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英語「F」と「V」の発音のコツ|唇は噛まない、/f/・/v/の出し方とBとの違い

発音ノウハウ
英語「F」と「V」の発音のコツ|唇は噛まない、/f/・/v/の出し方とBとの違い

英語の F と V は、前歯と下唇で出し、喉の震えで言い分ける音です。唇を噛まずに出すコツ、very と berry のような /v/ と /b/ の違い、それぞれの音を含む英単語を解説します。

英語の F と V は、上の前歯を下唇の少し内側に軽く当て、すき間から息を出して摩擦させる音です。

  1. /f/:息だけで出す。喉は震えない(family・phone)
  2. /v/:声を出して喉を震わせる(very・visit)

唇を強く噛む必要はありません。前歯を下唇に軽く当てるだけで、音を出したらすぐに離します。文字の名前は、F が「エフ」、V が「ヴィー」です。日本語の「フ」「ブ」とは口の形が違うため、カタカナの音のまま読むと、/v/ が /b/ に聞こえることがあります。

この記事では、2つの音の出し方と違い、B との言い分けを、単語と例文の音声付きで解説します。聞き分けのクイズは、/f/ と /v/ の違いの章にあります。

本題の前に、3問

かっこの中のつづりは、どの音で読むでしょう。

近いと思う答えを押すと、答えと音声が出ます。

phone(ph の音)

of(f の音)

enough(gh の音)

F と V は、喉を震わせるかが違う

F と V を、前歯と下唇の当て方から練習する

カタカナの音のまま読むと、/v/ が /b/ に聞こえることがあります。シャベリッシュでは、英語の母音と子音を正しく出す練習から始めます。録音した発音は、日本人コーチと外国人講師が聞いてアドバイスします。

▶ 発音から始める練習の進め方を見る

▶ 受講生の話し方の変化を見る

英語の F と V の読み方|文字の名前はエフとヴィー、音は /f/ と /v/

「Vの読み方」を調べると、2つの答えが出てきます。1つは文字の名前で、F は「エフ」、V は「ヴィー」と読みます。もう1つは単語の中での音で、F は /f/、V は /v/ の音で読みます。

押すと発音が流れます。聞いたら、まねして声に出してみましょう。

  • F文字の名前 /ɛf/
  • V文字の名前 /viː/

V を「ブイ」と読む人も多いですが、英語の V の名前は、/v/ の音で始まる「ヴィー」です。

/f/ の音は、f・ff・ph・gh の4つのつづりで出てくる

/f/ の音は、f のつづりだけで出てくるわけではありません。phone の ph や、enough の gh も /f/ で読みます。反対に、of の f は /v/ で読みます。表の単語を押すと、音声が流れます。

音

つづり

単語

/f/

f

familyfive

/f/

ff

differentstuff

/f/

ph

phonephilosophy

/f/

gh

enoughlaugh

/v/

v

veryvisit

/v/

fof など、ごく一部

of

表の単語は、次のボタンで聞けます。

  • family
  • five
  • different
  • stuff
  • phone
  • philosophy
  • enough
  • laugh
  • very
  • visit
  • of

phone や philosophy のように、ph のつづりの単語は、カタカナでは「フォ」「フィ」と書かれます。英語では、どれも前歯を下唇に当てる /f/ で読みます。

/f/ と /v/ は、日本語の「フ」「ブ」とは口の形が違う

日本語の「フ」は、上下の唇を近づけて、そのすき間から息を出す音です。英語の /f/ は、上の前歯を下唇に当てて、歯と唇のすき間から息を出します。

日本語の「ブ」は、上下の唇をいったん閉じてから開く音で、英語の /b/ に近い音です。英語の /v/ は、唇を閉じません。上の前歯を下唇に当てたまま、喉を震わせて音を出します。

