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英語の発音練習の方法|音読・シンクロリーディング・シャドーイングの進め方と1日の目安

英語勉強法
英語の発音練習の方法|音読・シンクロリーディング・シャドーイングの進め方と1日の目安

英語の発音練習は、1つの英文を決め、音読・シンクロリーディング・シャドーイングの順に進めます。それぞれのやり方と、次の練習に進む目安、1日30分〜1時間の練習時間の分け方を解説します。

英語の発音をよくするには、お手本の音声をまねて、毎日声に出して練習します。練習は、次の順に進めます。

  1. 音読:お手本を聞いてから、英文を見て声に出して読む
  2. シンクロリーディング:英文を見ながら、お手本と同時に読む
  3. シャドーイング:英文を見ずに、お手本の少しあとを追って言う

3つの練習は、この順に難しくなります。どの段階でも、自分の声を録音してお手本と聞き比べます。ゆっくり正確に言えるようになってから、速くします。練習の量は、シャベリッシュでは1日30分〜1時間を目安にしています。

この記事では、何を練習するか、どの順で進めるか、どれくらい続けるかを、音声付きで紹介します。英語の音がつながったり消えたりする決まりは、英語の発音ルールの記事で解説しています。

本題の前に、3問

この英文は、どう聞こえるでしょう。

近いと思う読み方を押すと、答えと音声が出ます。

Look at this picture.

What do you think?

I want to go.

発音の練習は3つの順に進める:音読・シンクロリーディング・シャドーイング

音読からシャドーイングまで、コーチと講師のアドバイスで続ける

自分の録音をお手本と聞き比べても、どこが違うかはなかなか分かりません。シャベリッシュでは、録音した発音は、日本人コーチと外国人講師が聞いてアドバイスします。

▶ 発音から始める練習の進め方を見る

▶ 受講生の話し方の変化を見る

なぜ日本人にとって英語の発音が難しいのか

英語の発音を身につけたいと願う人が多い一方で、発音の習得を難しいと感じる日本人も少なくありません。英語の音を「難しい」と感じるには、いくつかの理由があります。

1. 母音・子音の数が日本語と違うから

日本人が、英語の発音を難しいと感じる理由の一つは、英語は母音と子音の数が、日本語よりも圧倒的に多いからです。

日本語の母音は [a] [i] [u] [e] [o] の5つであるのに対し、英語の母音は大きく分けて15個もあります。また、日本語の子音は16個であるのに対し、英語の子音は24個です。つまり、英語には日本語にない音がたくさん存在するため、耳で聞き取ることに慣れておらず、英語の音を難しいと感じる人が多いのです。

英語は日本語より音の数が多い:母音は日本語5個・英語15個、子音は英語24個

日本語の子音の数は、シャベリッシュの特長のページに合わせて16個としています。母音と子音の数は、数え方で変わります。1つずつの音の口の形は、英語の母音一覧の記事と英語の発音記号一覧の記事で、音声付きで紹介しています。

2. 発声方法が違うから

英語と日本語は、イントネーション(抑揚)にもかなりの違いがあります。日本語のイントネーションは比較的平坦である一方、英語の発話は抑揚が大きく、まるで歌を歌うように発音します。

また、日本語ではそれぞれの単語をぶつ切りの状態で話しますが、英語は単語と単語をくっつけて話すことが多いです。例えば、

Look at this picture.

という文は、「ルック アット…」という発音にはなりません。Lookの語尾「k」と「at」の語頭「a」がくっつき、「ルッカッ…」のように発音されます。

押すと発音が流れます。聞いたら、まねして声に出してみましょう。

  • Look at this picture.「ルッカッ…」のようにつながる

この現象はリンキング(連結)といい、日本語には見られない現象であるため、日本人が英語の発音を「難しい」と感じる要因となっています。

リンキングとは:part of a challenge
  • part of a challenge「パートヴァ チャレンジ」に近く聞こえる

音がつながる、消える、強弱がつくといった決まりは、英語の発音ルールの記事で7つにまとめています。この記事では、こうした音をまねて身につける練習のやり方を紹介します。

