英語の継続のコツ|続いている人がやっている5つのことと、今週から変える1つ
英語を始めては止める、また始めては止める——その繰り返しを、誰もが経験したことがあるのではないでしょうか。アプリを入れてみた、オンライン英会話を申し込んでみた、単語帳を買ってみた。どれも3ヶ月と持たず、いつの間にか挫折している。そのたびに、「自分は意志が弱いんだ」と、自己嫌悪にたどり着く——その繰り返しです。
「英語 継続 コツ」で検索すると、ヒットするのは「目標を明確にしよう」「習慣化しよう」「楽しもう」というアドバイス。どれも正しそうだが、具体的に何をどのくらいやれば「続く」のか、が書かれていない。だから、また挫折する。
実際に続いている方を見ていきます。証券会社とメーカーを経て航空会社で働いた林さんは、転職を重ねながら20年以上、学習が途切れていません。Webマーケターの福岡さんは、忙しい時期に学習量をコーチと相談して調整することで続けました。定年退職後に始めた元ピアノ講師の仮屋さんは、2ヶ月を続けきっています。3人とも、意志が強かったという書き方はしていません。
林さんと福岡さんはミライズ英会話、仮屋さんはシャベリッシュの受講者です。公式サイトには200件以上の体験談が本人の言葉のまま公開されています。この記事では、400人規模の調査と、続いている受講者の話から、続く人がやっていた5つのことをお伝えします。
続いている人と続かない人で、実際に違っていたのは学習の頻度でした
この章では、400人規模の調査で頻度と継続率の関係がどう出ていたかを見ます。数字が示すのは相関までで、原因までは分かりません。そのうえで、続いている受講者が実際に何をしていたかを並べます。
——英語学習が続かないのは、結局のところ自分の意志が弱いからだ。
こう思いながら学習をやめてきた人は少なくないはずです。ただ、続いている方の話を読むと、意志の強さを理由に挙げている人はほとんどいません。挙げているのは、頻度・時間帯・相手といった、あとから変えられる条件のほうです。
意志ではなく「習慣」が分ける
では、続いている人は実際にどのくらいの頻度で学習しているのでしょうか。学研グループのスキルアップ研究所が、20〜60代の英語学習経験者を対象に実施した英語学習の習慣化に関する実態調査(n=400、2025年6月9日〜6月16日)によると、週4日以上学習している人の6カ月以上継続率は66.0%、週1〜3日の人は45.6%でした。その差は20.4ポイントです。
なお、この調査では頻度別の内訳人数(週4日以上が何名か)は公表されていません。全体400名の中での比率として読む必要があります。また、学習を続けている人が結果として頻度も高いという逆向きの説明も成り立つため、頻度を上げれば継続率が上がる、と因果を断定できる数字ではありません。
この20ポイントの差が示しているのは、単なる数字の大小ではありません。週4日以上学習している人の3分の2が半年以上継続できているのに対し、週1〜3日の人は半分未満しか継続できていないということです。この差が何から来ているのかは、調査からは分かりません。1つの読み方として、週4日以上になると、やるかどうかを毎回決める場面が減る、という説明はできます。ただし、これは調査で確かめられた内容ではありません。
さらに詳しく見ると、1日あたりの学習時間でも同じパターンが見られました。1日1〜2時間学習している人の継続率は67.8%。一方、30分〜1時間の人は56.9%です。そして、学習を就寝前に設定している人の継続率は64.5%でした。
頻度・1日の時間・時間帯という3つの条件で、いずれも継続率に差が出ています。
少なくとも、この調査で差が出ているのは頻度・時間・時間帯という条件のほうです。意志の強さは、この調査では測られていません。
これは言い方を変えると、とても希望に満ちた話でもあります。意志は変えにくくても、行動パターンは変えられるからです。むしろ、行動パターンを意識的に設計することで、意志に頼らない学習の継続が実現できるということです。大事なのは「強い意志を持つ」ことではなく、「続く仕組みを先に作る」ことなのです。
