フォニックスとは?意味・メリットと26文字の読み方、大人の勉強法

フォニックスとは、文字と音の結びつきから英語の読み方を学ぶ方法です。知らない単語が読める・聞いた単語を書ける・発音が整う3つのメリットと、26文字の読み方、sh・ch・th などのつづりの読み方を解説します。
フォニックスとは、英語のつづり(文字)と発音(音)の関係を学ぶ学習法です。
英語圏の子どもたちが、読み書きを学ぶときに使う方法です。「発音とつづりの関係を学ぶ学習法を何というか」の答えも、フォニックスです。学ぶことは、大きく3つあります。
- 1文字ごとの基本の音:a は /æ/、b は /b/ のように、26文字それぞれの音(cat・bed)
- 2文字で1つの音:sh は /ʃ/、ph は /f/ のように、2文字をまとめて読むつづり(ship・phone)
- つづりの決まり:cap に e が付いて cape になると、a を /ei/ と読むような決まり(cap・cape)
学ぶと、知らない単語でも読み方の見当がつき、聞いた単語のつづりも想像しやすくなります。この記事では、26文字の読み方と口の形を音声付きで解説します。学ぶメリットと、大人の勉強法も紹介します。
本題の前に、3問
つづりの決まりで、読み方が分かりますか。
近いと思う記号を押すと、答えと音声が出ます。
cake の a
強く読むのは、別の音節でした
/æ/・/ei/・/ɑ/(2つ目を強く読む)
phone の ph
強く読むのは、別の音節でした
/p/・/f/・/h/(2つ目を強く読む)
ship の sh
強く読むのは、別の音節でした
/s/・/ʃ/・/h/(2つ目を強く読む)
解説
3問とも、文字を1つずつ読むと間違える単語です。フォニックスでは、2文字で1つの音になるつづりや、e で終わる単語の読み方を、決まりとして覚えます。決まりは、この記事の2文字で1つの音になるつづりの章で、聞き比べながら確かめられます。

つづりから分かった音を、口で出せるようにする
つづりの決まりを知ると、知らない単語でも読み方の見当がつきます。シャベリッシュでは、英語の母音と子音を正しく出す練習から始めます。録音した発音は、日本人コーチと外国人講師が聞いてアドバイスします。
フォニックスとは?
フォニックスとは、文字と音の関係を規則化する教授法で、もともと英語圏の子どもたちに読み書きを教えるために開発されたものです。
アルファベットそれぞれの発音を学ぶことで、知らない単語でも聞いただけでスペルが想像しやすくなります。
また、単語レベルでのスペルと発音の規則性を覚えることで、正しい発音ができるようになります。
フォニックスを学ぶメリット3つ|知らない単語が読める・聞いた単語を書ける・発音が整う
フォニックスは、英語圏の子どもたちのために作られた方法です。ただ、文字と音の関係は、大人が学んでも同じです。学ぶメリットを、3つに分けて整理します。表の単語を押すと、音声が流れます。
メリット | 単語 |
|---|---|
知らない単語が読める文字ごとの音を知っていれば、初めて見る単語も音にできる | catmap |
聞いた単語を書ける聞こえた音から、つづりの見当がつく | dogsun |
発音が整う文字ごとの音を口の形から練習するので、カタカナの読み方から離れられる | fanvan |
表の単語は、次のボタンで聞けます。
- cat
- map
- dog
- sun
- fan
- van
3つ目の例の fan(扇風機)と van(小型の車)は、f と v の1文字だけが違う単語です。f は息だけで、v は喉を震わせて出します。文字ごとに音を覚えると、こうした違いにも気づきやすくなります。

