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英語「K」と「G」の発音のコツ|/k/・/g/の違いと読み方、kを読まない単語

発音ノウハウ
英語「K」と「G」の発音のコツ|/k/・/g/の違いと読み方、kを読まない単語

英語の K と G は、息の強さと喉の震えで言い分ける音です。/k/ と /g/ の出し方のコツ、語尾で母音を足さずに止める読み方、kn の k を読まない単語を解説します。

英語の K と G は、舌の付け根を上あごの奥に当て、離す瞬間に出す音です。

  1. /k/:息だけで出す。単語の最初では、強い息が出る(cool・come)
  2. /g/:声を出して喉を震わせる(get・gain)

文字の名前は、K が「ケイ」、G が「ジー」です。語尾の k と g は、日本語の「ク」「グ」のように母音を足さずに止めます。know や knife のように、つづりに k があっても読まない単語もあります。

この記事では、2つの音の出し方と違い、語尾の読み方、読まない k を、単語と例文の音声付きで解説します。聞き分けのクイズは、/k/ と /g/ の違いの章にあります。

本題の前に、3問

この k・g・ch は、どう読むでしょう。

近いと思う答えを押すと、答えと音声が出ます。

know(k の音)

G(文字の名前の最初の音)

school(ch の音)

K と G は、喉を震わせるかが違う

K と G を、息と喉の震えから練習する

語尾の k と g は、母音を足さずに止めて読みます。シャベリッシュでは、英語の母音と子音を正しく出す練習から始めます。録音した発音は、日本人コーチと外国人講師が聞いてアドバイスします。

▶ 発音から始める練習の進め方を見る

▶ 受講生の話し方の変化を見る

英語の K と G の読み方|文字の名前はケイとジー、音は /k/ と /g/

「K の読み方」「G の読み方」には、2つの答えがあります。1つは文字の名前で、K は「ケイ」、G は「ジー」と読みます。もう1つは単語の中での音で、K は /k/、G は多くの場合 /g/ の音で読みます。

押すと発音が流れます。聞いたら、まねして声に出してみましょう。

  • K文字の名前 /keɪ/
  • G文字の名前 /dʒiː/

G の文字の名前「ジー」は、/g/ ではなく /dʒ/ の音で始まります。文字の名前と単語の中の音が違うため、G は読み方を迷いやすい文字です。

/k/ の音になるつづりは、k だけではない

/k/ の音は、k のほかに、c・ck・ch・qu・x のつづりにも出てきます。この記事の単語の一覧でも、cool や culture の c、check の ck、chemical の ch が /k/ の音です。表の単語を押すと、音声が流れます。

つづり

どう読むか

単語

k

/k/

key kitchen

ca・o・u の前

/k/

come cover

ck語尾に多い

/k/

check back

ch一部の単語

/k/

school chemical

qu

/kw/

queen required

x

/ks/

box excuse

表の単語は、次のボタンで聞けます。

  • key
  • kitchen
  • come
  • cover
  • check
  • back
  • school
  • chemical
  • queen
  • required
  • box
  • excuse

ch は、check や chair のように /ʧ/ で読むことが多いつづりです。school・chemical・psychology のように、/k/ で読む単語もあります。

g は、 /g/ と /dʒ/ の2通りに読む

g は、多くの単語で /g/ と読みます。e・i・y の前では、gym や page のように /dʒ/ で読むことがあります。ただし、get や give のように、e・i の前でも /g/ で読む単語もあります。

