょう。

あなたはどのパターンに当てはまりますか?

仕組み①「話さなくてもいい環境にいる」

  • 英語を使わなくても仕事も旅行もなんとかなっている
  • 外国人に話しかけられたとき、日本語が通じる人を探してしまう

仕組み②「完璧さを求めている」

  • 「ペラペラ話せる人」と自分を比べて、差がありすぎると感じる
  • 間違えたら恥ずかしいと思って、話すのを避けたことがある

仕組み③「使わない期間が蓄積している」

  • 学生時代はもう少し英語ができた気がする

この3つの仕組みを変えるために、まずは一人で始められることがあります。一方で、相手がいなければ取り組みにくいこともあります。

自分でできること・自分では難しいこと

仕組みが分かったら、次は具体的な対策を考えていきましょう。ここでは、すぐに始められる3つの方法を紹介します。そのあとに、一人で取り組むことが難しい部分についても解説します。

できること①:耳を英語に慣らす

30代のCOOである大和さんは、英語が話せるようになってきた理由を、次のように話しています。

「普段から耳だけでも英語に慣れておこうと思って海外ドラマを英語で見たりとか、あとはもともとハワイ好きなのでハワイのラジオを聞いたりしています。」

特別な教材を使ったのではなく、海外ドラマやラジオを通じて、日常的に英語を聞いていました。

社会人になって「英語がパッと浮かばなくなった」のも、英語に触れる機会が減ってからだったそうです。英語がすぐに出てこないのは、覚えたことがすべて消えたからではありません。英語の音やリズムから遠ざかり、言葉を取り出しにくくなっている可能性もあります。

まずは、好きな海外ドラマやポッドキャストを1日15分だけ聞いてみてください。すべて聞き取ろうとしなくて大丈夫です。この段階の目的は、内容を完全に理解することではなく、英語の音やリズムに耳を慣らすことです。

続けていると、「これに意味があるのだろうか」と感じる時期が来るかもしれません。そのときは、やめるのではなく負担を軽くします。15分が長ければ10分にする。ドラマに飽きたら、好きなアーティストの動画に変える。大切なのは、短時間でも英語の音に触れる習慣を残すことです。

最初は分からなくて当然です。「今の表現は聞いたことがある」「少し意味が分かった」という瞬間が増えてきたら、耳が英語に慣れ始めています。

できること②:単語を使う場面ごとに増やす

40代で事務職の井高さんは、職場のスタッフから「アプリなどで単語を勉強してみたら」と勧められ、実際に勉強を始めました。しかし、その後にこう話しています。

「インプットがしっかりできたとしても口から英語が出てこない」

単語を覚えることと、会話の中で使えることは同じではありません。単語帳の順番で覚えただけでは、実際の会話でいつ使えばよいのか、すぐに判断できないことがあります。

そこで、単語を使う場面と結びつけて覚えます。たとえば「旅行で使う」と決めておけば、空港やホテルの様子を思い浮かべたときに、必要な言葉も引き出しやすくなります。

まずは、旅行、仕事、友人との雑談など、英語を使いたい場面を3つ選んでください。そのうえで、それぞれの場面で使いそうな単語を20個に絞ります。単語帳を広く覚えるのではなく、「次の海外出張でこの言葉を使う」と、実際の場面を思い浮かべながら覚えていきます。

「20個では足りない」と思うかもしれません。しかし、最初から多くの単語を覚えようとすると、どれも十分に使えないまま終わりがちです。まずは20個を実際に使える状態にして、不足を感じたときに次の単語を加えましょう。

覚える範囲を広げるより、使える言葉を少しずつ増やす。そのほうが、単語を会話につなげやすくなります。

できること③:英語で考える時間を作る

30代の不動産ディベロッパーの方は、仕事で英語を使う機会が少しずつ増えていました。数カ月後には、「英語で自然にコミュニケーションが取れるようになってきた」と実感したそうです。

英語を話すとき、多くの人はまず日本語で内容を考え、それを英語に訳そうとします。この手順があると、返答までに時間がかかります。さらに、適切な表現を探しているうちに、話すタイミングを逃してしまうこともあります。