3. 息の使い方が違うから

日本語では主に胸式呼吸(胸をふくらませる呼吸)を使いますが、英語では腹式呼吸(お腹をふくらませる呼吸)を使います。

英語は「息」の言語なので、腹式呼吸でお腹から息を押し出し、その息を唇・歯・舌・上あごを使って調音します。このように、英語では日本語にない「息」の使い方をするので、日本人には英語の発音が「難しい」と感じられてしまうのです。

独学でできる発音練習の方法|音読・シンクロリーディング・シャドーイング

上記の違いを踏まえながら効率的に英語の発音を習得するにはどうしたら良いでしょうか。このセクションでは、独学で英語の発音をよくするための方法をいくつか紹介します。

3つの練習は、英文を見るかどうかと、お手本の音声といつ声を出すかが違います。下の図で違いを確かめてから、1つずつ読んでください。

3つの練習の違い:音読は英文を見て聞いたあとに読む・シンクロリーディングは英文を見ながら同時に読む・シャドーイングは英文を見ずに少しあとから追う

音読

英語の発音学習法として最もシンプルなのが「音読」です。英文を声に出して読むだけなので、初心者でも挑戦しやすい学習法といえます。音読を使った学習方法としては、まずお手本となるネイティブの音声を聞くことから始めましょう。そして、その音声を真似るように音読します。ネイティブの発音を真似ることで、個々の音の発音が矯正されます。それだけでなく、イントネーションやリンキングなどが正しく発音できるようになり、伝わりやすい、美しい英語を話せるようになります。

試してみる:音声を聞いてから、英文を見て、まねして声に出してください

押すと発音が流れます。聞いたら、まねして声に出してみましょう。

  • Look at this picture.この写真を見てください
  • What do you think?どう思いますか

シンクロリーディング

シンクロリーディングとは、聞いている英語を同じタイミングでテキストを声に出して読むトレーニング方法です。自分の声と、モデルとなる音が重なるため、オーバーラッピングとも呼ばれています。後で紹介するシャドーイングと似ています。シャドーイングはテキストを見ずに発音するのに対し、シンクロリーディングは、テキストを見ながら、流れてくる英語の音声に自分の声を重ねます。シャドーイングよりは難易度が低いので、初心者でも気軽に始めることができます。

シャドーイング

シャドーイングとは、聞こえてくる英文のすぐ後ろを影(shadow)のように追いかけて発音するトレーニング法です。

音声を聴きながら発音するので、初心者にはハードルが高いかもしれませんが、英語力アップに非常に高い効果が期待できる学習法です。

シャドーイングでは、聞こえてくる音声を集中して聞き、同じ音声を繰り返し聞きます。そのため、英語のスピードに慣れ、これまで聞き取れなかった単語などがわかるようになっていきます。

音読からシャドーイングへ、順に練習を進めた受講生もいます。

ベンチャーキャピタルの代表を務める受講生は、シンクロリーディングからシャドーイングへ進む学習の流れが新鮮だったと話しています。歌を歌うような感覚で、楽しく練習できたそうです。練習に使ったTEDのシャドーイングを音声自動入力にかけると、すべて正しく文字になりました。「俺の英語通じる!」と自信が持てた瞬間だったと振り返っています。

林さん(シャベリッシュの前身サービス「ハツオン」の受講生)の体験談より 体験談を読む

発音練習の進め方|1つの英文を決め、音読からシャドーイングへ進める

ここまでで、独学で使える3つの練習を見てきました。ただ、何を、どの順で、どれくらい練習するかが決まっていないと、毎日の練習を始めにくくなります。この章では、3つの問いに分けて、練習を毎日の手順にする方法を紹介します。

何を練習するか:8割ほど分かる英文を1つ決める

練習に使う英文は、1つに決めて、くり返し使います。この記事の「1つの教材を極める」のとおり、同じ英文に何度も出会うほど、学んだ内容が定着するためです。選ぶときは、よくある質問の「どのような音源教材を選ぶべきですか?」で挙げている3つを確かめます。

