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英語はもう遅いのか|50年ぶり・60歳・68歳から始めた人がしたこと

コーチング

学生時代にはそれなりにやった。それきり、何年も英語から離れている。ところが仕事で英語を使う場面が出てきて、調べ始めた途端に手が止まる。「この歳から始めて、いまさら間に合うのか」。そんな経験はないでしょうか。

「英語 もう遅い」と検索すると、「遅くありません」という励ましが並びます。ただ、知りたいのは励ましではないはずです。実際に遅いと思いながら始めた人がどうなったのか。自分より年上の人はいるのか。そこが知りたいのではないでしょうか。

ミライズの体験談に、その答えがあります。娘の会計事務所で電話番などの総務をしているは、英語に触れるのが「学生時代に勉強したのが最後なので、50年以来とかですかね」という状態から学び直しました。建設会社で一級建築士として建築設計をしてきた余部さんは、定年を迎える年に、有給を使って始めています。総合不動産会社でマンション開発を担当していた牧さんは、行政や設計者との打ち合わせに追われながら、「次に気が付いたときは定年くらいの年齢になっているのではないか」と焦っていました。

いずれも英語コーチングスクール・ミライズの受講者です。公式サイトでは200件以上の体験談を、本人の言葉のまま公開しています。この記事では、「もう遅い」の中身を3つに分け、それぞれが実際に何をしたかと、年齢で本当に変わる2つの条件をお伝えします。

「もう遅い」の中身は、3つに分かれる

同じ「もう遅い」でも、止まっている理由は人によって違います。体験談を並べると、3つに分かれました。

あなたの「もう遅い」中身体験談での例
① ブランクが長い学生時代以来、何年も英語に触れていない英語に触れるのが50年ぶりだった方
② 年齢そのものこの歳から始めても、という気持ち60歳の定年前に留学した余部さん
③ 気づいたら時間が過ぎた忙しさに紛れて、何年も先送りしてきた定年までの時間に焦った牧さん

自分がどれか決めてから、先を読んでください。 始める場所が違います。

  • ①なら、中学英語のどこから怪しいかを確かめるところから
  • ②なら、同年代が集まる学び場を探すところから
  • ③なら、動かせない日付を1つ決めるところから

2年通っている方が、いまも「年齢が年齢なので」と言う

3つに共通していることがあります。迷いが消えるのを待たずに始めている点です。

大使館の近くの病院に勤める看護師の方がいます。通い始めたきっかけは、勤務先の方針でした。

2020年のオリンピック開催に向けて、私の働いている病院が外国人患者を積極的に受け入れる病院に指定されました。

そのためオリンピックの時に多数の外国人の患者さんが来ることが予想され、このままの英語力ではまずいと思っていました。

そこから2年間、レッスンに通い続けています。ただし、通い方は計画的ではありません。

終業時間が読めないので、レッスンは仕事が休みの日に入れています。忙しくて予定が立てられないので、来られるときに2コマ続けて受けています。予約もいつも直前です。

例えば取材の日は、2コマ続けてTOEIC対策をしていました。4日後に試験があり、当時のスコアは600点台。目標は700点でした。

その同じ方が、将来やりたいことを聞かれて、こう答えています。

理想は英語を使って海外で働く事ですが、年齢が年齢なので難しいかもしれません。

2年間通い続けている方が、いまも「年齢が年齢なので」と言っています。

迷いは消えていません。消えないまま2年が経ち、そのあいだに変わったのは周囲の反応のほうでした。

特に英語の発音が良くなったね!と言われました。

数の面でも、学び直しは珍しい行動ではありません。

一般社団法人海外留学協議会(JAOS)の日本人留学生数調査2023(加盟40社・2023年)によると、1年間の留学生数は66,007人でした。

オフライン留学はコロナ前の2019年比83%まで戻り、前の年からは218%に増えています。

この66,007人は、日本人の留学者全体ではありません。 JAOS加盟40社を通じた人数なので、実際はこれより多くなります。

うち73.8%が3ヶ月未満の語学留学です。仕事を続けながら、短期で行く形が中心ということです。

では、3つのそれぞれで何が起きているのか。順に見ていきます。

① ブランクが長い人は、中学の文法まで戻ってから積み直している

ブランクが50年あっても、レッスンは成立しています。

冒頭の、会計事務所で総務をしている方です。英語の学習歴を聞かれて、こう答えています。

全く初めてです。英語を勉強してきたこともないです。

英語に触れるのは、近所の教会の伝道師と道で挨拶を交わすくらい。では、その状態はいつから続いていたのか。

学生時代に勉強したのが最後なので、50年以来とかですかね。そういうブランクがある人ってあんまりいないんじゃないかなって(笑)。

では、その状態でレッスンはどう進んだのか。本人がそのまま話しています。

私は主婦で、英語を聞いていても、ただ音を聞いているだけでした。レッスンでは先生が話していることが全く分からなくて、そうするとパソコンで文章を打ってくれます。そうすると、なんとなく分かるので、そこからまた話して。その繰り返しだったので、先生は大変だったかもしれません(笑)。