「英語は筋トレと同じ」. 続けている人の実感
この構造は、実際に英語学習を続けている人の実感とも一致しています。
セブ島留学を経験した小林さんは、モチベーションの保ち方を問われて、こう答えています。
私は英語は筋トレやダイエットとすごく似ていると思うので、今まで地道に積み重ねてきたものを無駄にしたくないというのが土台にあります
この人の継続の支えは、「英語が好きだから」でも「強い意志があるから」でもありません。積み重ねてきたものを無駄にしたくない——つまり、日々の積み重ねそのものが、次の日も続ける理由になっています。初心者のうちは新鮮さやモチベーションが学習を支えてくれます。しかし学習が進むにつれ、その新鮮さは薄れ、モチベーションも波打つようになります。そうした中で続けられるかどうかを分けるのは、好きか嫌いかという感情ではなく、積み重ねが自然に生む「やめられない理由」です。
この記事に出てくる人たちが挙げているのも、好き嫌いや気分ではなく、生活の中に置いた仕掛けのほうです。頻度、時間帯、教材の中身、確認してくれる相手。いずれも、あとから自分で変えられる条件です。
では、その「仕組み」とは何か。400人のデータと実際に学習を続けている方の話から、5つの具体的なコツに分解していきます。
続けている人が自然にやっている5つの行動コツ
調査データと実際に続けている人の行動から、共通するコツを5つに分解します。以下の5つを確かめてみてください。
コツ1. 頻度を上げる週4日以上
英語学習が続く人に共通するのは「毎日やる」ではなく「最低週4日は何かしら英語に触れている」という習慣です。
先ほどの英語学習の習慣化に関する実態調査(n=400、2025年6月9日〜6月16日)によると、週4日以上学習する人の継続率は66.0%でした。毎日でなくても、週4日という水準の人が半年以上続けている割合は、週1〜3日の人より20ポイント高くなっています。
コンサルタントとして働く吉岡さんは、週1回のレッスンと宿題を組み合わせています。
サイクルをつくるのが1番の目的なので、今後もペースメーカーとして週1で通いたいです。それに合わせて宿題も出してもらっています。平日が忙しいので日曜日にレッスンを受講して、土曜日に宿題というサイクルです
本人はそう話しています。
子育てと仕事の両立で時間が限られていたピラティス講師の向田さんも、月4回のペースを選びました。
無理のないバランスでレッスンと自己学習に励むことができたので無事に3ヶ月間継続できたのかなと思っています
そう話しています。
重要なのは「毎日やらなければ」というプレッシャーではなく、確実に実行できるペースを決めることです。週4日以上という目安が、心理的な継続圧を減らしながらも、習慣として定着させるちょうどいいバランスなのです。
コツ2. 学習時間帯を固定する就寝前が最も続く
「毎日いつでもいい」という時間設定は、実は習慣化の敵です。続けている人ほど、学習時間帯を固定しています。
同じ英語学習の習慣化に関する実態調査(n=400、2025年6月9日〜6月16日)によると、就寝前に学習している人の継続率は64.5%で、時間帯別では最も高くなっています。就寝前が向いているというより、毎日必ず来る時間帯であれば、そこに固定しやすいということです。
スタートアップの代表取締役COOを務める大和さんは、こう話しています。
普段から耳だけでも英語に慣れておこうと思って海外ドラマを英語で見たりとか、あとはもともとハワイ好きなのでハワイのラジオを聞いたりしています
何をするかを先に決めておくと、その時間が来たときに迷いません。
1人でハワイに行った時に「あ、喋れるようになってる」っていうのは実感としてすごくあります
大和さんは、学習成果を実感できるまで続けられました。
「何時にやろう」という曖昧な決め方ではなく、生活の決まった時間と紐付けることで、わざわざ動機付けなくても行動できる状態になります。
コツ3. 仕事に直結させる
英語学習を続ける理由が「いつか役に立つかも」という漠然とした目標では、習慣化は難しいです。続けている人は、学習内容を実務に直結させています。