確かめること

どうなっていればよいか

単語と文法

英文の80%ほどが、自分で分かる

速さ

音読するときに、ついていける。速いときは速度を落とす

話題

自分が興味のある話題で、飽きずに続けられる

英語と日本語のスクリプト(英文と訳)があることも、前提になります。はじめての人は、短い英文から始めます。下の3つは、仕事の会話で使える短い英文です。

押すと発音が流れます。聞いたら、まねして声に出してみましょう。

  • Could you say that again?もう一度言っていただけますか
  • Let me get back to you on that.その件は、あとでお返事します
  • Thank you for your time today.今日はお時間をいただき、ありがとうございます

どの順で進めるか:つかえずに言えたら、次の練習に進む

3つの練習は、音読、シンクロリーディング、シャドーイングの順に難しくなります。英文を見るかどうかと、お手本の音声と同時に言うか、あとから言うかが違うためです。

1つの英文を、この順に練習します。次に進む目安は、今の練習でつかえずに言えることです。表の目安は、この記事で練習を組むときの考え方です。

練習

英文を見るか

お手本と、いつ言うか

いつ次に進むか

1音読

見る

聞いたあとに、自分の速さで

つかえずに、最後まで読めたら

2シンクロリーディング

見る

同時に

お手本から遅れずに、声を重ねられたら

3シャドーイング

見ない

少しあとから追う

英文を見なくても、最後まで追えたら

1つの英文を回す順番:音読、シンクロリーディング、シャドーイングの順に進め、つかえたらゆっくり言い直し、ときどき録音して聞き比べる

シャドーイングでつかえる所は、音読に戻って、ゆっくり言い直します。この記事の「できるだけゆっくり話す」のとおり、ゆっくり正確に言えてから速くすると、速く話したときも聞き取りやすくなります。

どの段階でも、ときどき自分の声を録音して、お手本と聞き比べます。録音の確かめ方は、この記事の「自分の声を録音する」で紹介しています。

仕事の英文で発音を練習するなら、日本人コーチ×外国人講師のW体制で教える英語コーチング「シャベリッシュ」がおすすめです。生成AIと専属トレーナーが、業界・役職・仕事の場面を深掘りし、専用の教材を制作します。

練習の進め方について詳しく知りたい方は、こちらから特長をご覧ください。スクリプトを読んで音読し、講師と確認して、つまずいた箇所を練習する流れを紹介しています。

どれくらい練習するか:1日30分〜1時間を、すきま時間に分ける

シャベリッシュでは、1日の学習量を、平均30分〜1時間を目安にしています。自主学習は音声中心のため、移動中や運動中の「ながら時間」でも進められます。

まとまった時間が取れない日は、練習をすきま時間に分けます。どれくらいの期間で変化が見えるかは、よくある質問の「どのくらいで変化が見えるの?」で答えています。

短期間で発音練習の効果を上げるコツ

海外渡航が迫っていたり、重要な英語会議に参加していたりする方もいるでしょう。短期間で効率的に英語の発音を習得する必要性を感じている方は、以下の方法も試してみてください。

自分の声を録音する

発音改善のためには、自分の声を録音して実際に聞いてみるのが効果的です。自分ではうまく発音した気になっていても、録音した自分の声を客観的に聞いてみると、意外と発音できていない部分があることに気づくはずです。少し恥ずかしいと思っても挑戦してみましょう。

録音チェックの手順:聞く・録音する・1つだけ確かめる・直して録り直す

録音を聞くときは、1回に1つだけ確かめて直すと、何が変わったかが分かります。録音して聞き比べる手順は、英語の発音を良くする方法の記事で紹介しています。

録音を続けると、自分の変化に気づけることもあります。

デジタルマーケティング会社を経営する受講生は、ネイティブの発音の単語を学んで、くり返し練習しました。自分の英語のトークを録音し、2週間前の録音と比べると、想像以上に違っていたそうです。点数ではなく、変化を知ることが楽しいと気づいたと話しています。