言葉が出てこないときは、先生の側も話し方を変えていました。

何回も言葉に詰まって、先生もなんとか理解しようとしてくれて。言葉を覚えたての1~2歳の子供と話すように話してくれるんです。

先生が、言えなかった文をパソコンで打って見せる。それを見て、また話す。

この繰り返しで1週間が進んでいます。「全く分からない」状態でも、進め方は用意されていました。

準備してから行こうとすると、たいてい間に合わない

この方は、行く前に自分で勉強しておこうとしていました。結果はこうです。

来る前に英語の教材を使って勉強してから行こうとしていましたが、忙しくて結局全部読み終わらないまま来てしまいました。

教材を最後まで読み終えるのを待っていたら、この1週間は来ていません。

「準備ができてから」を条件にすると、忙しい人ほど順番が来ません。

やり直す場所は、中学の文法

ブランクが長い場合、戻る場所は共通しています。

子どもの夏休みに合わせて親子でセブ島留学に参加したは、こう振り返っています。

長い間英語から離れていて、文法の基礎的なところからやり直しました。私が結構めちゃくちゃなこと喋ったりとかして、でもその都度先生が言い直してくれて。

自分で話す。間違える。その場で先生が言い直す。中学レベルの文法は、参考書を読み直すより、間違えて直される回数で戻ってきます。

同じ体験談には、聞き取りの変化もそのまま書かれています。

聞き取りには常に必死で、聞き逃さないように集中しないともうわからなくなるので、一、二日目くらいまではすごい疲れてたんですけど。今はバーって喋られても疲れず聞けるようになりました。ただ出る言葉は少ないんですけど。

疲れずに聞けるようになるのが先で、話せるようになるのは後です。「ただ出る言葉は少ないんですけど」まで含めて、これが数日で起きる変化の実際の姿です。

①に当てはまる人が最初に決めるのは、何年空いたかではありません。

例えば「昨日、私はそれを買いませんでした」を英語で書いてみてください。手が止まるなら、過去形か否定文のどちらか、あるいは両方が抜けています。そこが戻る場所です。

② 年齢が気になる人は、同年代が集まる学び場を選んで解決している

②で不安の中身になっていたのは、年齢そのものではありませんでした。 まわりが自分の子どもと同じ年代であることです。

定年を迎える年に留学した、冒頭の余部さんを見ます。定年後も一級建築士として働き続けるつもりでいた方です。

今年の5月で定年を迎えますが、これまでは建設会社で一級建築士として建築設計の仕事に携わっておりました。

もともと英語は苦手でした。避け方まで具体的です。

もともと英語はとても苦手でした。外人さんが近くに来られると話しかけられないように、避けるくらいでした。

きっかけは仕事です。外資系のクライアントと関わる機会があり、今後の打ち合わせで英語が必要になるかもしれないと考えて、勉強を始めました。

そして、定年前の有給を使いました。

そこで、定年を迎えるにあたり有給を消化する機会を得て、留学をしようと思いました。

ただ、最初から前向きだったわけではありません。

私も正直初めは、「この歳で留学なんて…」と思っていました。

不安の中身も、はっきり語られています。

やはり私ももう60歳になるので、学生の方たちが大勢いる中で留学生活を送ることに対して不安を感じました。例えマンツーマンレッスンだとしても、他の生徒さんと関わる機会は多くあり、かつ自分の子供くらいの年齢の方たちとの共同生活では、馴染めず浮いてしまうと思いました。

「60歳だから学べない」とは言っていません。 心配しているのは学習能力ではなく、レッスン以外の時間です。

例えばレッスンはマンツーマンでも、食事や寮は共同になります。そこで自分の子どもと同じ年代の人たちと過ごすことを、余部さんは不安に思っていました。

だから、社会人だけが集まる学校を選びました。結果はこうです。

やはり社会人の方々の中でも私の年齢ですと年長者となりましたが、ミライズ留学の生徒さんは、皆さん落ち着いていらっしゃるというか、留学に真剣でしたので、心配していたことをセブ島留学中に感じることはありませんでした。