転職を考えていた当時、元航空会社職員の林さんは、転職のための英語レジュメの添削をレッスンに持ち込み、実践的な課題を講師と一緒に解きました。この方法で、20年以上学習が途切れていません。
外資系製薬会社で働くM.Rさんも、仕事の忙しさに合わせてペースを調整しながら続けています。
月4~6回は受けるようにしています
学習内容が「テキストの練習」ではなく「明日の会議で使う表現」「来月の提案資料」といった形で、実務と直結すると、学習のモチベーションと継続率が大きく変わります。
コツ4. 小さな成功体験を積む
英語学習は、上達を感じにくいスキルです。だからこそ、小さな成功を認識できる環境が大切です。
冒頭でご紹介した仮屋さんは、こう述べています。
うまく発音ができた時や質問に対する答えに正解した時に講師が自分のことのように目一杯褒めてくれるんですよ。それがとても嬉しくて。
そうやってレッスンを重ねていき自分自身が発音できる音が増えていくと、初めは聞き取れなかった英語が少しずつ聞き取れるようになってきて、それが嬉しくて楽しくて。2ヶ月間しっかりと学習を継続できた秘訣だと思っています
小さな上達の蓄積が、継続を支えたことを明かしています。
スクラムマスターとして働く兼平さんも、こう述べています。
先生からも、どんどん表現する力がついてきていて、前は苦手だった発音も今はできていると言って頂けました
自分で気づけない細かい部分もフィードバックをしてもらえるので、そういう風に良くなっているんだなと自分でも感じられます
講師からのフィードバックが、目に見えない上達を「実感」に変えます。その実感が、次のレッスンへのモチベーションになるのです。
コツ5. 一人で抱えない仕組みを作る
「英語学習は自己鍛錬」と思う人ほど、実は挫折しやすいです。続いている人は、学習を一人で抱え込まず、外部の支援構造を活用しています。
冒頭でご紹介した福岡さんは、こう語っています。
コーチがいるメリットはかなり感じました。スケジュールが決まっているので何をすべきかわかるというところ、そして課題があるので提出するために励んだりと学習のペースメーカー的存在になってくれたことがとても学習しやすかったと感じました
さらに重要な点として、福岡さんはこうも述べています。
一人だと挫折してしまいそうになるのですが、学習のサポートを日本語で受けられるのでとても助かりました
つまり、継続に必要なのは講師からの英語指導だけではなく、「今、何をすべきか」「なぜこれが大事か」という日本語での対話サポートなのです。
スケジュール管理、課題設定、進捗共有、心理的なサポート——これらを一人で担当するのは負荷が大きすぎます。外部にペースメーカーを置くことで、個人の意志力に頼らない、習慣として機能する仕組みが成立します。
あなたは5つのコツのどこにいますか?
以下の5つの質問で、自分がどのコツをまだ活かせていないか確認してみてください。
- 診断Q1: 週に4日以上、何かしら英語に触れる時間を確保できていますか
- 診断Q2: 「この時間は英語」と決まった時間帯がありますか
- 診断Q3: 学んでいる英語を仕事や趣味で実際に使う場面がありますか
- 診断Q4: 最近「英語でこれができるようになった」と実感したことがありますか
- 診断Q5: 学習の進み具合を共有できる相手(講師・仲間・コーチ)がいますか
すべてに「できている」と答えられた人は、習慣化のハードルをほぼ越えています。一つでも「できていない」があれば、そこがあなたの次の調整ポイントです。
では、続けている人の行動をもっと詳しく見ていきましょう。20年間英語学習を続けている林さんが、実際にどんなサイクルをつくっているのか。そこから、習慣化の本質が見えてきます。
実録——20年続いている林さんが、転職のたびにやっていたこと
証券会社からメーカー、航空会社と転職を重ねながら、20年間英語学習を続けている林さん。続けられた理由は意志の強さではなく、環境と行動にあったことが見えてきます。抽象的だった「5つのコツ」も、林さんを見ると具体的な行動として浮かび上がります。