フォニックスと発音記号は、同じ英語の音を別の入り口から学ぶ
英語の音を学ぶ方法には、フォニックスのほかに発音記号もあります。どちらも英語の音を学ぶ方法ですが、見るものが違います。
比べること | フォニックス | 発音記号 |
|---|---|---|
何を見るか | つづり(文字) | 音を表す記号(/æ/ など) |
何が分かるか | 文字をどう読むか | 1つ1つの音の正しい出し方 |
役に立つ場面 | 初めて見る単語を読む、聞いた単語を書く | 辞書で、単語の正しい音を確かめる |
この記事の26文字の章では、見出しに発音記号も書いています。2つを一緒に見ると、文字と音と記号がつながります。発音記号の読み方は、英語の発音記号の記事で解説しています。
発音記号を読めるようになって、単語の覚え方が変わった受講生もいます。
受験勉強はしてきたものの、英語を話すことに抵抗があった受講生は、受講して発音記号を読めるようになりました。それまでは、単語帳の発音記号を全く気にしていなかったそうです。今は単語を覚えるとき、意味だけでなく音も一緒に確かめ、学習のスピードが上がったように感じると話しています。
Y.Nさん(シャベリッシュの前身サービス「ハツオン」の受講生)の体験談より 体験談を読む
大人は、26文字の音から、2文字の音、つづりの決まりの順に進める
フォニックスは、単純な決まりから順に積み上げる学び方です。大人が学ぶときも、次の順番で進めると迷いません。
- 26文字それぞれの基本の音を覚えます(この記事のフォニックスの読み方の章)。
- 2文字で1つの音になるつづりを覚えます(sh・ch・th・ph・ck・wh)。
- e で終わる単語の読み方など、つづりの決まりを覚えます。
どの段階でも、音声を聞いたら、まねして声に出します。目で読み方を覚えるだけでは、口の形が身につかないためです。
単語より先に音から学ぶなら、日本人コーチ×外国人講師のW体制で教える英語コーチング「シャベリッシュ」がおすすめです。発せない音は聞き取れない、という考え方から、音を知ることをすべての土台にしています。
学ぶ順番について詳しく知りたい方は、こちらから特長をご覧ください。通常の英語教育の「単語 → 作文 → 発音」と、シャベリッシュの「発音 → 作文 → フレーズ」の順番の違いを紹介しています。
【音声付き】フォニックスの読み方と正しく発音するコツ
まずは、26文字の基本の音を一覧で確かめます。そのあと、1文字ずつ、口の形のコツと単語の音声を紹介します。

一覧の I の /i/ と O の /a/ は、この章の見出しの /ɪ/・/ɑ/ と同じ音です。記号の書き方は、辞書によって違います。
A( /æ/ エア)を発音するコツ
①「ア」と「エ」の間
②軽く顎を下げ、唇を左右に広げる
③喉の奥で響かせる

A /æ/ の音を含む英単語
押すと発音が流れます。聞いたら、まねして声に出してみましょう。
- apple
- chance
※当メディアは、別途記載のない限りアメリカ英語の発音を基本としています。
B( /b/ ブ)を発音するコツ
①両唇を付けて軽く巻き込む
②瞬間的に破裂させ、喉を震わせる

B /b/ の音を含む英単語
- business/ˈbɪznəs/
- grab/ɡræb/
C( /k/ ク)を発音するコツ
①喉を意識して舌の付け根を上げる
②瞬間的に破裂させる(息だけ)

C /k/ の音を含む英単語
- come/kʌm/
- scared/skɛrd/
D( /d/ ドゥ)を発音するコツ
①日本語の「タ」のマウスポジション(舌を上顎に付ける)
②瞬間的に破裂させ、喉を震わせる

D /d/ の音を含む英単語
- door/dɔr/
- today/təˈdeɪ/
E( /e/ エ)を発音するコツ
①綺麗な日本語の「エ」の音
②軽く顎を下げながら口を開ける

E /e/ の音を含む英単語
- bed/bɛd/
- next/nɛkst/
F( /f/ フ)を発音するコツ
①前歯を下唇の少し内側につけ
②瞬間的に摩擦させる(息だけ)

F /f/ の音を含む英単語
- family/ˈfæməli/
- before/bɪˈfɔr/
G( /g/ グ)を発音するコツ
①日本語の「ク」のマウスポジション
②喉を意識して舌の付け根を上げる
③瞬間的に破裂させて、喉を震わせる

G /g/ の音を含む英単語
- government/ˈɡʌvərmənt/
- drug/drʌɡ/
H( /h/ ハ)を発音するコツ
①口を軽く開け、喉の奥から勢いよく息を出す
②口の奥に息を当てるイメージ