英語の音

日本語の音との違い

単語

/f/日本語のフ

フは、上下の唇で息を出す。/f/ は、上の前歯と下唇で息を出す

foodfine

/v/日本語のブ

ブは、上下の唇を閉じて開く。/v/ は、唇を閉じずに前歯を下唇に当てる

videovan

表の単語は、次のボタンで聞けます。

  • food
  • fine
  • video
  • van

カタカナで「ビデオ」と書く video も、英語では /v/ の音で始まります。唇を閉じて「ビ」と言うと、英語の /b/ の音に聞こえます。

日本語の「フ」「ブ」と英語の /f/・/v/ の口の形の違い:フは上下の唇で息を出し、/f/ は前歯を下唇に当てる。ブは唇を閉じて開き、/v/ は唇を閉じない

F /f/ とV /v/ の発音のコツとポイント

①前歯を下唇の少し内側につける

②瞬間的に摩擦させて、/f/は息だけ・/v/は喉を震わせる

/f/ と /v/ を正しく発音するポイント

押すと発音が流れます。聞いたら、まねして声に出してみましょう。

  • family/f/息だけ
  • very/v/喉を震わせる

タイトルのとおり、唇は噛みません。前歯で下唇を強く押さえると、息の通り道がふさがり、音が途切れます。上の前歯を下唇の内側に軽く乗せ、すき間から息が漏れる程度にします。

/f/ と /v/ の違い|喉が震えるかどうかで、別の単語になる

/f/ と /v/ は、口の形も息の出し方も同じです。違うのは、喉が震えるかどうかだけです。/f/ は息だけで出し、/v/ は声を出して喉を震わせます。

喉に指を当てて言い比べると、違いが分かります。/v/ を言うと指に振動が伝わり、/f/ では伝わりません。この違いだけで、fan(ファン)と van(ワゴン車)のように、別の単語になります。

喉に指を当てて、息だけの音と声を出す音を言い比べる

意味

/f/ の単語

/v/ の単語

ファン/ワゴン車

fan

van

元気な/ぶどうのつる

fine

vine

少しの/眺め

few

view

フェリー/とても

ferry

very

安全な/救う

safe

save

葉/去る

leaf

leave

表の単語は、次のボタンで聞けます。

  • fan
  • van
  • fine
  • vine
  • few
  • view
  • ferry
  • very
  • safe
  • save
  • leaf
  • leave

語尾の f と v も、言い分けが必要です。safe と save、leaf と leave は、最後の音だけが違います。英語では、v で終わる単語のほうが、前の母音が少し長く聞こえます。

試してみる:音声を聞いて、どちらの単語か当ててください

/f/ と /v/ の組を、6問用意しました。音声を聞いて、聞こえた単語を選びます。答えると、2つの単語を聞き比べられます。

聞き分けクイズ

正解 0 / 6

第1問 / 6問

聞こえたのはどちらでしょうか。

F /f/ の音を含む英単語

当記事では下記のF/f/が入っている発音について解説します。※当メディアは、別途記載のない限りアメリカ英語の発音を基本としています。

【初級 /f/の発音】

押すと発音が流れます。聞いたら、まねして声に出してみましょう。

  • family/ˈfæməli/
  • before/bɪˈfɔr/
  • friend/frɛnd/
  • follow/ˈfɑloʊ/
  • beautiful/ˈbjutəfəl/
  • different/ˈdɪfərənt/
  • phone/foʊn/
  • difficult/ˈdɪfəkəlt/
  • life/laɪf/
  • famous/ˈfeɪməs/
  • My friend has a beautiful voice and often performs at local events.私の友人は声がきれいで、よく地元のイベントに出演しています。
  • Frank forgot his phone in the car, so he had to go back and get it.フランクは携帯電話を車の中に忘れてしまったので、取りに戻らなければなりませんでした。
  • It’s difficult to find a good work-life balance.ワークライフバランスをうまくとるのは難しいですね。
  • My favorite color is blue, but my friend prefers red.私の好きな色は青ですが、友人は赤が好きです。
  • My brother is a big fan of football and he often watches games on TV.私の兄はアメリカンフットボールのファンで、よくテレビで試合を見ています。

【中上級 /f/の発音】

  • efficient/ɪˈfɪʃənt/
  • function/ˈfʌŋkʃən/
  • effective/ɪˈfɛktɪv/
  • finance/fəˈnæns/
  • significant/səɡˈnɪfɪkənt/
  • stuff/stʌf/
  • philosophy/fəˈlɑsəfi/
  • beneficial/ˌbɛnəˈfɪʃəl/
  • definite/ˈdɛfənət/
  • philosopher/fəˈlɑsəfər/
  • Happiness and fulfillment are more important than fame.
  • The family had to face a difficult financial situation due to the father’s investment failure.
  • The function of the new software has significantly improved the efficiency of the team.
  • Studying philosophy can be beneficial in many areas of life.
  • The conference focused on the future of finance and how technology is changing the industry.