英語で考える時間を日常の中に設けると、日本語から英語へ訳す手順を少しずつ減らせます。この方が自然に話せるようになったと感じたのも、レッスンでの雑談などを通して、英語のまま考えて返す機会を重ねたあとでした。

まずは毎日5分、身近なことを英語で考えてみてください。朝なら「今日の予定を英語で説明するなら」、通勤中なら「このニュースを同僚に英語で伝えるなら」と考えます。声を出せない場所では、頭の中で言葉を組み立てるだけでも構いません。

最初から英語だけで考えようとすると、途中で言葉に詰まります。日本語に戻ってしまっても失敗ではありません。分からない表現が見つかれば、その言葉だけあとで調べればよいのです。

昨日は一文も浮かばなかったけれど、今日は二文出てきた。そのくらいの変化で十分です。短い時間でも繰り返すことで、英語のまま考える感覚が少しずつ身についていきます。

独学の限界線

ここまで3つの方法を紹介してきました。ただし、独学だけでは補いにくい部分もあります。

井高さんは、過去の学習について「スピードラーニングのようなものを試してみたんですけどあまり効果がなくて、楽して英語を学ぶんじゃなくてしっかりと英会話スクールに通おうと決意しました」と振り返っています。

外資系製薬会社で働くM.Rさんも、「元々私は英語が苦手で、英語レベルも高くなかったので、マンツーマンなのが必須でした」と話しています。聞く、読むといった練習も、英語を身につけるうえでは欠かせません。ただし、それだけでは、相手の言葉を受けて、その場で返す練習にはなりにくいものです。

一人で話す練習をしても、発音が相手に伝わるか、表現がその場面に合っているかを、自分だけで判断するのは簡単ではありません。録音や音声認識を使って確認することはできますが、なぜ伝わらなかったのか、どこを直せばよいのかまでは分からないことがあります。

独学で不足しやすいのは、英語を返してくれる「相手」と、改善点を示す「フィードバック」です。実際のやり取りでは、相手の反応を見ることで、自分の英語が伝わったか、どこで言葉に詰まったかが分かります。

M.Rさんが「マンツーマンなのが必須でした」と語った理由も、ここにあります。相手の言葉を受けて返す。詰まったところを指摘してもらう。もう一度、自分の言葉で話してみる。こうしたやり取りを繰り返すことで、知っている英語を会話の中で使えるようになっていきます。

井高さんが聞き流す教材から英会話スクールへ切り替えたのも、必要だったのが新しい知識だけではなく、実際に言葉を交わしながら練習できる環境だったからです。

話す機会を持った人の記録

この章では、「話す場面」を日常に組み込んだことで変わった3人の記録を見ます。共通しているのは、大きな決意ではなく、小さな習慣を持ったこと。

大和さん——話す場面を週1で持った記録

COOとして働く大和さんには、「話せない」と感じていた時期がありました。学生時代の話です。

「学生時代は海外に行くことも多かったので結構英語を話せていたんですけど、社会人になって海外に行く機会が減って、いざ海外に行った時に英語がパッと浮かばなくなってしまったんです」

働き始めると、英語を使う場面が減ります。日本にいれば、わざわざ英語を話す必要がない。その状態が続くと、能力が落ちるのではなく、口から出すことが静かにできなくなっていきます。大和さんもその一人でした。転機は、その状態に気づいたことでした。

「英語を話す機会を日常的に作らないと忘れちゃうなと思って」

週1回のレッスンを始めました。その時間、大和さんは上達を目指すための勉強ではなく、講師との雑談をしていたのです。「今日もミランダ・カーの話で盛り上がりました」。1回のレッスンの半分は、こうした日常の会話で埋まっていました。

1年が過ぎると、変化が見えました。

「最近、1人でハワイに行った時に『あ、喋れるようになってる』っていうのは実感としてすごくあります。店員さんと英語でちょっとした会話をしたりとか、あとは帰りの飛行機で母国語が英語ではない人と隣になってお互い拙い英語なんですけどずっと喋って帰ってきました」