H /h/ の音を含む英単語
- behind/bɪˈhaɪnd/
- how/haʊ/
I( /ɪ/ イ)を発音するコツ
①発音のコツ:「イ」と「エ」の間
②顎を軽く下げ、唇を軽く横に広げる
③短めに発音する

I /ɪ/ の音を含む英単語
- image/ˈɪməʤ/
- finish/ˈfɪnɪʃ/
J( /dʒ/ ジュ)を発音するコツ
①唇を丸めて、日本語の「チュ」のマウスポジション
②舌は口の天井についた状態
③唇を丸めたまま摩擦させ、喉を震わせて「ジ」のような発音

J /dʒ/ の音を含む英単語
- just/ʤʌst/
- judge/ʤʌʤ/
K( /k/ ク)を発音するコツ
①日本語の「ク」のマウスポジション
②喉を意識して舌の付け根を上げる
③瞬間的に破裂させる(息だけ)

K /k/ の音を含む英単語
- ask/æsk/
- sky/skaɪ/
L( /l/ ル)を発音するコツ
①舌先を前歯の裏側の生え際に付ける
②音を喉の奥で響かせながら、強く舌を弾く

L /l/ の音を含む英単語
- library/ˈlaɪˌbrɛri/
- actually/ǽktʃu(ə)li/
M( /m/ ム)を発音するコツ
①両唇を強めに閉じて「ンー」とハミング
②音の響きを鼻で感じる
③鼻から息を抜くように軽く口を開けて発音

M /m/ の音を含む英単語
- make/meɪk/
- dream/drim/
N( /n/ ヌ)を発音するコツ
①舌先を歯茎の裏に付け「ンー」とハミング
②音の響きを鼻で感じる
③鼻から息を抜くように歯茎の裏から舌を離す

N /n/ の音を含む英単語
- never/ˈnɛvər/
- number/ˈnʌmbər/
O( /ɑ/ )を発音するコツ
①アとオの間
②口を大きく開け、唇を少し丸める

O /ɑ/ の音を含む英単語
- popular/ˈpɑpjələr/
- not/nɑt/
P( /p/ プ)を発音するコツ
①両唇を付けて軽く巻き込む
②瞬間的に破裂させる(息だけ)

P /p/ の音を含む英単語
- price/praɪs/
- open/ˈoʊpən/
Q( /k/ ク)を発音するコツ
読み方:ク
発音のコツ:
①日本語の「ク」のマウスポジション
②喉を意識して舌の付け根を上げる
③瞬間的に破裂させる(息だけ)

Q /k/ の音を含む英単語
- required/riˈkwaɪərd/
- equipment/ɪˈkwɪpmənt/
R( /r/ ル)を発音するコツ
①舌先を口の天井に付けないように少し丸めて、喉の方向に引く
②唇をしっかり丸める
※当メディアは、別途記載のない限りアメリカ英語の発音を基本としています。

R /r/ の音を含む英単語
- right/raɪt/
- work/wɜrk/
S( /s/ ス)を発音するコツ
①上下の歯を付けて、舌はフラットな状態
②歯の隙間から息を出して摩擦させる(息だけ)

S /s/ の音を含む英単語
- success/səkˈsɛs/
- system/ˈsɪstəm/
T( /t/ トゥ)を発音するコツ
①日本語の「タ」のマウスポジション(舌を上顎に付ける)
②瞬間的に破裂させる(息だけ)

T /t/ の音を含む英単語
- total/ˈtoʊtəl/
- content/ˈkɑntɛnt/
U( /ʌ/ ア)を発音するコツ
①日本語の綺麗な「ア」の音
②口を開けすぎず、軽く顎を下げる
③短くはっきり発音する

U /ʌ/ の音を含む英単語
- come/kʌm/
- fun/fʌn/
V( /v/ ヴ)を発音するコツ
①前歯を下唇の少し内側につけ
②瞬間的に摩擦させ、喉を震わせる