年長者であることは変わっていません。変わったのは、まわりが学生ではなくなったことだけです。

68歳で、引退後の仕事のために通っている方もいる

学び直しは、現役で働いている人だけのものでもありません。

放送関係の会社に40年勤めて引退したは、いま2つの会社でアドバイザーをしています。

今68歳ですが、もともと働いていた放送関係の会社を引退して、現在は全く別の2つの会社でアドバイザー的な仕事でお世話になっています。最初の会社には40年ぐらい勤めていました。

現役時代も海外出張はありました。ただし、英語は使っていません。

特に我々の年代の英語は受験のための英語でしたのでリスニングとかスピーキングは出来なかったですね。通訳さんなどにお願いして仕事をしていました。

40年間、英語を通訳に任せてきた方が、68歳で自分で話す練習を始めています。 理由は、いま関わっている2社のうち1社に海外出張があるからです。

1年通った時点の変化は、控えめに語られています。

ミライズ英会話に通いはじめて1年近くになりますが、スムーズに話せるわけではないですけど、気楽に英語が口をついて出るようになりましたね。

②に当てはまる人が確認するのは、自分の年齢ではありません。 その教室や学校に、自分と同じ年代がいるかどうかです。同年代がいれば、余部さんが心配していたことは最初から起きません。

③ 先送りしてきた人は、動かせない日付を自分で作っている

③がいちばん動きにくいのは、始める理由が外から来ないからです。

①②の人には、勤務先の方針や取引先の予定という締め切りがありました。③にはそれがありません。

都市開発の仕事をしていた牧さんの場合、動いた理由は焦りでした。マンション開発を担当し、行政や設計者、工事関係者との打ち合わせに追われる日々を送っていました。

若い内しかできない、の若さを失う前に世界を見たいという思いがありました。社会人になり日々の業務や遊びなどに忙殺される中で、次に気が付いたときは定年くらいの年齢になっているのではないかという不安や焦りがありました。

英語の勉強は、それまでほとんどしていませんでした。

正直なところ、今まで英語の勉強をしたことがありませんでした。大学まで運動部に所属しておりましたので机に向かった記憶がありません(笑)。

準備が整ったから動いたのではありません。 机に向かった記憶がない状態のまま、社会人専門というコンセプトを聞いて「その場で申し込みました」と本人が振り返っています。

締め切りが来ないなら、日付のほうを先に置く

①②の人には、締め切りが外から来ていました。

看護師の方は、勤務先が外国人患者の受け入れ病院に指定されました。余部さんは、外資系クライアントとの打ち合わせが見えていました。どちらも「いつまでに」が向こうから来ています。

③に当てはまる人には、それが来ません。だから、先に日付を決めます。

例えば、11月の3連休。来年4月の異動。子どもの入学式。何でも構いません。あとから動かせない日付にくっつけると、先送りができなくなります。

牧さんの場合は「若さを失う前に」という、自分で決めた区切りでした。

3人に起きた変化は「ペラペラになった」ではなかった

①②③のどれから始めても、本人たちが語っている変化は、想像より控えめです。

牧さんの場合は、単語を並べるだけだった状態から、文をつくれる状態に変わりました。

英語で話すことへの抵抗が無くなったことが非常に大きいと思います。元々バックパッカーなどもやっておりボディランゲージには自信があったのですが、英文が作れず英単語を連呼しているだけでした。今回のセブ島留学で英文法や英語の言い回しを教えて頂き、コミュニケーションの円滑さに驚いています。

「ペラペラになった」とは言っていません。 英単語を連呼していたのが、英文になった。それだけです。

変化が出る場面も、具体的に挙げています。

今までは日本で外国の方に道を聞かれるたびにそわそわしていましたが、これからは胸を張って英語でご案内したいと思います。

例えば、駅で外国人に道を聞かれる。以前は目をそらしていたのが、答えようとする。牧さんが挙げたのは、この大きさの変化です。

昔できたことが戻ってくる、という言い方をする方もいる

銀行で金融商品の営業をしている方は、変化を取り戻しとして語っています。

ハワイ大学を卒業後そのまま帰国し、10年以上日本で働いてきた方です。

ハワイから帰国し、この10年間日本で目の前の仕事に没頭し、「海外での経験」や「私の英語でも海外でやっていくことができる」という自信を忘れていたように感じます。今回久しぶりに、英語漬けの毎日にどっぷりつかって、明確な目標を持ち英語学習に励む中で、「自信と行動力に満ち溢れていたかつての自分」を取り戻せてきたような気がします。