出発点. セブ留学から東京で継続へ
林さんの英語学習は、セブ島留学がきっかけでした。
帰国後、東京駅八重洲のミライズ英会話でレッスンを継続することにしたのです。ここが分岐点です。多くの人は帰国後の環境変化とともに、英語学習も途切れてしまいます。セブの集中的な環境から日本の日常に戻ると、学習ペースは自動的に落ちていくものです。でも林さんはそうしませんでした。
経歴については、こう語っています。
証券会社とメーカーで働いた後、航空会社で約10年間働いていました
勤務先も職務も変わっていますが、学習は途切れていません。ただし、なぜ途切れなかったのかまでは記録に書かれていません。分かるのは、転職のたびにやめていないという事実だけです。
続けている行動パターン
林さんの日常を詳しく見ると、英語が生活に根付いている様子が分かります。
まず、レッスンに仕事を持ち込むという工夫があります。転職活動中のレジュメ添削や面接対策をそのままレッスンの教材にしてしまうのです。レジュメ添削なら、実際に企業に提出する資料だからこそ正確さと説得力が求められます。面接対策なら、リアルな場面で使える表現が必要になります。英語を学ぶためにわざわざ時間を作るのではなく、すでに必要な仕事を英語で進める——その結果として英語が上達する仕組みです。転職という人生の大きな岐路の中でも英語学習が挫折しなかったのは、学習と仕事を一体化させたからなのです。
同時に、日常に英語を組み込む習慣も見えます。英語ドラマ「Downton Abbey」を見たり、英語ニュースアプリで毎日英語に触れたりしています。朝のニュースアプリをチェックする数分、夜のドラマを楽しむ数十分——これらは特別に勉強時間を確保したものではなく、日常の活動そのものです。日常に英語を織り込む工夫が、疲れない継続を実現しています。
もう一つ挙げられるのは、環境の選び方です。林さんはイギリス英語という自分のスタイルを尊重してもらえる環境を選んでいます。ただし、この選択が20年の継続にどれだけ効いたのかは、記録からは分かりません。分かるのは、自分のやり方に合う場所を選んでいた、という事実だけです。
一生のライフワーク
林さんが印象的に述べていることがあります。
語学のゴールは際限ないと思っているので、私は一生英語を学び続けていくと思います。今日の自分より来週の自分が英語を上手くなることを20年繰り返したら、20歳の自分より40歳の自分、40歳の自分より60歳の自分の方が英語が上手くなると思うので、英語を学ぶことを自分の人生のライフワークにしていきたいと考えています。
「語学のゴールは際限ない」——この言葉が全てです。
林さんは英語を「手段」ではなく「ライフワーク」として捉えています。TOEICの点数、検定試験の合格といった終着点を目指すのではなく、今週より来週、今年より来年、少しずつ上達することそのものに価値を感じている。終着点がない学習だからこそ、その過程の喜びに気づくことができます。
さらに印象的なのは、「20年繰り返したら」という表現です。20歳から40歳、40歳から60歳へと、人生を通じて継続する学習を描いています。短期的な目標の達成ではなく、人生の長さを前提にした学び方です。
ここまで見てきた林さんから確認できるのは、3つの事実です。仕事の書類をレッスンの教材にしていたこと。日常のドラマやニュースアプリを英語のままにしていたこと。自分のやり方に合う環境を選んでいたこと。この3つが20年の継続を生んだ、と断定できる記録ではありませんが、20年のあいだ変えずに続いていた形ではあります。
では、環境が大きく変わった人——留学から日本に戻った後も続けられた人は、実際にどう乗り越えたのでしょうか。
留学後に日本でも続けられた理由——宇田川さんの「人と場所」の選び方
セブ島留学で身についた英語力を、日本に帰ってからも維持できるか。宇田川さんが選んだのは「人」と「場所」でした。留学中は毎日英語を話す環境があるので、続けるのは比較的簡単です。でも日本に戻ると、その環境は一気に消えます。宇田川さんが乗り越えた工夫を見ると、「意志の力」ではなく「仕組み」が決め手だったことが分かります。