寺倉さん(シャベリッシュの前身サービス「ハツオン」の受講生)の体験談より 体験談を読む

試してみる:音声を聞いて、聞こえた方の単語を選んでください

録音を聞き比べても、違いが聞き分けられなければ、直す所は見つかりません。似た音の単語の組を、6問用意しました。答えると、2つの単語を聞き比べられます。

聞き分けクイズ

正解 0 / 6

第1問 / 6問

聞こえたのはどちらでしょうか。

できるだけゆっくり話す

ネイティブのような発音を目指すためには、流暢に聞こえるように速いスピードで話した方が印象が良いように思えるかもしれません。

しかし英語は歌やピアノと同じで、ゆっくり演奏できない・歌えないものを速くしたとしても、その良さは伝わりません。雰囲気で「なんとなく」こなすだけになってしまいます。

正しい英語の発音を習得するには、まずそれぞれの英語の音やイントネーション、リンキングなどをゆっくり丁寧に発音できるようにしましょう。ゆっくり発音できるようになってから、徐々にスピードを上げていくと、速く話した時でも聞き取りやすくなります。

試してみる:同じ英文を、ゆっくりの音声とふつうの速さで聞き比べてください

ゆっくりの音声で、音のつながりまで正確に言えたら、ふつうの速さで言ってみます。

押すと発音が流れます。聞いたら、まねして声に出してみましょう。

  • Let me get back to you on that.ゆっくり。その件は、あとでお返事します
  • Let me get back to you on that.ふつうの速さ
  • Could you say that again?ゆっくり。もう一度言っていただけますか
  • Could you say that again?ふつうの速さ

1つの教材を極める

英語の教材を探すと、「これは良さそうかも」と思う教材がたくさん見つかりますよね。ただ、例えば「発音学習のための教材」を5つ選んだとしても、どの本にも同じようなことが書かれていることが多いです。そのため、すべて学習したとしても内容が重複してしまうことがあります。

別々の本を5冊読むより、信頼できる1冊を選んで、その1冊を5回学習した方が効果的です。同じ本を繰り返し学習することで、同じ単語・フレーズに何度も出会うことになり、学んだ内容が深く定着します。

練習に使う英文の選び方は、この記事の発音練習の進め方の章で紹介しています。

第三者に指摘してもらう

自分一人で発音の練習をしていても、どうすれば発音を改善できるのかは、なかなか分かりません。その場合は、英語話者や日本人バイリンガル講師に、発音の間違いを指摘・訂正してもらうと良いでしょう。

自分の発音のどこを直せばよいかを、人に確かめてもらいながら練習したい方へ。英語コーチング「シャベリッシュ」がおすすめです。受講中は、録音した発音は、日本人コーチと外国人講師が聞いてアドバイスします。

無料カウンセリングについて詳しく知りたい方は、こちらからご覧ください。予約は30秒で完了し、どの音や表現から練習するかまで一緒に考える相談の例を紹介しています。

第三者にフィードバックをもらえば、改善点が明確になります。さらに、正しく発音できている部分を認識することができて一段と自信が持てるようになります。

プロに頼って発音を改善する方法|オンライン英会話・海外留学・英語コーチング

発音の練習を自分一人で行っていると、発音を改善するために何をすればいいか分からない場合が多いと思います。独学に限界を感じたらプロに頼ってみるのも一つの方法です。

プロに頼る3つの方法:オンライン英会話・海外留学・英語コーチング

1. オンライン英会話

オンライン英会話は、インターネット環境さえ整っていれば、時間を選ばず様々な国の英語講師からレッスンを受けることができるサービスです。

アメリカ人やイギリス人講師から、ネイティブな発音を学ぶこともできます。また、非ネイティブの英語講師から、元英語学習者ならではの学習方法を教わるのも良いでしょう。

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2. 海外留学

2. 海外留学

海外留学で学校の先生や周りの英語話者にフィードバックをもらうのは、非常に理想的な環境といえるでしょう。できるだけ多くの発声練習をし、たくさんフィードバックをもらえるため、実践的かつ効果的に発音を改善することができます。