V /v/ の音を含む英単語
- vision/ˈvɪʒən/
- available/əˈveɪləbəl/
W( /w/ ウォ)を発音するコツ
①唇をしっかり丸める
②息を多めに出しながら両唇を振動させる
③日本語の『ウ』にならないように注意

W /w/ の音を含む英単語
- week/wik/
- twice/twaɪs/
X( /ks/ クス)を発音するコツ
①「k」の音からなめらかに「s」の音へと移行
②しっかり息を吐いて発音
X /ks/ の音を含む英単語
- relax/rɪˈlæks/
- exercise/ˈɛksərˌsaɪz/
Y( /j/ ユ)を発音するコツ
①日本語の「ヤ行」のマウスポジション
②舌の両側が上の歯の生え際に付いて、舌の中央が盛り上がる
③息を多めに出しながら力を込めて発音する

Y /j/ の音を含む英単語
- yes/jɛs/
- young/jʌŋ/
Z( /z/ ズ)を発音するコツ
①上下の歯を付けて、舌はフラットな状態
②歯の隙間から息を出して摩擦させる、喉を震わせる

Z /z/ の音を含む英単語
- lazy/ˈleɪzi/
- crazy/ˈkreɪzi/
2文字で1つの音になるつづりと、e で終わる単語の読み方|sh・ch・th・ph・ck・wh
26文字の音を覚えたら、次は2文字の組み合わせです。英語には、2つの文字で1つの音を表すつづりがあります。ship の sh は、s と h を別々に読まず、1つの /ʃ/ の音で読みます。
2文字で1つの音になる、よく出る6つのつづり
よく出るつづりを、表にまとめました。単語を押すと、音声が流れます。
つづり | 音 | 単語 |
|---|---|---|
sh | /ʃ/シュに近い | shipfish |
ch | /tʃ/チュに近い | chairlunch |
th | /θ/・/ð/舌先を歯ではさむ | thinkthis |
ph | /f/f と同じ音 | phonephoto |
ck | /k/k と同じ音 | backcheck |
wh | /w/w と同じ音 | whatwhite |
表の単語は、次のボタンで聞けます。
- ship
- fish
- chair
- lunch
- think
- this
- phone
- photo
- back
- check
- what
- white

th の音は、日本語にない音です。/θ/ は息だけで、/ð/ は喉を震わせて出します。口の形は、次の図のとおりです。

- think/θ/
- this/ð/
e で終わる単語は、前の母音をアルファベットの名前で読む
cap と cape のように、単語の最後に e が付くと、前の母音の読み方が変わります。最後の e は読みません。前の母音は、アルファベットの名前の読み方になります。a なら「エイ」、i なら「アイ」です。
母音 | e で終わらない単語 | e で終わる単語 |
|---|---|---|
a | cap/æ/ | cape/ei/ |
i | kit/ɪ/ | kite/aɪ/ |
o | hop/ɑ/ | hope/oʊ/ |
u | cut/ʌ/ | cute/juː/ |
表の単語は、次のボタンで聞けます。
- cap
- cape
- kit
- kite
- hop
- hope
- cut
- cute