g のあとの文字

どう読むか

単語

a・o・u・子音

/g/

gain go grow

e・i・y多くの単語

/dʒ/

gym page giant

e・i例外の単語

/g/

get give girl

表の単語は、次のボタンで聞けます。

  • gain
  • go
  • grow
  • gym
  • page
  • giant
  • get
  • give
  • girl

つづりと音の関係は、フォニックスの記事でも、26文字の読み方として紹介しています。

K /k/ とG /g/ の発音のコツとポイント

①日本語で『ク』マウスポジション喉を意識して舌の付け根を上げる

②瞬間的に破裂させて、/k/は息だけ、/g/は喉を震わせる

/k/ と /g/ を正しく発音するポイント

押すと発音が流れます。聞いたら、まねして声に出してみましょう。

  • cool/k/息だけ
  • get/g/喉を震わせる

/k/ と /g/ の違い|息の強さと喉の震えで、別の単語になる

/k/ と /g/ は、舌の位置も口の形も同じです。違いは2つあります。1つは喉が震えるかどうか、もう1つは音を出したあとの息の強さです。

/k/ は、単語の最初で強い息が出る

cool や come のように、/k/ が単語の最初にあるときは、音を出したあとに強い息が出ます。口の前にティッシュを1枚垂らして言うと、/k/ ではティッシュが揺れます。

この息の強さは、単語の中の場所で変わります。sky や scared のように s のあとの /k/ は、息が弱くなります。ask や fact のように語尾や子音の前にある /k/ も、強い息は出ません。

/k/ の場所

息の強さ

単語

単語の最初強く読む音の頭

強い

cool come

s のあと

弱い

sky scared

語尾・子音の前

弱い

ask fact

表の単語は、次のボタンで聞けます。

  • cool
  • come
  • sky
  • scared
  • ask
  • fact

sky の k は息が弱いため、日本語の「スガイ」に近く聞こえることがあります。k と書いてあるのに g に聞こえるときは、前に s があるかを確かめてみてください。

/g/ は、声を出して喉を震わせる

/g/ は、/k/ と同じ舌の位置で、声を出して喉を震わせます。息は強く出ません。喉に指を当てて言い比べると、/g/ のときだけ指に振動が伝わります。

この違いだけで、coat(コート)と goat(ヤギ)のように、別の単語になります。表の単語を押して、聞き比べてみてください。

意味

/k/ の単語

/g/ の単語

コート/ヤギ

coat

goat

寒い/金

cold

gold

クラス/ガラス

class

glass

来た/ゲーム

came

game

背中/かばん

back

bag

選ぶ/豚

pick

pig

表の単語は、次のボタンで聞けます。

  • coat
  • goat
  • cold
  • gold
  • class
  • glass
  • came
  • game
  • back
  • bag
  • pick
  • pig

単語の最初では、/k/ の強い息が聞き分けの手がかりになります。語尾の back と bag は、g で終わる単語のほうが、前の母音が少し長く聞こえます。

試してみる:音声を聞いて、どちらの単語か当ててください

/k/ と /g/ の組を、6問用意しました。音声を聞いて、聞こえた単語を選びます。答えると、2つの単語を聞き比べられます。

聞き分けクイズ

正解 0 / 6

第1問 / 6問

聞こえたのはどちらでしょうか。

K /k/ の音を含む英単語

当記事では下記のK/k/が入っている発音について解説します。※当メディアは、別途記載のない限りアメリカ英語の発音を基本としています。

【初級 /k/ の発音】

押すと発音が流れます。聞いたら、まねして声に出してみましょう。

  • come/kʌm/
  • scared/skɛrd/
  • cool/kul/
  • check/ʧɛk/
  • because/bɪˈkɔz/
  • cover/ˈkʌvər/
  • culture/ˈkʌlʧər/
  • sky/skaɪ/
  • ask/æsk/
  • fact/fækt/
  • Kate is coming over later, so we need to clean the kitchen.このあとケイトが来るから、キッチンをきれいにしないと。
  • The cat is sleeping on the couch, and it looks so cute.猫がソファの上で寝ていて、とてもかわいく見えるよ。
  • Jack likes to drink coffee with his breakfast.ジャックは朝食にコーヒーを飲むのが好きなんだ。
  • Could you pass me the book from the bookshelf?本棚にある本を渡してもらえますか?
  • I’m practicing my speaking skills.スピーキングの練習をしているんだ。