新しく身につけたのではなく、忘れていたものが戻ってきたという言い方です。

同じ方は、英語力そのものについては厳しく見ています。

英語力に関して言うと、大学在学中の頃と比べるともちろんまだこの2週間という短期間では足元にも及ばないでしょう。それでも昔の感覚が徐々に戻ってきたように感じます。

2週間では大学時代の水準に届いていない、と自分で言っています。 そのうえで「昔の感覚が戻ってきた」と続きます。届いた水準ではなく、戻り始めたかどうかで見ています。

避けていた相手に、自分から話す気になる

余部さんは、リスニングの変化を週単位で語っています。

感じます。私はリスニングに苦手意識がありましたが、2週目から英語の音に慣れてきました。今までは全く何を言っているのかわからなかったのですが、2週目からは「あぁこういう英単語を言っているんだ」と分かるようになった実感があります。

話す側の変化は、答え方の長さで語られています。

また先生方の話が上手く、質問への回答も初めは短文で答えていましたが、どんどんアウトプットすることを促してくれたおかげで、少しずつ長い文章や2~3文で回答するクセが付きました。

短文で答えていたのが、2〜3文になった。 これが、リスニング特化のカリキュラムを組んでもらい、1日中レッスンを受けた結果です。

そしてもともとは、外国の人が近くに来ると避けていた方です。

これまでは、外国の方々とのコミュニケーションがない状態でした。自ら英語を捨てていた訳ですから当然です。しかし、今回少しでも日常英会話ができるようになったことで、日本に帰った後も英語でコミュニケーションをとることが、私は出来ると思います。

「自ら英語を捨てていた」と振り返っています。 年齢のせいではなく、自分で遠ざけていたという言い方です。

通訳や翻訳機で会話が成り立つことも、分かったうえでこう続けます。

海外に行った際も、通訳の方を付けたり、今ですと高性能の翻訳機を使用すれば、確かに会話は成り立ちます。ですが、私は自分の言葉と声で直接、意思疎通を行いたいです。その後の親密さが変わると思うからです。

「どこまで変わるか」を先に決めておく

3人が言っていることを並べます。

本人の言葉実際に変わったこと
昔の感覚が徐々に戻ってきた大学時代の水準には戻っていないが、感覚が戻り始めた
英単語を連呼していたのが、英文が作れるようになった道を聞かれて、そわそわしなくなった
2週目から「こういう英単語を言っているんだ」と分かるようになった質問への答えが、短文から2〜3文になった

3人とも、「話せるようになった」とは言っていません。

ここを先に決めておくと、判断を間違えません。

「1年で自由に会話できるようになる」を基準にすれば、この3人の結果は全部、失敗に見えます。「道を聞かれて逃げなくなる」を基準にすれば、同じ結果が達成に見えます。

始める前に決めるのは、変わるかどうかではありません。どこまで変わったら自分は満足なのか、です。

ただし、年齢によって実際に変わる条件もあります。

年齢で実際に変わるのは、費用と聴力の2つ

年齢が始めない理由にならないとしても、条件が何も変わらないわけではありません。実際に変わるものが2つあります。お金と、聴力です。

収入は55〜59歳で最も高くなる

留学にも英語コーチングにも費用がかかります。その費用を出せるかどうかは、年齢とともに変わります。

国税庁の令和6年分 民間給与実態統計調査(第14図)に、年齢階層別の平均給与が出ています。1年を通じて勤務した給与所得者の数字です。

年齢平均給与(男女計)
19歳以下116万円
25〜29歳407万円
35〜39歳482万円
45〜49歳540万円
55〜59歳572万円
65〜69歳376万円