V /v/ の音を含む英単語

当記事では下記のV/v/が入っている発音について解説します。※当メディアは、別途記載のない限りアメリカ英語の発音を基本としています。

【初級/v/の発音】

押すと発音が流れます。聞いたら、まねして声に出してみましょう。

  • available/əˈveɪləbəl/
  • visit/ˈvɪzət/
  • improve/ɪmˈpruv/
  • vision/ˈvɪʒən/
  • believe/bɪˈliv/
  • very/ˈvɛri/
  • travel/ˈtrævəl/
  • achieve/əˈʧiv/
  • move/muv/
  • receive/rəˈsiv/
  • My favorite vegetable is the violet eggplant.好きな野菜は紫茄子です。
  • I have a vivid vision of visiting the United States someday.いつかアメリカを訪れたいという鮮明なビジョンを持っています。
  • I love to travel and visit new places and meet local people.私は旅行や新しい場所を訪れたり、地元の人々と会うのが大好きです。
  • The strategy is very effective in achieving our goals.その戦略は、目標の達成にとても効果的です。
  • Feel free to visit my travel agency. We are always available to help you.私たちの旅行代理店へお気軽にお越しください。いつでもお手伝いいたします。

【中上級/v/の発音】

  • provide/prəˈvaɪd/
  • involve/ɪnˈvɑlv/
  • investment/ɪnˈvɛstmənt/
  • advertising/ˈædvərˌtaɪzɪŋ/
  • advantage/ædˈvæntɪʤ/
  • relevant/ˈrɛləvənt/
  • approve/əˈpruv/
  • creative/kriˈeɪtɪv/
  • motivate/ˈmoʊtəˌveɪt/
  • progressive/prəˈɡrɛsɪv/
  • We need to be motivated and have a progressive mindset.
  • Our team’s creative thinking and problem-solving skills have been essential in achieving our goals.
  • The advertising campaign was so effective that it motivated a significant increase in sales.
  • We need to invest more time and resources into employee training and development to stay competitive.
  • It’s important to take advantage of every opportunity to provide feedback and improve our work.

/v/ と /b/ の違い|唇を閉じるかどうかで、very と berry が分かれる

ここまでの V の単語を、「ベリー」「ビジット」のように、カタカナの音で読んでいないでしょうか。日本語には /v/ の音がないため、/v/ をバ行で読むと、英語の /b/ の音になります。

very(とても)を「ベリー」と読むと、berry(ベリー類の果物)に聞こえます。/v/ と /b/ は、どちらも喉を震わせる音です。違いは口の形にあります。/b/ は上下の唇を閉じてから開き、/v/ は上の前歯を下唇に当てたまま音を出します。

/v/ と /b/ は唇の形で分かれる:/v/ は前歯を下唇に当てたまま(very・vote・vest)、/b/ は上下の唇を閉じてから開く(berry・boat・best)

意味

/v/ の単語

/b/ の単語

とても/ベリー類の果物

very

berry

投票/ボート

vote

boat

ベスト(服)/最もよい

vest

best

ワゴン車/禁止

van

ban

表の単語は、次のボタンで聞けます。

  • very
  • berry
  • vote
  • boat
  • vest
  • best
  • van
  • ban

/b/ を言うときは、唇がいったん閉じます。/v/ を言うときは、唇は閉じず、前歯が下唇に触れています。鏡を見ながら言うと、唇が閉じているかどうかを目で確かめられます。

受講生の中にも、b と v の言い分けに苦戦した人がいます。

外資系企業でコンサルタントとして働くY.Nさんは、「b」と「v」の音が苦手で、毎回苦戦していました。単語なら発音できても、文章になると、口の形を作るのが間に合わなかったそうです。b と v が多く出る教材の復習を増やし、その単語だけゆっくり発音する工夫を続けました。

Y.Nさん(シャベリッシュの前身サービス「ハツオン」の受講生)の体験談より 体験談を読む

外資系企業に転職した中津さんのレッスンでは、1回につき、似ている2つの音を学びました。「L」と「R」や、「V」と「B」の違いです。講師が実際に顔を横に向けて発音の仕方を見せてくれたので、とても分かりやすかったと話しています。

中津さん(シャベリッシュの前身サービス「ハツオン」の受講生)の体験談より 体験談を読む

b と v は、単語では言い分けられても、文になると崩れやすい組です。V の単語の章の例文にも、visit・travel・available のように、/v/ が1文に何度も出てきます。単語で言い分けられるようになったら、例文の音声に続けて、1文の中の /v/ を全部、前歯と下唇で言ってみてください。

