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英語の独学に限界を感じたら|やめる前に確かめたい4つの原因

コーチング

参考書を1冊終え、アプリも毎日開いている。半年続けているのに、英語が伸びている手応えがない。このまま続けてよいのかも分からない——そんな経験はないでしょうか。

このとき、すぐに「独学では無理だ」と決める必要はありません。覚えられないのか、続けられないのか、それとも自分の英語が合っているか判断できないのか。問題によって、必要な対処は異なります。

「英語 独学 限界」と検索すると、独学の限界を示すサインが数多く出てきます。しかし、限界と感じる理由が整理されないまま、すべてをスクールで解決する話になりがちです。

自営業の古庄さんは、受講を決めた理由をこう話しています。

自分の発音が本当に合っているのかが分からず、独学の限界を感じたからです。

医師の吉田さんも、自分だけでは気づけなかった課題があったと話しています。

自分が言語化できていなかった苦手部分をプロの講師に教えてもらったおかげで声の出し方から根本的に違うということに気づけたのはとても大きかったです。

お二人が限界を感じたのは、学習する意欲や時間が足りなかったからではありません。自分の出した英語を、自分では正しく判定できなかったことが共通しています。

いずれもミライズの受講者です。公式サイトでは200件以上の体験談を本人の言葉のまま公開しています。この記事では、独学に限界を感じる理由を4つに分け、自分で解決できるものと、他者の力を借りたほうがよいものを整理します。

独学がいちばん多い。効果を感じられなかった手段も独学だった

独学で伸び悩む人は、少数派ではありません。まずは、多くの人がどのような方法で英語を学び、どこでつまずいているのかを見てみましょう。

スキルアップ研究所の「英語学習に関する実態調査」(n=500、2024年5月)によると、英語の学習方法は次の順でした。

学習方法割合
アプリ利用22.0%
自習用教科書・ワークブック21.8%
語学学校・対面授業16.0%
オンライン英会話15.8%

アプリと自習用教材を合わせると43.8%で、独学に当たる方法が上位を占めています。

同じ調査で「つまずいてしまった・レベルが上がらなかった」と答えた人は36.4%でした。そして、あまり学習効果を実感できなかった学習手段の上位2つが、自習用教科書・ワークブックとアプリでした。

多くの人が選んでいる方法である一方、効果を実感できなかった方法としても挙がっています。独学で伸び悩む人が特別に努力不足なわけではないことが分かります。

一方、同じ調査で「効果的だった」と挙げられた手段の最多は「英語話者との会話練習」でした。教材やアプリと会話練習の大きな違いは、自分の英語に対する反応が返ってくるかどうかです。

例えば、アプリで単語を1,000語覚えた人と、同じ1,000語を会話で使った人がいたとします。覚えた語数は同じでも、後者は「意図した意味で通じたか」を確認できます。独学では得にくいのは、この判定です。

同じ調査には、つまずいた人の傾向も出ています。学習を始めた理由として「個人的な興味や趣味」を挙げた人が22.1%で最多でした。期限も、使う場面も、外からの評価もない状態で始めているということです。

これは、趣味で始めると続かないという意味ではありません。ただ、英語を実際に使う場面がなければ、自分の英語が通じるかを確かめる機会も生まれません。例えば、仕事で英語を使う人なら、会議で聞き返されることが一つの判定になります。一人で学んでいると、その機会がありません。

ここまでの結果だけで、独学そのものに効果がないとは言えません。同じ調査で、英語学習に必要な要素を尋ねた結果を見ると、独学で何が不足しやすいのかが分かります。

足りないのは1つだけ。自分の出力を自分で採点していること

同じ調査では、英語学習に必要な要素の1位が「英語実践の機会」で約3割、2位が「定期的なフィードバックと指導を受ける機会」でした。

独学に含まれていないのは、この2つ目です。

単語や文法を覚えること、学習する時間を決めること、分からない内容を調べることは、一人でもできます。一方、自分が出した音や文が適切かを、自分だけで判定することには限界があります。

正しいと思って繰り返している音は、自分では違和感を持ちにくくなります。そのため、半年練習を続けても、最初のズレに気づけないことがあります。これは意志や努力の問題ではなく、判定する人が自分しかいないことによって起こります。

吉田さんは、思い込んだまま続けていた例を挙げています。

特に「R」の発音についてはずっと「舌を巻こう」と意識していたのですが、先生から「舌は口の中で上あごにつかない程度に持ち上げる」くらいで良いと説明を受け、最初は「そんなまさか」と思いましたね(笑)

吉田さんは、間違った方法で練習していたのではなく、自分の音に合わせた調整ができていませんでした。知識があっても、実際の音を聞いた人から反応がなければ、修正すべき箇所を特定できません。

採点者がいても、機能していないことがある

イギリス駐在を控えていたN.Fさんは、人がいても採点されない状態を経験しています。

普通のオンライン英会話だと会話の流れ重視で、発音を間違っていても指摘されず流されてしまい、いつまでたっても発音が改善されないことが悩みでした。

この体験談から分かるのは、会話の相手がいるだけでは十分ではないことです。会話が成立していても、改善すべき点を具体的に指摘されなければ、同じズレを練習し続ける可能性があります。