最も高いのは55〜59歳の572万円です。 男性だけで見ると735万円になります。25〜29歳の407万円とは、165万円の差があります。

つまり、費用の面では若いほうが不利です。40代・50代で「いま始めるのは遅い」と考えている人は、払える金額がいちばん大きい時期にいます

例えばセブ島留学なら、1ヶ月でおよそ60万円が必要になります。安い金額ではありません。

ただ、この60万円を出せるかどうかで見れば、20代より40代・50代のほうが現実的です。

聴力は30歳代から下がり始める

もうひとつは聴力です。英語の学習では、音を聞き分ける場面が繰り返し出てきます。

国立長寿医療研究センターの解説では、こう説明されています。

音を聞き取る感覚器としての耳に、加齢に伴う組織の変化が始まり、聴力が低下し始めるのは30歳代からと言われています

下がり始めるのは30歳代です。 ただし、下がり始めることと、聞き取りに支障が出ることは別です。

同じ解説によれば、難聴の人の割合が大きく上がるのは65歳以上です。70歳代前半になると、男性の約5割、女性の約4割が軽度以上の難聴になります。

40代・50代の段階では、日常会話に支障が出るレベルではないのが一般的です。実際、60歳で留学した余部さんは、2週目から英語の音が聞き分けられるようになったと話しています。

費用と聴力は、年齢に対して逆向きに動く

この2つは、年齢に対して向きが逆です。

若い年代上の年代
費用出しにくい出しやすい
聴力落ちていない徐々に下がる

年齢が上がるほどお金は出しやすくなり、同じだけ耳は聞き取りにくくなります。 どの年代にも「いま始める理由」と「いま始めにくい理由」が両方あります。

40代・50代は、60万円を払える時期と、耳がまだ落ちていない時期が重なっています。

この重なりは長くは続きません。65〜69歳の平均給与は376万円まで下がり、70歳代前半には男性の約5割が軽度以上の難聴になります。

最後に、自分の年代でどう進めるかを見ます。

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自分の年代の記事へ

①②③のどれに当てはまったかを踏まえて、年代別の記事に進んでください。

あなたの年代読む記事そこで分かること
20代・30代大人の英語やり直し学生時代の知識がどれだけ残っているかの確かめ方と、続く環境の選び方
40代40代の英語記憶力ではなく「必要の波」で続かなくなる仕組みと、続く形のつくり方
50代以上50代の英語勉強長く離れていた知識を掘り起こす順序と、小さく毎日続ける習慣のつくり方

進む前に、英語が要る場面を1つ書き出す

どの記事に進む場合でも、先に決めておくと迷いが減ることがあります。英語が要る場面を、具体的に1つ書き出すことです。

「英語が話せるようになりたい」では、何から始めるかが決まりません。例えば、次のくらいまで具体的に書きます。

  • 来期から海外拠点との定例会議に出ることになった
  • 取引先に外国籍の担当者が入り、メールのやり取りが増えた
  • 転職先の選択肢を広げたいが、英語要件で弾かれている

余部さんが留学を決めたきっかけも、この粒度でした。「外資系会社のクライアントと仕事をすることがあり、今後、打ち合わせなどで英語が必要になるかもしれない」。

看護師の方は「勤務先が外国人患者を受け入れる病院になった」でした。

場面が決まると、何から練習するかも決まります。会議で発言したいなら、その場で返す練習が先になります。メールが中心なら、書く練習を多くします。

そして、その場面がいつ来るかも書いておきます。 ③に当てはまった人は、ここが特に重要です。

半年後の赴任なのか。来期の異動なのか。まだ分からないのか。日付があるかどうかで、選べるやり方が変わります。

まとめ|「もう遅い」の中身が分かれば、やることが決まる

「もう遅い」は、3つに分かれました。

①ブランクが長い人は、何年空いたかではなく、中学英語のどこから怪しいかを確かめるところから始めています。50年ぶりに英語に触れた方は、先生が話す内容が全く分からず、パソコンで文章を打ってもらいながら1週間を進めました。

②年齢が気になる人が不安だったのは、年齢そのものではなく「自分の子供くらいの年齢の方たちとの共同生活」でした。60歳で留学した余部さんは、社会人だけが集まる学校を選んで、この不安を消しています。

③先送りしてきた人には、締め切りが外から来ません。牧さんは「若さを失う前に」という自分で決めた区切りで、机に向かった記憶がないまま申し込みました。

起きた変化は、「ペラペラになった」ではありません。道を聞かれてそわそわしなくなった。昔の感覚が戻ってきた。質問への答えが短文から2〜3文になった。

この大きさを先に知っておくと、同じ結果でも受け取り方が変わります。

年齢で実際に変わるのは、費用と聴力の2つでした。平均給与は55〜59歳の572万円が最も高く、聴力は30歳代から下がり始めます。

向きが逆なので、40代・50代は60万円を払える時期と、耳がまだ落ちていない時期が重なっています。

まず、自分が①②③のどれかを決めてください。次にやることは、そこで決まります。

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