V と B を口の形から言い分けたいなら、日本人コーチ×外国人講師のW体制で教える英語コーチング「シャベリッシュ」がおすすめです。子音は、日本語16種に対し、英語は24種です。日本語に存在しない子音を、口の形から作り直します。

子音の学び方について詳しく知りたい方は、こちらから特長をご覧ください。口の開け方、舌の位置、息の使い方を整える「発声法」など、音を分解して鍛える9つの学習項目を紹介しています。

英語の発音の練習方法

英語の正しい音を習得するには、以下のステップがあります。

英語の発音の練習方法:正しい音を理解する・発声練習をする・第三者にフィードバックをもらう

まずは正しい音を理解する

ネイティブの英語を何度聞いても分からなかったのに、テキストで見ると意外と簡単なことを言っていて拍子抜けしたことはありませんか?

見ればわかるはずの英語が聞こえない理由は明確で、正しい音を発することができていないからです。

人間の脳には「発音できない音は聞こえない」という特性があります。日本語にはない英語の音は、脳が雑音と理解してしまうため入ってこないのです。

英語と日本語の発音の違いと正しい発音の仕方を理解することが、リスニング力の大幅な向上の近道になります。

発音できない音は聞き取れない

とにかく発声練習をする

音を理解したら、発音の反復練習が欠かせません。日本語でも同じですが、子どものころに発音しづらかった言葉も何回も発話することによって正しく発音することができるようになります。

最初は言いなれない英単語でも、スムーズに発音できるまで繰り返し練習しましょう。

/f/ と /v/ は、意味が変わる組を交互に言うと、喉の震えの違いが分かります。次の組を、音声のあとに続けて声に出してみてください。

押すと発音が流れます。聞いたら、まねして声に出してみましょう。

  • fan/f/
  • van/v/
  • few/f/
  • view/v/

喉に指を当てたまま言うと、/v/ のときだけ指に振動が伝わるかを確かめられます。鏡で、前歯が下唇に軽く触れているかも見てみてください。スマートフォンで録音して、お手本と続けて聞くのも効果的です。

第三者にフィードバックをもらう

発音を上達させるためには第三者からどこが間違っているかを指摘してもらうことも近道です。一人で発音の練習をしていても自分の間違いに気づくことはとても難しいものです。さらに、間違った発音方法が一度身についてしまうと改善に時間がかかってしまいます。

自分の F と V が相手にどう聞こえているかを確かめながら練習したい方へ。英語コーチング「シャベリッシュ」がおすすめです。受講中は、録音した発音は、日本人コーチと外国人講師が聞いてアドバイスします。

無料カウンセリングについて詳しく知りたい方は、こちらからご覧ください。予約はフォームから30秒で完了し、オンラインで実施する当日の流れを紹介しています。

第三者に自分の発音を客観的に指摘してもらうことで改善点が明確になり、より早く上達させることができます。

日本語にない子音から練習を組み立てる英語コーチング「シャベリッシュ」

シャベリッシュとは:音から始めて、仕事で話せるまで練習する英語コーチング

シャベリッシュは、ビジネスのための英語コーチングです。商談・交渉・プレゼンなどで、自然な会話ができることを目指します。公式サイトの言葉では「最短2ヶ月からの完全トークトレーニング」です。

「発せない音は、聞き取れない」という考え方から、練習を、音を作る、反射に変える、実戦で仕上げる、の3つのステップで進めます。

最初の音を作る段階では、母音15・子音24の音と、リンキング(音のつながり)やリダクション(音の脱落)などの音の変化を練習します。公式サイトによると、子音は日本語の16種に対し、英語は24種です。この記事の /f/ と /v/ のように、日本語に存在しない子音を、口の形から作り直します。

専用の教材と外国人講師のレッスンで、音を直しながら進めます。日本人コーチと外国人講師のW体制で、毎週の練習に伴走します。音の練習の進め方は、シャベリッシュの特長で詳しく紹介しています。

体験談で紹介したY.Nさん・中津さんのように、受講した方の体験は、受講生の声で読めます。受講前と受講後の話し方の変化は、公式サイトのトップページの動画で聞き比べられます。

英語「F」と「V」の発音に関するよくある質問

Q

なぜ発音から学ぶことが英語学習の最短距離なのですか?