【中上級 /k/ の発音】

  • commitment/kəˈmɪtmənt/
  • colleague/ˈkɑliɡ/
  • psychology/saɪˈkɑləʤi/
  • required/riˈkwaɪərd/
  • equipment/ɪˈkwɪpmənt/
  • economic/ˌɛkəˈnɑmɪk/
  • excuse/ɪkˈskjus/
  • accomplishment/əˈkɑmplɪʃmənt/
  • chemical/ˈkɛməkəl/
  • dramatic/drəˈmætɪk/
  • The economic situation in the country is getting worse due to the pandemic.
  • She always wears comfortable shoes to work, so she can focus on her tasks.
  • The company is considering a new marketing strategy to increase their market share.
  • She always puts on a necklace with a locket that contains a picture of her grandmother.
  • The concert was fantastic; the music rocked, and the crowd was really into it.

G /g/ の音を含む英単語

当記事では下記のG/g/が入っている発音について解説します。※当メディアは、別途記載のない限りアメリカ英語の発音を基本としています。

【初級 /g/ の発音】

押すと発音が流れます。聞いたら、まねして声に出してみましょう。

  • get/ɡɛt/
  • graduate/ˈɡræʤuɪt/
  • government/ˈɡʌvərmənt/
  • grow/ɡroʊ/
  • again/əˈɡɛn/
  • drug/drʌɡ/
  • angry/ˈæŋɡri/
  • agree/əˈɡri/
  • example/ɪɡˈzæmpəl/
  • gain/ɡeɪn/
  • The teacher gave us a good example.先生は良い例を挙げてくれました。
  • I go to a drugstore to get my medicine.私は薬を買うためにドラッグストアに行きます。
  • My dog likes to dig holes in the garden.私の犬は庭で穴を掘るのが好きです。
  • I always forget to bring my gym bag with me when I go to work in the morning.私は朝仕事に行くとき、いつもジムバッグを持っていくのを忘れてしまいます。
  • The boy got angry because his grandfather came to his room without asking.少年は祖父が断りもなく部屋に入ってきたので、怒った。

【中上級 /g/ の発音】

  • guarantee/ˌɡɛrənˈti/
  • glance/ɡlæns/
  • congratulate/kənˈɡræʧəˌleɪt/
  • figure/ˈfɪɡjər/
  • struggle/ˈstrʌɡəl/
  • exactly/ɪɡˈzæktli/
  • organize/ˈɔrɡəˌnaɪz/
  • ignored/ɪɡˈnɔrd/
  • emigrate/ˈɛməˌɡreɪt/
  • ugly/ˈʌɡli/
  • I’m glad to see you’re making progress with your work.
  • The guard struggled to get the key in the lock, but eventually managed to unlock the gate.
  • The global pandemic has had a significant impact on the economy, causing many businesses to struggle.
  • The manager congratulated the team on their great achievement and gave them some gifts.
  • The concert was a great success, with the audience giving a standing ovation.

語尾の k・g と読まない k|母音を足さずに止め、kn の k は読まない

ここまでの単語には、日本語のカタカナで書くと、音が変わってしまうものがあります。たとえば book を「ブック」、bag を「バッグ」、dog を「ドッグ」と読むと、最後に「ウ」の母音が付きます。

語尾の k・g は、「ク」「グ」と母音を足さずに止める

英語の book は、最後の /k/ で終わります。舌の付け根を上あごの奥に当て、軽く離すか、そのまま止めて終えます。bag や dog の /g/ も同じで、「グ」と母音を足しません。

押すと発音が流れます。聞いたら、まねして声に出してみましょう。

  • book最後に母音を足さない
  • bag最後に母音を足さない
  • dog最後に母音を足さない

単語の一覧の ask・fact・drug も、語尾に k や g があります。音声を聞くと、最後に「ク」「グ」の母音が付いていないことが分かります。

語尾の k や g は、次の単語が母音で始まると、その母音とつながります。Take a look. は、take と a がつながり、「テイカ・ルック」に近く聞こえます。