シャベリッシュのプログラムは、この一点を先に置いています。受講の初日に発音診断テストがあり、71項目のチェックリストで、どの音が再現できていないかを1つずつ出します。

テストで見つかった項目のうち、優先度の高いものだけが個人のカリキュラムに反映されます。先に課題を特定し、練習する範囲を絞る順番です。卒業時に同じテストを受けることで、受講前後の変化も確認できます。

独学の限界を感じてから変わった人たち

では、自分だけで判定する状態をやめたとき、学習はどのように変わるのでしょうか。実際の受講者の体験を見ていきます。

古庄さんは、独学の量が足りなかったわけではありません。

もともと英語を勉強するのに抵抗はなく、発音は社会人としてフルタイムで働きながら、半年間ほど本やYouTubeで勉強していました。

古庄さんは、働きながら半年も独学を続けていました。足りなかったのは練習量ではなく、その発音が合っているかを確認する機会です。指摘を受ける形に変えた後の変化を、次のように話しています。

実際にうまく発音できていない音を指摘してもらったり、今までとは違うアプローチで矯正してくださったりしたので、自分でもびっくりするくらい2か月で発音改善ができました。

吉田さんの場合は、自分では苦手な箇所を言葉にできていませんでした。課題を特定できていなければ、何を調べ、どのように練習すればよいかも決められません。

N.Fさんの場合は、期限が背中を押しています。

それからずっと発音を矯正したいと考えていたのですが、本気でやらないといけないと思ったきっかけは、仕事の関係で来年からイギリスに数年間の駐在が決まったからです。

発音を改善したいと思いながらも、練習方法を変える明確なきっかけがありませんでした。駐在という期限ができたことで、判定を外に求める決断につながっています。

発音学習を終えたY.Nさんは、同じ状態にいる人を名指ししています。

私のように受験勉強はしてきたけれど英語を話すことに抵抗がある方 リスニングに自信のない方、特に発音学習において1人で勉強しているけれど挫折した経験のある方に受講してほしいプログラムです。

吉田さんは、判定が出たあとに何をしたかも話しています。

実際に英語を話すときは単語ではなく文章なので、苦手な音だけではなく今まで学んできたものを含めてリズム良く発音できるように毎日復習しました。

結果、最初は苦手だった「th」の音もトレーナーの方に褒めていただけるようになり、卒業前に受けたbefore/afterテストでも全体的に大きく点数を伸ばすことができました。

ここで注目したいのは、毎日復習したのは吉田さん自身だという点です。外に求めたのは、苦手な箇所の判定と、練習後の確認でした。日々の練習まで手放したわけではありません。

これらの体験談に共通しているのは、独学をすべてやめたのではなく、自分だけではできなかった判定の部分だけを外に出したことです。

限界と感じた中身は、4つに分かれる

ここまでの話を、自分の状況に置き換えてみましょう。「独学の限界」と感じている状態は、大きく次の4つに分けられます。

限界と感じている中身独学で解けるか次にやること
① 覚えられない○ 解ける覚え方を変える
② 続かない○ 解ける回数を先に決める
③ 合っているか分からない× 解けない外に出す
④ 何をやればいいか分からない△ 解けるが遠回りになる順番を決める

①②④は、独学を続けながら改善できる余地があります。③だけは、自分以外の人や仕組みから判定を得る必要があります。

見分けるときは、上から順に確かめると整理しやすくなります。まず、学んだ内容を必要なときに思い出せるか。思い出せないなら①です。次に、予定した学習に取り組めているか。取り組めていないなら②です。どちらもできているのに前進している感覚がなければ、③か④を疑います。

③と④を分けるのは、次に取り組む内容が決まっているかどうかです。やることは決まっているのに、正しくできているか分からないなら③。そもそも何から始めるべきか決まっていないなら④です。

例えば①なら、IT系企業に勤める田中さんが挙げているのは、覚える対象のほうの問題です。

英語学習の参考書に載っている表現でも、実際にどのような場面で使うかわからないことが多いですけど、レッスンの中で実際に聞けるのでありがたいです。

覚えられないときは、表現を使う場面と結びつけるなど、覚え方を変える余地があります。東京駅八重洲校に通うも、レッスン以外の時間に自分で学習しています。

ですので、今はマンツーマンレッスン以外でも、ミライズ英会話 東京駅八重洲校の日本人スタッフの方に教えていただいたアプリやキクタンなどを使って単語の勉強をしています。

単語や文法は、教材やアプリを使い、一人で積み重ねやすい領域です。

②の「続かない」は、意志の強さだけで解決しようとせず、学習の回数や時間を先に決めます。週に何回取り組むかをカレンダーへ入れておけば、毎回「今日はやるか」を考えずに済みます。判断の回数を減らすことで、学習を始めやすくなります。

④の「何をやればいいか分からない」も、目的から逆算して学ぶ順番を決めれば、自分で進められます。ただし、順番を決めるところで迷い続ける場合は、最初の学習設計だけ誰かに相談する方法もあります。