留学で出会った先生と日本で再会
宇田川さんが帰国後も続けられた理由として挙げているのは、現地で出会った講師との関係でした。
外食事業の経営管理に携わる宇田川さんは、セブ島でEricka先生という講師と出会いました。そのEricka先生と、いまは日本でもレッスンを続けています。
同じ先生に習い続けられるかどうかは、帰国後に学習が途切れるかどうかに関わってきます。信託銀行から外資系不動産に転職した別の学習者も、こう語っています。
すごく嬉しかったのは、何人かの先生達が自分のことを覚えていてくれたことです
学習の進み具合を理解してくれている先生の存在は、モチベーション維持に直結するのです。
行ったことがあり信頼出来るミライズ留学へ再留学することを決意しました
この学習者は後にそう述べており、一度の留学で終わるのではなく、継続的に学ぶ環境に戻ることを選択しています。この方の場合、先生との関係が、次にどこで学ぶかの判断に効いています。
物理的ハードルを消す
宇田川さんがもう1つ挙げているのが「場所」です。通うまでの手間を、意図的に小さくしています。
宇田川さんが選んだのは、自転車で通える距離にあるスクールでした。毎日の移動にかかる時間と距離が短いと、それだけで習慣化のハードルが下がります。ミライズ英会話の新宿西口校で、スタンダードプランを利用しながら継続的に学習を重ねています。
「続かない人」の多くは、まさにここで失敗します。仕事が忙しくなると「通学に30分もかかるから今日はいいか」という判断になりやすいからです。一度サボると、次のサボりはもっと簡単になります。でも宇田川さんのように「自転車なら毎日でも行ける」という環境を整えれば、その判断自体を減らせるのです。
さらに宇田川さんは「TEDでリスニング」「土日はカフェで予習復習」と話しており、スクール以外の時間にも学習を組み込んでいます。カフェで予習復習をするというのは、「勉強の場所」を物理的に確保する工夫でもあります。家だと続かない人が、場所を変えることで集中できるのと同じです。
仲間との定期的な接点
宇田川さんが3つ目に挙げているのが「仲間」です。同じ目標を持つ人と会う予定を、定期的に入れています。
宇田川さんは「留学仲間と2〜3カ月に1回集まる」と話しています。留学中は毎日会っていた仲間とも、日本に帰ると生活が変わります。それでも2〜3カ月に1回という定期性を保つことで、「英語を勉強し続けている自分」を維持しています。
セブ島留学を経験したクリエイティブディレクターの方は、こう語っています。
日本の生徒さんもたくさんいるし、みなさんいい人ばかりなので、寂しい思いを全くしないで過ごせました
これは単なる「良い雰囲気」ではなく、「学ぶ環境における人間関係」が継続のための基盤になっていることを示しています。
一人で黙々と勉強を続けるのは、実は非常に難しいことです。でも「この時期に友人に会う」「スクールで同じ課題を持つ人と会う」という定期的な接点があれば、自然と英語学習は日常の一部になります。
林さんも宇田川さんも、一人で頑張り続けたわけではありません。最後に、一人で抱えないための方法を整理します。
「知っている英語」を、話せる英語に。シャベリッシュの無料カウンセリングでは、スピーキングの現在地診断と、期日から逆算した学習プランをお持ち帰りいただけます。無料カウンセリングを予約する英語学習の継続を支える「一人で頑張らない」方法
ここまで見てきた人たちに共通しているのは、判定や進み具合の管理を自分ひとりで抱えていない点です。独学で詰まりやすい箇所と、その外し方を整理します。
独学が続かない理由. 復習をしくみ化できていない
M.Rさんは、こう話しています。
強くしようと日々思って沢山単語帳とか持っているのですが、続くのは最初の1週間だけですね。笑 復習が一番大事だというのはよく分かっているんですけど、やろうやろうと思っていつも後回しにしてしまってる
この正直な告白は、多くの学習者の実感に近いのではないでしょうか。わかっているのに続かない。その理由は、意志の問題ではなく、仕組みの問題です。一人で復習スケジュールを立てても、実行管理が自動化されていないと、どうしても続きません。