  • Take a look.take の k と a がつながる

音のつながりは、リンキングの記事でくわしく解説しています。

kn の k は読まない。know・knife・knee は n の音で始まる

know・knife・knee・knock のように、kn で始まる単語の k は読みません。know は no と同じ音で、knife は「ナイフ」に近い音です。

単語

意味

読み方

know

知っている

n の音で始まる

knife

ナイフ

n の音で始まる

knee

ひざ

n の音で始まる

knock

ノックする

n の音で始まる

knowledge

知識

n の音で始まる

表の単語は、次のボタンで聞けます。

  • know
  • knife
  • knee
  • knock
  • knowledge

g にも、読まないつづりがあります。sign・design のように gn で終わる単語では、g を読みません。また、sing や long の ng は、g を /g/ ではっきり読まず、/ŋ/ という1つの音で読みます。

  • signgn の g を読まない
  • designgn の g を読まない

/ŋ/ の出し方は、英語の M・N・NG の発音の記事で解説しています。

受講生の中にも、カタカナの読み方や、語尾の子音のつながりに気づいて、聞こえ方が変わった人がいます。

映画制作の仕事で、毎日海外クルーと話す佐野さんは、受講して自分の癖に気づきました。カタカナで発音していたことと、1単語ずつぶつ切りで読んでいたことです。語尾の子音が次の語頭の母音とつながる「リンキング」が苦手で、毎朝1時間を確保して練習したそうです。

佐野さん(シャベリッシュの前身サービス「ハツオン」の受講生)の体験談より 体験談を読む

WEB制作会社を経営する井上さんは、受講して母音と子音の仕組みを知りました。仕事の合間の運転中に英語の音声を聞くと、分かる単語やフレーズがクリアに聞こえてくるようになったそうです。

井上さん(シャベリッシュの前身サービス「ハツオン」の受講生)の体験談より 体験談を読む

語尾の k・g と読まない k は、1語ずつ覚えるより、ルールで覚えるとまとめて身につけられます。語尾には母音を足さない、kn の k は読まない、という形です。ルールを知ってから単語の一覧の音声を聞き直すと、語尾の止め方に気づけます。

語尾の k・g や読まない k まで聞き分けたいなら、音から作り直す英語コーチング「シャベリッシュ」がおすすめです。第二言語習得研究で知られる「発せない音は、聞き取れない」という原則から、日本語にない音を発せるところから練習します。

子音の学び方について詳しく知りたい方は、こちらから特長をご覧ください。日本語16種に対し英語は24種ある子音や、息の使い方を含む発声法など、音を分解して鍛える9つの学習項目を紹介しています。

英語の発音の練習方法

英語の正しい音を習得するには、以下のステップがあります。

英語の発音の練習方法:正しい音を理解する・発声練習をする・第三者にフィードバックをもらう

まずは正しい音を理解する

ネイティブの英語を何度聞いても分からなかったのに、テキストで見ると意外と簡単なことを言っていて拍子抜けしたことはありませんか?

見ればわかるはずの英語が聞こえない理由は明確で、正しい音を発することができていないからです。

人間の脳には「発音できない音は聞こえない」という特性があります。日本語にはない英語の音は、脳が雑音と理解してしまうため入ってこないのです。

英語と日本語の発音の違いと正しい発音の仕方を理解することが、リスニング力の大幅な向上の近道になります。

発音できない音は聞き取れない

とにかく発声練習をする

音を理解したら、発音の反復練習が欠かせません。日本語でも同じですが、子どものころに発音しづらかった言葉も何回も発話することによって正しく発音することができるようになります。