ただ、決まりどおりに読まない単語もあります。have は e で終わりますが、a を /æ/ で読みます。こうした単語は、決まりに当てはめず、そのまま音で覚えます。
試してみる:音声を聞いて、どちらの単語か当ててください
e の有無と、2文字のつづりで変わる音を、6問用意しました。音声を聞いて、聞こえた単語を選びます。答えると、2つの単語を聞き比べられます。
聞き分けゲーム
正解 0 / 6
第1問 / 6問
聞こえたのはどちらでしょうか。
不正解でした
聞こえたのは「cape」でした
cape
/ei/
cap
/æ/
第2問 / 6問
聞こえたのはどちらでしょうか。
不正解でした
聞こえたのは「kit」でした
kit
/ɪ/
kite
/aɪ/
第3問 / 6問
聞こえたのはどちらでしょうか。
不正解でした
聞こえたのは「hope」でした
hope
/oʊ/
hop
/ɑ/
第4問 / 6問
聞こえたのはどちらでしょうか。
不正解でした
聞こえたのは「cute」でした
cute
/juː/
cut
/ʌ/
第5問 / 6問
聞こえたのはどちらでしょうか。
不正解でした
聞こえたのは「ship」でした
ship
/ʃ/
sip
/s/
第6問 / 6問
聞こえたのはどちらでしょうか。
不正解でした
聞こえたのは「think」でした
think
/θ/
sink
/s/
6問中 0問 正解でした
聞き分けにくかった組は、自分でも言い分けられていないかもしれません。シャベリッシュでは「発せない音は、聞き取れない」という考え方で、まず音を作るところから練習します。進め方はシャベリッシュの特長で紹介しています。
フォニックスの練習方法
フォニックスの練習方法には、YouTube動画などを利用して独学で練習する方法と、第三者にフィードバックをもらって練習する方法があります。
YouTubeの動画を見て練習する
YouTubeの動画チャンネルには、フォニックスを扱った動画が数多くアップされています。動画を見て発音のポイントを把握した上で、お手本の音声を真似たり、自分の音声を録音してお手本と比べたりできます。
音声付きテキストを声に出して練習する
さらに、音声付きのテキストなどを利用して、声に出して練習するという方法もあります。
声に出して練習する方法には、「音読」・「シンクロリーディング」・「シャドーイング」などがあります。
特にシャドーイングでは、流れる音声を聞きながら正しい発音を口に出す練習を繰り返します。そのため、リスニング力とスピーキング力を同時に鍛えることができます。
フォニックスで覚えた音は、短い文で続けて読むと身につきます。次の2つの文には、この記事で扱った音がたくさん入っています。音声のあとに続けて、声に出してみてください。
押すと発音が流れます。聞いたら、まねして声に出してみましょう。
- The cat sat on the mat./æ/の音
- I think this fish is fresh.th と sh の音
スマートフォンで自分の声を録音し、お手本と続けて聞くと、違う所に気づけます。
第三者に意見をもらう
以上のような独学の場合、第三者からのフィードバックがありません。そのため、自分の発音がどう間違っていて、どこを改善すればいいかの判断ができないのが難点です。そこで、英語に詳しい専門家に相談するという方法もあります。
適切なフィードバックができる人材と出会える場という意味で、オンライン英会話や英語コーチングを利用するという方法があります。
オンライン英会話は、比較的リーズナブルな料金で英語のプロに相談することができます。
ただし、講師が日本語を話せないケースも多いため、発音について相談するには、ある程度英語でコミュニケーションをとるスキルが必要です。
英語コーチングは、オンライン英会話より受講料が高額になる傾向があります。ただ、英語コーチは日本人であるケースが多いため、どの発音をどう改善すればいいか的確なフィードバックをもらえます。
また、生徒の苦手分野に合わせてレッスン内容をオーダーメイドしてくれる場合が多いので、正しい発音を効率的に習得することができます。
録音を人に聞いてもらううちに、自分でも違いが分かるようになった受講生もいます。
イギリスへの駐在が決まった受講生は、イギリスの発音でも、基礎になるフォニックスの音は同じだと考えました。そこで、2ヶ月で基礎を固める計画を立てました。週に一度、日本人トレーナーに自分の録音を送る課題がありました。練習を重ねるうちに、発音が合っているかを自分でも区別できるようになったそうです。
N.Fさん(シャベリッシュの前身サービス「ハツオン」の受講生)の体験談より 体験談を読む
音から練習を組み立てる英語コーチング「シャベリッシュ」