ペースメーカーの存在. 「やめそうになるのを支えてくれる」
Webマーケターの福岡泉希さんが挙げているのは、コーチという「学習のペースメーカー的存在」でした。
前章で紹介したとおり、福岡さんはコーチをペースメーカーとして活用することで継続できました。さらに重要なのは「ボリューム調整」です。仕事が忙しい時でもコーチとの面談で学習量を相談し、調節しながら継続できたと福岡さんは話しています。
完璧を目指すのではなく、その時々の仕事の忙しさに合わせて、学習量を柔軟に変える。その判断を一人でやるのではなく、コーチと一緒にやる。このプロセス自体が「続く行動パターン」を作ります。
フィードバックがもたらす自信. 「自分で気づけない改善」
前章で取り上げた兼平さんが重視しているのも、専門家からのフィードバックです。独学では、自分の改善を客観的に測ることができません。発音がどう変わったか、文法の使い方が正確になったか——一人では気づくのが難しいものです。その結果、やっている感覚は増しても、「本当に上達しているのか」という不安が消えません。兼平さんのように、講師から細かな変化を指摘してもらえる環境があると、この不安が「実感」に変わり、次の学習へのモチベーションになります。
長期継続を支える「柔軟さ」. 同じ先生に見てもらう価値
八幡さんは約1年間継続して通学しており、こう話しています。
自分の力をある程度わかってもらえている先生からレッスンを受けるのがオススメですね
同じ先生に継続して見てもらうと、学習の進み具合が積み重なります。得意な分野、苦手な領域、学習のペース——すべてが先生の頭に蓄積されます。その積み重ねがあるから、忙しくなって学習ペースが落ちてしまった時にも「今のあなたに必要な調整」が的確にできるのです。
「一人で頑張らない」を実行する第一歩
これらの人たちに共通しているのは、サポート体制を「甘え」ではなく「学習の仕組み化」として捉えていることです。
実行の第一歩は「自分の現在地を把握すること」です。英語学習を継続するには、今の自分のレベル、仕事や生活のペース、具体的な目標——こうしたことを言語化して、今後の学習をどう進めるかを整理する必要があります。
ミライズでは、オンラインカウンセリング(約50分)を通じて、この整理をサポートしています。あなたの現在地を一緒に確認し、続く英語学習の道筋を描く。これが「一人で頑張らない」の実際の形です。
最後に、今日からの始め方を整理します。
まとめ|英語学習が続くかどうかは「意志」ではなく「行動パターン」で決まる
英語が続く人と続かない人の違いは何でしょう。多くの人は「意志の強さ」だと考えます。しかし実際には、続いている人たちは意図的に「行動パターン」を整えていました。
続く行動パターンは5つです。第一に、週4日以上は何らかの形で英語に触れる時間を作ること。毎日でなくても、一定のペースを保つことが重要です。第二に、学習の時間帯を固定すること。特に就寝前の学習が最も継続率が高いという調査結果があります。第三に、学んだ英語を仕事や趣味で実際に使うことで、学習が現実と結びつきます。第四に、小さな「できた」を見える化し、モチベーション維持につなげること。第五に、一人で抱えるのではなく、ペースメーカーとなる存在を持つことです。
冒頭で見た英語学習の習慣化に関する実態調査(n=400、2025年6月9日〜6月16日)によると、週4日以上学習した人の6カ月以上継続率は66.0%、週1〜3日の人は45.6%でした。ただし、頻度が高いから続いたのか、続いているから頻度が高いのかは、この調査からは分かりません。
実例を見ると、この傾向がより鮮明になります。20年間英語を続けてきた林さんは、転職を重ねながらも学習を途切れさせませんでした。宇田川さんは留学後も日本で「人と場所」を選ぶことで継続を実現しています。60代から英語を始めた仮屋さんも、年齢ではなく行動パターンで継続できました。
英語学習が続くかどうかは、根性ではなく仕組みで決まります。行動パターンを先に作った人から、英語は続いていきます。