最初は言いなれない英単語でも、スムーズに発音できるまで繰り返し練習しましょう。

/k/ と /g/ は、意味が変わる組を交互に言うと、息と喉の震えの違いが分かります。次の組を、音声のあとに続けて声に出してみてください。

押すと発音が流れます。聞いたら、まねして声に出してみましょう。

  • coat/k/
  • goat/g/
  • cold/k/
  • gold/g/

口の前にティッシュを垂らすと、/k/ のときだけ揺れるかを確かめられます。喉に指を当てれば、/g/ のときだけ振動が伝わるかも分かります。

第三者にフィードバックをもらう

発音を上達させるためには第三者からどこが間違っているかを指摘してもらうことも近道です。一人で発音の練習をしていても自分の間違いに気づくことはとても難しいものです。さらに、間違った発音方法が一度身についてしまうと改善に時間がかかってしまいます。

自分の /k/ の息や /g/ の喉の震えが出ているかを、人に確かめてもらいながら練習したい方へ。英語コーチング「シャベリッシュ」がおすすめです。受講中は、録音した発音は、日本人コーチと外国人講師が聞いてアドバイスします。

無料カウンセリングについて詳しく知りたい方は、こちらからご覧ください。英語を使う場面と期日を整理し、目標と期日から逆算した学習プランを提案する流れを紹介しています。

第三者に自分の発音を客観的に指摘してもらうことで改善点が明確になり、より早く上達させることができます。

音から練習を組み立てる英語コーチング「シャベリッシュ」

シャベリッシュとは:音から始めて、仕事で話せるまで練習する英語コーチング

シャベリッシュは、ビジネスのための英語コーチングです。商談・交渉・プレゼンなどで、自然な会話ができることを目指します。公式サイトの言葉では「最短2ヶ月からの完全トークトレーニング」です。

「発せない音は、聞き取れない」という考え方から、練習を、音を作る、反射に変える、実戦で仕上げる、の3つのステップで進めます。

最初の音を作る段階では、母音15・子音24の音と、リンキング(音のつながり)やリダクション(音の脱落)などの音の変化を練習します。この記事の /k/ と /g/ も、24の子音に入る音です。

専用の教材と外国人講師のレッスンで、音を直しながら進めます。日本人コーチと外国人講師のW体制で、毎週の練習に伴走します。子音の練習の進め方は、シャベリッシュの特長で詳しく紹介しています。

受講生の受講前と受講後の話し方は、公式サイトのトップページの動画で聞き比べられます。受講した方の体験は、受講生の声で読めます。

英語「K」と「G」の発音に関するよくある質問

Q

なぜ発音から学ぶことが英語学習の最短距離なのですか?

A

正しい発音を学ぶことで、「話す」「聞く」「読む」「書く」の4つのスキルの上達を加速させるからです。英語を話す相手が聞き取りやすく、正確な発音で発話することで、コミュニケーションがスムーズになります。また、英語の正しい発音を理解することで、英語を聞き取る能力が向上します。逆に自分が発音できない音は聞き取ることができません。更に、正しい発音学習は、単語やフレーズなどの語彙習得の定着や文法理解の向上にもつながります。

Q

アメリカ英語の発音を基準としているのはなぜですか?

A

世界基準としてのアメリカ英語を学ぶことで、その他の英語アクセントへ応用する際の基礎になるためです。世界中にはさまざまな英語が存在しています。ただ、アメリカ英語はビジネスや教育現場で最も使われているアクセントの1つであり、アメリカ英語の発音が世界基準と認識されています。

Q

英語の発音を独学するのは難しいですか?

A

一般的に母国語以外の言語の発音を習得することは、難しいとされています。特に英語と日本語では、母音や子音の数やそれらの発声方法が大きく異なります。そのため、正しい英語発音の習得には、「正しい学習方法」と「多くの時間」が必要となります。また、自分一人で発音の間違いに気づくことは非常に難しく、第三者からの専門的かつ適切なフィードバックをもらうことが必要不可欠となります。

Q

正しい発音はどれくらいの期間で身につきますか?