「話せるようになった」ではなく、「話せるようになってきている」。その感覚が大事です。ハワイの店員さんとの会話は完璧ではないし、飛行機で隣の乗客と交わした英語は「拙い英語」ですが、それでも相手に通じれば、会話は続くのです。また、大和さんは次のように語っています。

「勉強というよりかは、一つのライフスタイルとして英語を身に付けたい方にはすごくおすすめです」

「勉強」ではなく「ライフスタイル」。この言葉の中に、場面を持つことの本質があります。週1回のレッスンを「勉強の時間」だと思えば、終わったら終わりです。でも、生活の一部として組み込めば、その時間は自分の人生の一部になる。毎週同じ講師と会って、同じように雑談をする。その繰り返しが、口の動きを鈍らせません。

30代・不動産ディベロッパーの記録

学生時代、この方も「話せない」状態から始まりました。

「大学や高校で習った必要最低限の英語レベルだったので先生が話している英語が全く理解できず、簡単な英単語すらもすぐには話せないような状態でした」

基礎がないから相手が何を言っているのかも分からず、話そうにも言葉が出ない状態でした。1年が経ちました。

「今では、レッスンの冒頭に10~20分程度英語で雑談しているときもあるくらい、英語で自然にコミュニケーションが取れるようになってきたなと実感しています。」

この方も大和さんと同じ。レッスンの時間が増えるにつれ、英語で考える時間も増え、話す量が増えていきました。これこそが記事全体の核心です。

「結局、どれだけ英語を話す機会をつくり、アウトプットの量を増やすかが英語力を向上させる鍵だと思います」

勉強の質ではなく、場面の量が変化を生むということです。10分の雑談でいい、20分の会話でいい——その繰り返しが、口から出せる状態を取り戻します。この方の変化は、その事実を教えてくれます。

30代・外食事業経営管理の記録

次は、英語を話す場を自ら作り成長した方の記録です。

30代の外食事業経営管理の方は、転職を決めたとき、入社までの限られた時間を使って英語を上達させたいと考えました。

「入社前に少しでも英語を上達させるため、集中して英語を学べる環境を作ろうと思い、3週間ミライズ留学でのフィリピン留学を決めました」

大和さんや不動産ディベロッパーの方が週1回のレッスンで英語を話す機会を作ったのに対し、この方は3週間、毎日英語に触れる環境を自分で用意しました。転職という期限決まっていたからこそ、場を作る決断が英語力を上達させる後押ししたケースです。

週1回でも、3週間でも、英語を話す場面を日常の中に(あるいは集中的に)組み込むこと。それが、すべてを変えます。

共通点

大和さんも、不動産ディベロッパーの方も、外食事業経営管理の方も、同じ構造の中にいます。「話せない」という状態から抜け出すために、週1回のレッスン、3週間の留学など、「積極的に英語が話せる環境を作ること」を選んだだけです。

その小さな習慣が、1年後には「あ、喋れるようになってる」という実感に変わる。それが、この3人の記録が教えてくれることです。

「知っている英語」を、話せる英語に。シャベリッシュの無料カウンセリングでは、スピーキングの現在地診断と、期日から逆算した学習プランをお持ち帰りいただけます。無料カウンセリングを予約する

「まだまだ」と言いながら、確かに変わった人たち

全員に共通しているのは、「ペラペラになった」とは誰も言わないこと。でも、「話せない」とも、もう言わないこと。

八幡さん——通訳頼みの仕事から「億劫じゃなくなった」へ

八幡さんの英語は、受験英語で止まっていました。国際的な仕事の現場では、通訳に頼らなければ会話が成り立たない。常に誰かの力を借りなければならなかったのです。話す練習の機会も、聞く力も、その時にはもうないと思っていました。人生の大半をそのまま過ごしていたのですが、ミライズで学び始めると、変化が現れます。「英語を話すことが億劫じゃなくなりました。相手の言っていることがなんとなくわかるようになって、ある程度コミュニケーションが取れるようになりました」。68歳で、新しい能力を手にしました。年齢が理由にならないことを証明する、一人の正直な記録です。