③だけを外に出す。残り3つは独学のままでいい

③が他の3つと違うのは、自分のなかだけで答え合わせを完結しにくい点です。

①②④は、覚え方や学習の仕組み、取り組む順番を変えることで改善できます。必要に応じて最初だけ助言を受けても、その後の学習は自分で進められます。

一方、③には、自分の英語を聞き、判定してくれる相手が必要です。自分だけで確認していると、同じ癖を残したまま練習を重ねてしまうことがあります。

ただし、学習のすべてを外に任せる必要はありません。単語や文法、音読はこれまでどおり自分で続け、「合っているかどうかの判定」だけを外に出すという組み方ができます。

シャベリッシュのプログラムも、この形になっています。測る、弱いところを見つける、そこだけ練習する、また測る。全員に同じ内容を渡しているわけではなく、何を練習するかは診断の結果で変わります。

では、外に出すと何が返ってくるのかというと、井上さんの言い方が具体的でした。

実際のレッスンではセブの先生が発音の構造部分を教えてくれて、面談の時間には日本人トレーナーが何がダメだったかを的確に指摘してくれるので、「自分はrの音が下手なんだな」とか、自分の苦手なところが明確にどこかがわかるんですね。

「自分はrの音が苦手」と課題を絞れれば、練習すべき場所が明確になります。判定を受けることで、漠然と英語全体をやり直すのではなく、必要な箇所に時間を使えるようになります。

例えば、単語帳を続けながら、発音の判定だけを受ける。そういう組み方で構いません。

外から判定を受ける時間と、自分で練習する時間は役割が異なります。判定で課題を見つけたら、その箇所を自分で繰り返し練習し、次の判定で変化を確かめます。指導を受ける回数を増やすことより、指摘された内容を日々の学習に反映できるかが重要です。

明日から、どう確かめるか

まずは1回、自分の発音を自分以外の方法で確かめてみましょう。1回で上達することが目的ではなく、これまで自分だけで行っていた答え合わせに、別の視点を加えるためです。

やり方は次の3つです。

  1. 録音して、第三者に聞いてもらう。英語が得意な同僚でも構いません
  2. 音声認識に通す。意図した単語に文字起こしされるかを見ます
  3. 発音を指導できる人に見てもらう。具体的な修正点まで聞きます

方法によって分かる範囲は異なりますが、いずれも自分だけで聞くより多くの手がかりを得られます。

最初の確認なら、録音や音声認識から始めても構いません。ただし、なぜ伝わらなかったのか、口や舌をどう動かせばよいのかまで知りたい場合は、発音を指導できる人から具体的なフィードバックを受ける必要があります。

音声認識で意図と違う単語に変換された場合は、発音を見直す一つのきっかけになります。ただし、端末や周囲の音にも左右されるため、それだけで発音の良し悪しを断定することはできません。第三者に聞いてもらう場合も、「どの単語が聞き取りにくかったか」を尋ねると、次に確認する箇所を絞れます。

経理として働く市川さんは、指摘の質のほうを挙げています。

いい意味でシビアに(笑)発音を指摘してくれるのが有難いです!

③を解決するには、会話を続けるだけでなく、改善点を具体的に伝えてくれる相手を選ぶことが大切です。

N.Fさんが受講先を決めたのも、そこでした。

しかし無料カウンセリングを受けた際にここまで自分の苦手にフォーカスして、厳しくフィードバックをくれるのはハツオンしかない、と思ったのが理由の一つです。

N.Fさんは、カウンセリングの段階で、自分の苦手な点に対する具体的なフィードバックを受けられるかを確かめています。受講先を選ぶときは、会話の量だけでなく、課題をどこまで明確にしてもらえるかも確認材料になります。

判定を受けたら、指摘された箇所をこれまでの独学に加えます。学習方法をすべて変えるのではなく、必要な練習だけを足す考え方です。

もし「思っていたよりできていた」と分かれば、それも収穫です。伸び悩みの原因が発音の正誤ではなく、覚え方や継続の仕組み、学習の順番にあると考え直せます。原因が分かれば、独学のどこを変えるべきかも見えやすくなります。

まとめ|独学をやめる必要はない。外に出すのは1つだけ

英語学習では、アプリや参考書を使った独学が広く選ばれています。一方で、効果を実感できなかった方法としても挙げられていました。ここから分かるのは、独学そのものが悪いのではなく、学んだ英語を使い、フィードバックを受ける機会が不足しやすいということです。

独学の限界と感じる理由は、「覚えられない」「続かない」「合っているか分からない」「何をやればいいか分からない」の4つに分けられます。このうち、覚え方・継続の仕組み・学習の順番は、独学を続けながら見直せます。

自分のなかだけで解決しにくいのが、「合っているか分からない」という問題です。自分では正しいと思っている音ほど、修正すべき点に気づきにくくなります。吉田さんが「舌を巻こう」と意識し続けていたように、知識があっても、自分の音に合わせた調整には外からのフィードバックが役立ちます。

だから、独学をすべてやめる必要はありません。これまでの学習を続けながら、合っているかどうかの判定だけを外に出します。まずは短い英文を録音し、自分以外の人に聞いてもらうところから始めてみてください。

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