社会人の留学は、仕事との兼ね合いから以下の点を考慮すると良いでしょう。

・日本と時差が少ない・短期間で完結する・しっかりしたネット環境がある・一人になれるスペース(部屋)がある

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3. 音から練習を組み立てる英語コーチング

シャベリッシュとは:音から始めて、仕事で話せるまで練習する英語コーチング

シャベリッシュは、ビジネスのための英語コーチングです。商談・交渉・プレゼンなどで、自然な会話ができることを目指します。公式サイトの言葉では「最短2ヶ月からの完全トークトレーニング」です。

「発せない音は、聞き取れない」という考え方から、練習を、音を作る、反射に変える、実戦で仕上げる、の3つのステップで進めます。

音を作る段階では、母音15・子音24の音と、リンキングやリダクションなどの音の変化を練習します。専用の教材と外国人講師のレッスンで、音を直しながら進めます。学習の工程表では、最初の「土台構築」の段階に、シャドーイングなどで反射を鍛える練習が入っています。

練習は、日本人コーチと外国人講師の2人が、毎週一緒に見直します。公式サイトの1週間のモデルケースでは、日本人コーチとの面談で録音音声へのフィードバックを受け、週に2回、録音を提出します。

進め方はシャベリッシュの特長で、受講した方の体験は受講生の声で読めます。

シャベリッシュの無料カウンセリングを受けてみる

発音の練習を仕事の英語につなげる工夫|困った場面から英文を選ぶ・目指す段階で期間を決める・練習した文を1回使う

ここまでで、発音の練習のやり方と、続けるときのコツを見てきました。ただ、練習する英文や期間を決めないまま始めると、何のために練習しているかが見えにくくなります。ここでは、練習を仕事の英語につなげる工夫を3つ紹介します。どれも、発音メディアのほかの記事で紹介している方法です。

練習を仕事につなげる工夫:困った場面から英文を選ぶ・目指す段階で期間を決める・練習した文を1回使う

練習する英文に迷うなら、困った場面を書き出す。3つ揃えば、そこが最初に練習する場面になる。

たとえば、ホテルで働いていた鈴木さんです。外国人のお客様から、コミュニケーションが取れないと言われたことが、英語学習を始めるきっかけでした。建設会社を経営する今西さんも、すべて英語で行われる海外のセミナーで、内容を理解しきれない場面がありました。

そんなときに「困った場面を書き出す」と、練習する英文を、自分に必要なものに絞れます。その困った場面が、そのまま最優先の教材になるためです。どの場面で何が言えなかったかが、はっきりしています。

教材を探すことから始めるのと違って、この方法では、自分が困った場面を、具体的に書き出すことから始めます。手順は3つです。

  1. 誰と、どんな話をしていて、何が言えなかったのかを書き出します。この3つが書き出せれば、必要な英語は絞り込めます。
  2. うまく言えなかった日本語を、そのまま書きます。英語に直すのは後です。まず、何を伝えたかったのかをはっきりさせます。
  3. 書き出した場面が3つ揃えば、そこが最初に練習する場面になります。この3つを、口に出して言えるようにします。

書き出すと、必要な表現が思ったより少ないことに気づく場合もあります。困る場面は繰り返し起きるものが多く、同じ型を何度も使うためです。書き出した場面の英文を、この記事の音読やシャドーイングに使ってみてください。場面の書き出し方は、英語とキャリアの記事で紹介しています。

どれくらい続けるか迷うなら、目指す段階を先に決める。2週間・2ヶ月・半年で、最初にやることが変わる。

たとえば、古庄さんは1日90分の自己学習を2ヶ月続け、英語の面接でも自信をもって受け答えができました。イギリス駐在のTさんは、2ヶ月で150時間以上を練習にあてています。1日あたり約2.5時間です。

そんなときに「目指す段階を先に決める」と、最初の期間に何をするかが決まります。9人の体験談では、心理的なハードルは2週間で動き、会話の成立は2〜3ヶ月に集中していました。実務と生活のレベルだけが、5ヶ月〜半年を要しています。