A

英語発音の習得の速さには個人差があります。ただ、十分な学習時間と正しい学習方法で取り組むことによって、数ヶ月から数年程度で正しい発音を身につけることができます。しかし、よりネイティブに近い発音を習得するためには、継続的な努力と練習が必要です。また、英語話者とのコミュニケーションや、実際に話す環境での練習が必要です。

Q

英語の K と G は、どう読みますか?

A

文字の名前は、K が「ケイ」、G が「ジー」です。単語の中では、K は /k/、G は多くの場合 /g/ の音で読みます。どちらも、舌の付け根を上あごの奥に当てて、離す瞬間に音を出します。

Q

/k/ と /g/ の違いは何ですか?

A

喉が震えるかどうかと、息の強さです。/k/ は息だけで出し、単語の最初では強い息が出ます。/g/ は声を出して喉を震わせます。coat と goat、cold と gold は、この違いで別の単語になります。

Q

sky の k が「グ」に近く聞こえるのはなぜですか?

A

s のあとの /k/ は、強い息が出ないためです。息が弱いと、/g/ に近く聞こえることがあります。scared や school の k や ch も同じです。

Q

語尾の k・g は、どう発音しますか?

A

日本語の「ク」「グ」のように、最後に母音を足さずに止めます。舌の付け根を上あごの奥に当て、軽く離すか、そのまま止めて終えます。book・bag・dog で練習してみてください。

Q

know や knife の k を読まないのはなぜですか?

A

kn で始まる単語の k は、今の英語では読まない決まりになっているためです。know は no と同じ音で読みます。knee・knock・knowledge も、n の音で始まります。

Q

g を /dʒ/ と読むのは、どんなときですか?

A

e・i・y の前の g を、gym や page のように /dʒ/ で読むことが多くあります。ただし、get・give・girl のように、e・i の前でも /g/ で読む単語があります。迷ったら、辞書の音声で確かめてください。

K と G の音を毎日の英語で使う工夫|苦手な音を1つに絞る・聞いてから読む・5分のすき間に置く

ここまでで、/k/ と /g/ の出し方と違い、語尾の k・g と読まない k を、単語と例文の音声で見てきました。ただ、単語で言い分けられても、毎日の英語の中で聞き取れたり、使えたりするとは限りません。ここでは、覚えた K と G の音を、毎日の英語の中で使い続けるための工夫を3つ紹介します。いずれも、発音メディアのほかの記事で受講生の例とともに紹介している方法です。

聞き取れない音があるなら、苦手な音を1つに絞る。口で再現できてから、音源を聞き直す。

たとえば、会話の中で coat と goat のどちらを言われたか分からないことがあります。back と bag を取り違えたり、語尾の k が聞こえずに単語を見失ったりすることもあります。

そんなときに「つまずいている音を1つに絞る」と、毎日の練習で何をするかが決まります。ドバイと大阪で会社を経営するH.Tさんは、受講して初めて、t の音が変わるアメリカンTとリンキングのルールを知りました。「だから今まで単語が聴こえなかったんだ!」と納得し、2ヶ月で聞こえ方が変わったそうです。

聞く量を増やすのと違って、この方法では、先に自分の口で音を作ります。音のルールを知らないかぎり、何回聞いても同じところで止まるからです。進め方は、次の3ステップです。

  1. つまずいている音を1つ選びます。複数あるときは、直近1ヶ月でいちばん困った場面を思い出して、1つに絞ります。
  2. その音のルールを、口の形や舌の位置から学びます。自分の口で再現できるところまで、毎日5分、その音だけを練習します。
  3. 学んだルールが入った音源を、もう一度聞きます。

3で「さっき学んだあの音だ」と聞こえる瞬間が来たら、それがリスニングが変わる合図です。この記事なら、聞き分けクイズで間違えた組を1つ選び、その2語から始めてみてください。音の絞り方は、英語のリスニング勉強法の記事で紹介しています。

例文で練習するなら、聞いてから読む。録音してお手本と交互に聞き、差が出た所に印をつける。

たとえば、この記事の単語の章にある次の例文を、文字だけ見て読んでみます。

  • Could you pass me the book from the bookshelf?本棚にある本を渡してもらえますか?