シャベリッシュは、ビジネスのための英語コーチングです。商談・交渉・プレゼンなどで、自然な会話ができることを目指します。公式サイトの言葉では「最短2ヶ月からの完全トークトレーニング」です。
「発せない音は、聞き取れない」という考え方から、練習を、音を作る、反射に変える、実戦で仕上げる、の3つのステップで進めます。
最初の音を作る段階では、母音15・子音24の音と、リンキング(音のつながり)やリダクション(音の脱落)などの音の変化を練習します。日本語にない子音は、口の形から作り直します。
専用の教材と外国人講師のレッスンで、音を直しながら進めます。録音を聞いてどこが違うかは、日本人コーチと外国人講師の2人がアドバイスし、毎週の練習を一緒に見直します。音の練習の進め方は、シャベリッシュの特長で詳しく紹介しています。
音が変わると、英語の話し方がどう変わるのかは、受講生の受講前と受講後の動画で確かめられます。受講した方の体験は、受講生の声で読めます。
フォニックスに関するよくある質問
Qフォニックスとは、どういう意味ですか?
英語のつづり(文字)と発音(音)の関係を学ぶ学習法です。もともとは、英語圏の子どもたちに読み書きを教えるために作られました。
Q英語圏の子どもたちが読み書きを学ぶ際に用いる、発音とつづりの関係を学ぶ学習法を何といいますか?
フォニックスといいます。a は /æ/、sh は /ʃ/ のように、文字と音の決まりを覚えて、単語を読んだり書いたりできるようにします。
Qフォニックスと発音記号は、どう違いますか?
フォニックスは、つづりを見て、文字をどう読むかを学びます。発音記号は、音を表す記号で、1つ1つの音の正しい出し方を学びます。辞書で単語の音を確かめるときは、発音記号を使います。
Q大人がフォニックスを学ぶ意味はありますか?
あります。知らない単語でも読み方の見当がつき、聞いた単語のつづりも想像しやすくなります。カタカナで覚えた読み方を、文字ごとの音から直すきっかけにもなります。
Qフォニックスの決まりで、すべての単語が読めますか?
読めない単語もあります。たとえば have は e で終わりますが、a を /æ/ で読みます。said や one も、決まりどおりには読みません。こうした単語は、そのまま音で覚えます。
Qフォニックスは、何から勉強すればよいですか?
26文字の基本の音から始めます。次に、sh・ch・th のように2文字で1つの音になるつづりに進みます。そのあと、e で終わる単語の読み方を覚えます。どの段階でも、音声をまねして声に出し、録音して比べると、違いに気づけます。
フォニックスの練習を続ける工夫|3つの仕組みを作る・1文に区切って直してもらう・娯楽の英語を生活に置く
ここまでで、26文字の音と、2文字のつづり、e で終わる単語の読み方を見てきました。ただ、決まりを知っても、練習が続かなければ身につきません。ここでは、フォニックスの練習を続けるための工夫を3つ紹介します。どれも、発音メディアのほかの記事で紹介している方法です。