「1日2〜3時間」の計画表から始めるのと違って、この方法では、目標の段階から期間を決めます。時間数より先に、その時間の中に声を出す練習がどれだけ入っているかを確かめるためです。株式会社イーオンは、2025年7月に「英会話」に関する意識調査を実施しました(全国16〜69歳の1,000名対象)。この調査では、「話す」練習をほとんどしていない人が61.6%でした。学んでいる人の6割は、黙ってできる学習だけで計画を組んでいることになります。手順は3つです。

  1. 心理的なハードルを越えるのが目標なら、今日から2週間、毎日1つ、英語を声に出す練習を入れます。抵抗感は場数で動きます。
  2. 会話の成立が目標なら、最初の2ヶ月を「音」に投資します。そのために、まず発音診断で自分の現在地を測ります。
  3. 実務・生活が目標なら、半年を「2ヶ月×3回」として設計します。音、会話の成立、実務への組み込みの順です。

どの段階から始めるにしても、最初にやることは同じです。いまの自分がどこにいるかを測ることです。この記事の練習なら、まず2週間、1つの英文を毎日声に出すところから始められます。期間の決め方は、英語は半年で話せるかの記事で紹介しています。

練習した英文が会話で出てこないなら、使う場面を1つ割り当てる。完全でない文でも、今日1回出す。

たとえば、フリーランスのコーディネーターの清水さんです。以前は、会話をしようとしても、頭の中で英文が出てこなかったと話しています。今は、伝えたいことを表現できるようになりました。ファッション業界出身の受講者は、覚えたフレーズや単語を、会話の中で意識して使うことを徹底したそうです。

そんなときに「使う場面を割り当てる」と、練習した英文が、実際に使う英語に変わります。覚える→使うの2ステップで、初めて知識が実践に変わるためです。

完全な英文が口から出るまで待つのと違って、この方法では、完璧さを待たずに、伝えたいことを出します。手順は3つです。

  1. 今日の会話や独り言で、完全でない文を1回出します。完璧さを待たず、伝えたいことを表現する練習です。
  2. 今週覚えた表現に、使う場面を1つ割り当てます。新しく学んだフレーズを、実際に使ってみる計画を立てます。
  3. 学習メニューを、生活と興味に合わせて1か所変えます。時間帯・教材・学習環境のどこか1つで構いません。

たとえば、夜は疲れているなら朝に変えます。この記事の英文なら、音読した「Could you say that again?」を、次の会議で聞き返すときに使ってみます。行動の変え方は、英語が話せる人の特徴の記事で紹介しています。

まとめ|英語の発音は、1つの英文を音読からシャドーイングへ進めて身につける

正しい発音を学ぶと、英語が通じやすくなり、自信をもって英会話に臨めます。

発音の学習には、音読やシャドーイングが効果的ですが、独学で発音を習得するのはなかなか簡単ではありません。オンライン英会話や留学、発音に特化したコーチングサービスなどを利用し、より効果的・効率的に発音をマスターしましょう。

英語の発音は、お手本の音声をまねて、毎日声に出すことでよくなります。8割ほど分かる英文を1つ決め、音読、シンクロリーディング、シャドーイングの順に進めます。つかえずに言えたら次へ進み、ときどき録音して聞き比べます。まずは、この記事の3つの英文を、音読から試してみてください。

シャベリッシュは、「発せない音は、聞き取れない」という考え方で練習を組む英語コーチングです。日本人コーチと外国人講師の2人が、毎週の練習を一緒に見直します。無料カウンセリングでは、英文の例題を1つ聞き、聞き取れない理由を担当者が説明します。そのうえで今の英語のレベルを確かめ、自分に合う学習の方法を相談できます。予約は30秒で完了します。無料カウンセリングを予約する

無料カウンセリングの流れ:英文の例題を聞く、聞き取れない理由を知る、今の英語のレベルを確かめる、自分に合う学習の方法を相談する

英語の発音練習に関するよくある質問

Q

どのような音源教材を選ぶべきですか?