M.Rさん——「3ヶ月のつもり」が1年半続いている

外資系製薬会社で働くM.Rさんも、学生時代からの苦手意識を抱え続けていました。「元々私は英語が苦手で、英語レベルも高くなかったです」。その負い目をそのまま大人になっても抱えている状態です。ミライズに通い始めるときも実は半信半疑で、最初の心持ちは気軽なものでした。しかし、その後の行動が全く変わります。「とりあえず3ヶ月通ってみて合わなかったら辞めればいいかな」くらいに思ってスタートしましたが、気付いたら1年半以上経っています 笑。苦手だと自認していた人が、ずっと続けているのです。1年半以上、通い続ける。この事実ほど、ミライズという場所の「始めやすさ」と「続きやすさ」を物語るものはありません。

40代・旅行代理店勤務——仕事の本番で「伝えたい事がスムーズに伝えられる」

旅行代理店に勤める40代の方は、仕事の現場で英語が必要になりました。企画段階から、実際に海外でお客さんと向き合う現場へと環境が変わったのです。その時点で、英語は逃げられない選択肢ではなく、仕事の道具になったのです。その環境で、この方は「海外のお客さんと話す機会があるので、自分の伝えたい事がスムーズに伝えられます」と話します。完璧な英語も、複雑な文法も要りません。相手に伝わること。その仕事の現場で、この方はちゃんと英語を使い始めています。

40代・IT系ベンチャー勤務——次の場面は「英語での講演」

IT系ベンチャー企業の40代の方は、大手の英会話スクールで2年間学んだ後、ミライズに移ってきました。今、この方の視野には次の場面が広がっています。「100~200人の前で製品の使い方の講演をする機会があるので、今後英語でも講演する機会が増えていくと思うので挑戦していきたいです」。話せるようになることが目的ではなく、大人数の前での講演という具体的な場面が、この方の英語を引っ張っています。

向田さん——「全く話せない不安」から苦手意識の解除へ

ピラティスインストラクターの向田さんは、最初「英語が全く話せないので最初は不安」でした。インストラクターとしての仕事の中で、外国人の生徒さんとのやり取りが必要になったからです。その不安は、ミライズを通じて「英語を話す上での苦手意識を取り除くことができました」に変わりました。今は外国人の生徒さんとのコミュニケーションの幅が広がり、その仕事の選択肢も増えている状態です。

年代は20代から60代まで。職種も、放送関係、製薬、旅行、IT、フィットネス業と異なります。業界も背景も全く違う5人が、共通して語ること。それは「ペラペラになった」のではなく、「話すことが億劫でなくなった」「伝えたい事が伝えられるようになった」「苦手意識が減った」という、ごく素直な変化の記録です。

「話せない」と「話していない」は、実は違うのです。これから始める人も、すでに始めている人も、その違いを自分の中で感じ取ることが、最初の一歩になります。

まとめ——「話せない」と「話していない」は違う

「英語が話せない」と感じる背景には、英語力だけでなく、話す機会の少なさが関係していることもあります。使わなくても困らない日常、間違いを避けようとする意識、長いブランク。こうした要因が重なることで、知っている英語まで口から出にくくなっていきます。

耳を英語に慣らす、使う場面と結びつけて単語を覚える、英語で考える時間をつくる。これらは一人でも始められます。ただし、実際の会話に必要な「相手の言葉に反応すること」や「自分の英語が伝わるか確かめること」は、独学だけでは補いにくい部分です。

体験談に登場した人たちも、最初から自信があったわけではありません。週1回のレッスンや短期留学など、自分に合った形で英語を話す機会をつくり、少しずつ「話せない」状態から抜け出していきました。

目指すのは、いきなりペラペラになることではありません。まずは英語を口にする機会を持ち、「まだまだだけれど、前より話せる」と感じられる状態へ進むこと。その積み重ねが、「話していない」を「話せるようになってきた」に変えていきます。

この記事をシェア

RELATED

スピーキングの関連記事

まずは無料カウンセリング