A

正しい発音を学ぶことで、「話す」「聞く」「読む」「書く」の4つのスキルの上達を加速させるからです。英語を話す相手が聞き取りやすく、正確な発音で発話することで、コミュニケーションがスムーズになります。また、英語の正しい発音を理解することで、英語を聞き取る能力が向上します。逆に自分が発音できない音は聞き取ることができません。更に、正しい発音学習は、単語やフレーズなどの語彙習得の定着や文法理解の向上にもつながります。

Q

アメリカ英語の発音を基準としているのはなぜですか?

A

世界基準としてのアメリカ英語を学ぶことで、その他の英語アクセントへ応用する際の基礎になるためです。世界中にはさまざまな英語が存在しています。ただ、アメリカ英語はビジネスや教育現場で最も使われているアクセントの1つであり、アメリカ英語の発音が世界基準と認識されています。

Q

英語の発音を独学するのは難しいですか?

A

一般的に母国語以外の言語の発音を習得することは、難しいとされています。特に英語と日本語では、母音や子音の数やそれらの発声方法が大きく異なります。そのため、正しい英語発音の習得には、「正しい学習方法」と「多くの時間」が必要となります。また、自分一人で発音の間違いに気づくことは非常に難しく、第三者からの専門的かつ適切なフィードバックをもらうことが必要不可欠となります。

Q

正しい発音はどれくらいの期間で身につきますか?

A

英語発音の習得の速さには個人差があります。ただ、十分な学習時間と正しい学習方法で取り組むことによって、数ヶ月から数年程度で正しい発音を身につけることができます。しかし、よりネイティブに近い発音を習得するためには、継続的な努力と練習が必要です。また、英語話者とのコミュニケーションや、実際に話す環境での練習が必要です。

Q

英語の F と V は、どう発音しますか?

A

上の前歯を下唇の少し内側に軽く当て、すき間から息を出して摩擦させます。/f/ は息だけで出し、/v/ は声を出して喉を震わせます。文字の名前は、F が「エフ」、V が「ヴィー」です。

Q

/f/ と /v/ の違いは何ですか?

A

喉が震えるかどうかです。口の形と息の出し方は同じです。fan と van、safe と save は、この違いだけで別の単語になります。

Q

F と V は、唇を噛んで発音するのですか?

A

強くは噛みません。上の前歯を下唇の内側に軽く乗せ、すき間から息が漏れる程度にします。強く噛むと息の通り道がふさがり、音が途切れます。

Q

V と B を言い分けるコツは何ですか?

A

唇を閉じるかどうかです。/b/ は上下の唇を閉じてから開き、/v/ は唇を閉じずに、前歯を下唇に当てたまま喉を震わせます。鏡を見ながら、very と berry を交互に言ってみてください。

Q

of の f は、なぜ /v/ で読むのですか?

A

of は、f のつづりを /v/ で読む、数少ない例外の単語です。反対に、phone の ph や enough の gh のように、f 以外のつづりを /f/ で読む単語もあります。

Q

日本語の「フ」と英語の /f/ は、何が違いますか?

A

口の形が違います。日本語の「フ」は上下の唇を近づけて息を出し、英語の /f/ は上の前歯を下唇に当てて息を出します。food や fine を、前歯を下唇に当てて言ってみてください。

F と V の音を毎日の英語で使う工夫|英語が要る場面を書き出す・録音で原因を分ける・小さな成功を作る

ここまでで、/f/ と /v/ の出し方と違い、/b/ との言い分けを、単語と例文の音声で見てきました。ただ、単語で言い分けられても、会話の中で使えるとは限りません。ここでは、覚えた音を毎日の英語で使うための工夫を3つ紹介します。どれも、発音メディアのほかの記事で紹介している方法です。

F と V の音を毎日の英語で使う工夫:英語が要る場面を書き出す・録音で原因を分ける・小さな成功を作る

何のために練習するかが決まらないなら、英語が要る場面を1つ書き出す。その場面がいつ来るかも書く。

たとえば、「英語が話せるようになりたい」という目標では、何から始めるかが決まりません。60歳の定年前に留学した余部さんの場合は、次のようなきっかけでした。「外資系会社のクライアントと仕事をすることがあり、今後、打ち合わせなどで英語が必要になるかもしれない」。看護師の方は、「勤務先が外国人患者を受け入れる病院になった」でした。

そんなときに「英語が要る場面」を書き出すと、何から練習するかが決まります。場面が決まると、何から練習するかも決まるためです。会議で発言したいなら、その場で返す練習が先になります。メールが中心なら、書く練習を多くします。