A

耳から得た情報を完全に理解するため、英語と日本語のスクリプトがあることが前提になります。さらに音源教材を選ぶ時のポイントは3つあります。1つ目は英文の80%ほどは自分が理解できる単語や文法が使われていることです。2つ目は音読をする際についていけるスピードであることです。通常スピードで早い場合は速度を落として、音読練習をすることが大切です。3つ目は自分の興味のあるトピックを選ぶことです。発音上達への道はひたすら練習することが要になります。興味のある分野で練習を続けることで、飽きずに継続が可能になります。

Q

ただ聞き流すだけでいいの?

A

リスニングによるインプットも大切ですが、正しい発音を身に付けるためには自分の口を動かしながら音読やシャドーイングを行うことが大切です。

Q

1日どれくらい練習すればいいの?

A

シャベリッシュでは、1日の学習量を平均30分〜1時間を目安にしています。前身サービスの「ハツオン」では、1日90分以上の自己学習を勧めていました。1日の中でまとまった時間を取れなくてもすきま時間で練習を重ねることで、圧倒的な変化が体験できるようになります。

Q

どのくらいで変化が見えるの?

A

英語発音の習得の速さには個人差があります。ただ、十分な学習時間と正しい学習方法で取り組むことによって、数ヶ月から数年程度で正しい発音を身につけることができます。しかし、よりネイティブに近い発音を習得するためには、継続的な努力と練習が欠かせません。英語話者とのコミュニケーションや、実際に話す環境での練習を重視しましょう。

Q

英語の発音をよくするメリットは?

A

正しい発音を学ぶことは、「話す」「聞く」「読む」「書く」の4つのスキルの上達を加速させます。英語を話す相手が聞き取りやすく、正確な発音で発話することで、コミュニケーションがスムーズになります。また、英語の正しい発音を理解することで、英語を聞き取る能力が向上します。逆に自分が発音できない音は聞き取ることができません。更に、正しい発音学習は、単語やフレーズなどの語彙習得の定着や文法理解の向上にもつながります。

Q

英語の発音練習は、何から始めればよいですか?

A

お手本の音声を聞いてから、英文を見て声に出す「音読」から始めます。英文を声に出して読むだけなので、初心者でも挑戦しやすい練習です。英文は、80%ほどが自分で分かるものを1つ選びます。

Q

音読・シンクロリーディング・シャドーイングは、どう違いますか?

A

英文を見るかどうかと、お手本の音声といつ言うかが違います。音読は、聞いたあとに英文を見て読みます。シンクロリーディングは、英文を見ながら音声と同時に読みます。シャドーイングは、英文を見ずに音声の少しあとを追います。

Q

シャドーイングは、初心者でもできますか?

A

英文を見ずに音声を追うので、初心者には難しく感じられることがあります。まず音読とシンクロリーディングで、英文を見ながらお手本に声を重ねられるようにします。そのあとでシャドーイングに進むと、無理なく続けられます。

Q

次の練習に進む目安はありますか?

A

今の練習で、つかえずに最後まで言えることが目安です。音読なら最後まで読めたら、シンクロリーディングならお手本から遅れずに声を重ねられたら、次に進みます。つかえる所は、ゆっくりの速さに戻して言い直します。

Q

独学だけで、英語の発音はよくなりますか?

A

音読やシャドーイング、録音は、一人でも続けられます。ただ、自分では発音できているつもりでも、録音を聞くと、できていない部分に気づくことがあります。どこを直せばよいかは、英語話者や講師に聞いてもらうと分かりやすくなります。

Q

英語の発音のルールは、どこで確かめられますか?

A

音がつながる、消えるなど、話すときの音の変わり方は、英語の発音ルールの記事で7つにまとめています。毎日の練習の組み方は、英語の発音を良くする方法の記事でも紹介しています。

よくある質問で紹介した記事:英語の発音ルールの記事、英語の発音を良くする方法の記事

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