フォニックスの練習が続かないなら、3つの仕組みを作る。記録する・報告する・成長を確かめる時間を取る。
たとえば、外資系IT企業の小田さんです。英語を勉強して辞めて、勉強して辞めて、という繰り返しだったそうです。大手のオンライン英会話も試しましたが、始めては辞めての繰り返しで、なかなか続きませんでした。
そんなときに「外部の仕組み」を作ると、意志に頼らずに練習が残ります。IT企業の人事担当の高尾さんは、週に1回のコーチとの面談に向けて、何か良い報告をしないとな、と思えたそうです。そのおかげで、2ヶ月間休むことなく毎日続けられたと話しています。
独学で「効果が出ない」と感じた瞬間に教材を変えるのと違って、この方法では、記録と報告で進んでいることを確かめます。進捗が見えると、それが次の学習を後押しします。作る仕組みは3つです。
- 毎日「N分やった」を記録します。手帳でも、スマホのメモでも、Excelでも構いません。大切なのは、記録する行為そのものです。
- 学習時間や内容を、週1回でも親友や家族に報告します。「今週は毎日15分やった」と LINE で送るだけで十分です。
- 1ヶ月ごとに、今月の成長を確かめる時間を取ります。記録を見直し、確実に進んでいるという実感を得ます。
フォニックスなら、記録に「今日は A から E まで」のように、練習した文字を書いておきます。26文字のどこまで進んだかが見え、月末に「こんなに続いていた」と気づけます。仕組みの作り方は、英語の勉強が続かないのは意志が弱いからではないの記事で紹介しています。
音が完璧になるまで話さないなら、確認する場所を話したあとに移す。1文に区切って言い、直してもらう。
たとえば、IT業界でスクラムマスターとして働く兼平さんです。英会話スクールに10ヶ月通い、先生から、前は苦手だった発音も今はできていると言われました。自分で気づけない細かい部分も、フィードバックをもらえたそうです。
そんなときに「確認する場所を移す」と、話す前に止まらずに済みます。自分で気づけない細かい部分は、自分で確認しても見つかりません。見つけてもらうには、先に口を動かす必要があります。
合っているかを確かめてから話すのと違って、この方法では、話してから直します。確認する場所を、話す前から話したあとに移すだけです。今日からできるのは、次の3つです。
- 「この言い方で正しいかな」と考えてから話し始めるなど、話す前の確認がいくつあるか数えます。3つ以上なら、止めているのは知識ではなく、話す前の判断です。
- 範囲を1文に区切って言ってみます。あいさつ1文、質問1文からです。1文なら、確認が入る余地がありません。
- 直してもらえる場所を確保します。自分で気づけない部分は、口を動かしたあとにしか出てきません。
フォニックスなら、26文字の音を1つずつ完璧にしてから単語に進むのはやめます。cat や map のような短い単語を声に出し、直してもらいます。確かめ方の詳しい中身は、英語の完璧主義の記事で紹介しています。
話したあとに直してもらえる場所を持つなら、日本人コーチ×外国人講師のW体制で教える英語コーチング「シャベリッシュ」がおすすめです。外国人講師のレッスンでは、ロールプレイの相手役や、発音の即時修正を受けられます。
どの音から練習するかは、無料カウンセリングで相談できます。詳しくは、こちらからご覧ください。英文の例題を聞いて聞き取れない理由を知り、自分に合う学習の方法を相談できます。
教材での練習が途切れるなら、娯楽の英語を生活に置く。好きな番組を決め、移動時間を音声に固定する。
たとえば、旅行代理店の佐々木さんです。BBC や CNN、podcast を続けて聞いています。辻さんも、YouTube で英語に耳を慣らしていましたが、先生に勧められて TED を見るように選び直しました。
そんなときに「娯楽で英語を生活に埋め込む」と、必要が引いたときも英語に触れる時間が残ります。ドキュメンタリーや podcast、TED のプレゼンは、興味があるから見るものです。
参考書やテキストで勉強するのと違って、娯楽は、必要の波が引いても生活の中に残ります。学習をやめてもインプットが続く状態が、次に学ぶときの再開を軽くします。決めることは3つです。
- 好きなジャンルの英語番組を1つ決めて、習慣の中に置きます。
- 移動時間を podcast に固定します。通勤や運動の時間に、BBC やニュースの podcast を流します。
- 「教材を消化する」という発想を捨てます。
フォニックスの音を覚えたら、番組の中で sh や th の音を探しながら聞くと、覚えた音が耳に残ります。「面白いから見る」ものだけが、生活に残ります。生活への埋め込み方は、40代の英語が続かない原因の記事で紹介しています。
まとめ|フォニックスは、26文字の音とつづりの決まりから始める
フォニックスを学ぶと、発音が良くなるだけでなく、リスニング力もアップし、英語力の底上げにもなるため、自信をもって英会話に臨むことができます。
英語の発音に苦手意識を持っている人こそ、フォニックスを学んでみることをおすすめします。
もし、「独学では気が進まない」「ちゃんと発音できているかどうか第三者から適切なフィードバックをもらいたい」と感じたとします。その場合は、音から練習を組み立てる英語コーチングを検討してはいかがでしょうか。
フォニックスは、英語のつづりと発音の関係を学ぶ学習法です。26文字の基本の音から始め、sh や th のような2文字の音、e で終わる単語の読み方へと進めます。まずは、この記事の聞き分けのゲームで、cap と cape を聞き分けられるかを試してみてください。
シャベリッシュは、「発せない音は、聞き取れない」という考え方で練習を組む英語コーチングです。日本人コーチと外国人講師の2人が、毎週の練習を一緒に見直します。無料カウンセリングでは、英文の例題を1つ聞き、聞き取れない理由を担当者が説明します。そのうえで今の英語のレベルを確かめ、自分に合う学習の方法を相談できます。予約は30秒で完了します。無料カウンセリングを予約する

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