「英語全般」を目標にするのと違って、この方法では、自分の場面から練習の順番を決めます。手順は3つです。

  1. 英語が要る場面を、具体的に1つ書き出します。「来期から海外拠点との定例会議に出ることになった」くらいまで具体的に書きます。
  2. 書き出した場面から、何から練習するかを決めます。会議で発言したいなら、その場で返す練習を先にします。
  3. その場面がいつ来るかも書いておきます。半年後の赴任なのか、来期の異動なのか、まだ分からないのかで、選べるやり方が変わります。

会議の場面を書き出したら、この記事の中上級の単語から、その会議で使いそうな語を選んでみてください。provide・effective・finance のような語は、会議の資料にもよく出てきます。場面の書き出し方は、英語はもう遅いのかの記事で紹介しています。

話す途中で止まってしまうなら、答えを録音して原因を2つに分ける。今夜10分で確かめる。

たとえば、英語の面接の答えを頭の中で用意していても、声に出す段階で言葉がつかえることは珍しくありません。スコアが高くても自信が持てない人もいれば、発音への不安が解消されただけで面接に臨めるようになる人もいます。

そんなときに「録音して原因を分ける」と、何を練習すればよいかが分かります。自信のなさが、単語や文法の知識不足から来ているのか、発音や話すこと自体への抵抗感から来ているのかで、やることが変わるためです。

単語や文法だけを復習するのと違って、この方法では、止まった原因を先に切り分けます。先に切り分けておかないと、埋まらないほうに時間を使うことになります。手順は3つです。

  1. 想定質問を1つ選び、答えを声に出して録音します。
  2. 録音を聞きながら、「言いたいことが出てこなかった」のか、「言えてはいるが、自分の音が気になって止まった」のかを分けます。
  3. 前者なら、その質問で使う言い回しを書き出して覚えます。後者なら、声に出して人に聞いてもらう時間を取ります。

前者は用意すれば埋まりますが、発音への不安は、用意しても埋まりません。very や available を言う前に「ブ」か「ヴ」かで迷って止まったなら、後者です。切り分け方は、外資系面接の英語の記事で紹介しています。

練習が何度も止まるなら、止まり方の型を特定する。今週中に小さな成功を1つ作る。

たとえば、教材を次々に買い替える、完璧に言えるまで話さない、一人で練習して上達しているのか分からない、という止まり方があります。外資系IT企業で営業職として働く方は、1週間のセブ島留学のあと、「案外やってみたらイケる」と話しています。

そんなときに「止まり方の型」を特定すると、何を変えればよいかが見えてきます。英語の挫折は、個人の意志の弱さではありません。教材ジプシー、完璧主義、孤独学習という、3つの構造パターンです。

「意志が弱いから」と自分を責めるのと違って、この方法では、止まった理由を構造で見ます。そのうえで、今週中に小さな成功を1つ作ります。ここから先の初手は3つです。

  1. 自分の挫折パターンを特定します。セルフ診断6問で、教材ジプシー・完璧主義・孤独学習のどれに当てはまるかを確かめます。
  2. 同じパターンで再起した人の記録を読み返します。
  3. 今週中に小さな成功を1つ作ります。声に出す、誰かと話す、といった小さな行動です。

この記事なら、聞き分けクイズで fan と van を聞き分けられたこと、very を「ヴェリー」と言えたことも、小さな成功です。1つできたら、次の組に進みます。パターンの見分け方は、英語の挫折は「意志の弱さ」ではないの記事で紹介しています。

まとめ|英語の F と V は、前歯と下唇で出し、喉の震えで言い分ける

F/f/とV/v/の発音は日本人にとって発音しにくい音ですが、何度も練習することによって正しく発音ができるようになります。

/f/ と /v/ は、上の前歯を下唇に軽く当てて出し、/f/ は息だけ、/v/ は喉を震わせます。唇は噛まず、/v/ では唇を閉じないことで、/b/ と言い分けられます。まずは、この記事の聞き分けクイズで、fan と van を聞き分けられるかを試してみてください。

シャベリッシュは、「発せない音は、聞き取れない」という考え方で練習を組む英語コーチングです。日本人コーチと外国人講師の2人が、毎週の練習を一緒に見直します。無料カウンセリングでは、英文の例題を1つ聞き、聞き取れない理由を担当者が説明します。そのうえで今の英語のレベルを確かめ、自分に合う学習の方法を相談できます。予約は30秒で完了します。無料カウンセリングを予約する

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