すると、book と bookshelf の k に「ク」を足したり、Could の C の息が弱くなったりしがちです。

そんなときに「聞いてから読む」と、お手本の音を基準にして読めます。先にお手本を聞くと、子音の立ち上がりや、単語と単語のつなぎ目に耳が向くからです。

文字を見てすぐ読み上げるのと違って、この方法では、毎回お手本と自分の音を比べます。自分の音で読み続けると、その音が固まってしまうためです。音読は、次の5つのステップで回します。

  1. 英文の意味をしっかり理解します。わからない単語は辞書で確認し、全文の流れをつかみます。
  2. お手本の音声を聞きます。1回聞いて、もう1回聞きます。子音の立ち上がりや、単語のつなぎ目を拾う意識で聞きます。
  3. その音声を真似るように、自分も音読します。
  4. 自分の音読をスマートフォンで録音して、お手本と交互に聞きます。
  5. 差が出た箇所に印をつけて、もう1回そこだけ確認してから、2のステップに戻ります。

4で、思っていたのと違う発音が見つかります。「book の最後に母音が付いている」「cool の息が弱い」といった気づきです。5まで回すと、音読が単なる読み上げから、確認の仕組みに変わります。音読の手順は、英語の音読の記事で紹介しています。

練習の時間が取れないなら、5分のすき間に置く。素材を1分以内に切り、声が出せない所では口の形だけ動かす。

たとえば、仕事が忙しい週は、まとまった1時間の練習時間を探しても見つかりません。移動中やオフィスの休憩時間など、5分ほどの空き時間なら、1日に何度かあるはずです。

そんなときに「5分のすき間」に練習を置くと、忙しい日でも練習が途切れにくくなります。1つ目の工夫で紹介したH.Tさんも、移動中や散歩のときに、ブツブツ声に出して練習していたそうです。

まとまった時間を待つのと違って、この方法では、短い素材を毎日の同じ時間帯に置きます。受講生の古庄さんは、自分をネイティブだと思って、なりきりながら練習していました。短い時間だからこそ、意識を集中させられます。続け方は、次の3つです。

  1. 使っている素材を、1分以内の短さに切ります。
  2. 毎日の同じ時間帯(たとえば、出勤前の15分)に置く習慣をつくります。
  3. 声が出せない場所(オフィスの休憩時間など)では、口の形だけを動かして、舌と唇の位置を確認します。

この記事なら、例文1つか、coat と goat のような組2つで、1分に収まります。3では、/k/ と /g/ の舌の付け根が、上あごの奥に当たる位置を確かめられます。習慣の土台は、素材の短さにあります。すき間の使い方は、シャドーイングのやり方の記事で紹介しています。

まとめ|英語の K と G は、息の強さと喉の震えで言い分ける

正しい方法で何度も練習することによって正しく発音ができるようになります。

/k/ と /g/ は、舌の位置は同じで、/k/ は息だけ、/g/ は喉を震わせて出します。単語の最初の /k/ は強い息が出て、語尾の k・g は母音を足さずに止めます。kn の k は読みません。まずは、この記事の聞き分けクイズで、coat と goat を聞き分けられるかを試してみてください。

シャベリッシュは、「発せない音は、聞き取れない」という考え方で練習を組む英語コーチングです。日本人コーチと外国人講師の2人が、毎週の練習を一緒に見直します。無料カウンセリングでは、英文の例題を1つ聞き、聞き取れない理由を担当者が説明します。そのうえで今の英語のレベルを確かめ、自分に合う学習の方法を相談できます。予約は30秒で完了します。無料カウンセリングを予約する

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