シャベリッシュ Produced by ミライズ英会話

reductionの意味と読み方|削減と、英語の音が消える4つのルール

発音ノウハウ
reductionの意味と読み方|削減と、英語の音が消える4つのルール

reduction の意味は、英語では「削減・縮小」、発音では「音の脱落・弱化」です。読み方と、音が弱くなる・消える4つのルール、can と can't の聞き分け方を解説します。

リダクション(reduction)とは、英語を話すときに、一部の音が弱くなったり、消えたりする現象です。

英単語の reduction は、「削減・縮小」という意味です。発音の用語では、「音の脱落・弱化」を指します。主に次の4つのルールで起きます。

  1. 機能語が弱くなる:her・him・to・and などを弱く短く読む(give her the book)
  2. 助動詞と否定語が短くなる:going to が gonna、want to が wanna になる
  3. 子音が消える:/t/・/d/ などの破裂音が、次の子音の前で聞こえにくくなる(good time)
  4. 強く読まない音節が消える:chocolate の2つ目の o を読まない

音がつながる現象はリンキング、t の音が変わる現象はアメリカンTと呼び、リダクションとは別のものです。この記事では、4つのルールを、例文の音声付きで解説します。聞き分けのクイズは、リダクションを聞き分けるの章にあります。

本題の前に、3問

この英語は、どう聞こえるでしょう。

近いと思う聞こえ方を押すと、答えと音声が出ます。

I want to go.

give her the book

chocolate

リダクションの4つのルール

弱くなる音・消える音を、自分で言えるように練習する

ルールを知っても、自分で言えないと、会話では聞き取りにくいままです。シャベリッシュでは、リンキングやリダクションなどの音の変化を、専用教材と外国人講師のレッスンで練習します。

▶ 発音から始める練習の進め方を見る

▶ 受講生の話し方の変化を見る

reduction の意味と読み方|英語では「削減・縮小」、発音では「音の脱落・弱化」

reduction は、英語で「削減・縮小・減少」という意味の名詞です。読み方は「リダクション」で、発音記号は /rɪˈdʌkʃən/ です。2つ目の duc を強く読みます。

押すと発音が流れます。聞いたら、まねして声に出してみましょう。

  • reduction/rɪˈdʌkʃən/削減・縮小

動詞の形は reduce で、「減らす・縮小する」という意味です。表の語を押すと、音声が流れます。

語

品詞と意味

reduction

名詞。削減・縮小・減少

reduce

動詞。減らす・縮小する

cost reduction

コスト削減

price reduction

値下げ

表の単語は、次のボタンで聞けます。

  • reduction
  • reduce
  • cost reduction
  • price reduction

I want to go. が「アイワナ ゴウ」に聞こえるのが、発音のリダクション

英語の発音の用語でリダクションと言うときは、音が弱くなったり、消えたりする現象を指します。シャベリッシュの特長のページでは、「音の脱落・弱化」と説明しています。

特長のページの例では、I want to go. を1語ずつ読むと「アイ ウォント トゥ ゴウ」です。実際には「アイワナ ゴウ」に近く聞こえます。want to の t が弱くなって消えるためです。

  • I want to go.「アイワナ ゴウ」に近く聞こえる

単語を知っていても、音が減った形を知らないと、聞き取れません。この記事では、リダクションの4つのルールを、例文の音声で確かめます。

リンキング・アメリカンTとの違いは、音が減るか、つながるか、変わるか

英語の音の変化には、リダクションのほかに、リンキングとフラッピングがあります。フラッピングは、t の音が弾かれるように変わる現象で、アメリカンTの1つです。3つの違いを、表にまとめました。

音の変化

何が起きるか

詳しい記事

リダクション音の脱落・弱化

音が弱くなる・消えるI want to go.

この記事

リンキング音の連結

単語の語尾と語頭の音がつながるFirst of all.

リンキングの記事

フラッピング音の弾音化

t・d の音が弾かれるように変わるwater

アメリカンTの記事

表の単語は、次のボタンで聞けます。

  • I want to go.
  • First of all.
  • water

1つの文の中では、この3つが重なって起きます。シャベリッシュのトップページでは、What do you think? が「ワダヤシンク」に聞こえる例を紹介しています。

  • What do you think?「ワダヤシンク」に近く聞こえる
Did you know I got a new job? の中で重なる6つのルール

音がつながるリンキングは、リンキング(音の連結)の記事で詳しく解説しています。t の音が変わるアメリカンTは、アメリカンTの発音の記事で解説しています。

リダクションの4つのルール|機能語・助動詞と否定語・子音・強く読まない音節

概要:

会話のスピードやリズムを整えるために単語や音節の発音を簡略化する現象のことです。

リダクションは、主に次の4つのルールで起きます。

リダクションの4つのルール:機能語が弱くなる・助動詞と否定語が短くなる・子音が消える・強く読まない音節が消える

1. 機能語(function (=structure) words)を短縮する

※機能語は、主に文の意味を伝える内容語(名詞、動詞、形容詞、副詞など)と対照的に、文の形式や構造をサポートする役割を持つ語です。例えば、前置詞、代名詞、接続詞、助動詞、冠詞、数詞などがあります。

機能語は、文の中では弱く短く読まれることが多い語です。母音が /ə/ になったり、最初の h が消えたりします。例題の語を、1語だけで読むときと比べてまとめました。表の例を押すと、音声が流れます。

語

1語で読むとき → 文の中

例

her

/hɜːr/ → /ər/

give her the book

him

/hɪm/ → /əm/

I call him

to

/tuː/ → /tə/

I’d like to go.

and

/ænd/ → /n/

bacon and eggs

of

/ʌv/ → /əv/

all of you

for

/fɔːr/ → /fər/

Let’s go for a walk.

can

/kæn/ → /kən/

I can do it.

as

/æz/ → /əz/

I’ll call you as soon as I can.

or

/ɔːr/ → /ər/

I’ll do it today or tomorrow.

表の単語は、次のボタンで聞けます。

  • give her the book
  • I call him
  • I’d like to go.
  • bacon and eggs
  • all of you
  • Let’s go for a walk.
  • I can do it.
  • I’ll call you as soon as I can.
  • I’ll do it today or tomorrow.

文の最後の can は、弱くなりません。I’ll call you as soon as I can. の最後の can は、/kæn/ とはっきり読みます。

例題:

※当メディアは、別途記載のない限りアメリカ英語の発音を基本としています。

押すと発音が流れます。聞いたら、まねして声に出してみましょう。

  • give her the book/ɡɪvər ðə bʊk/
  • I love her/aɪ lʌvər/
  • I’ll talk to her/aɪl tɔk tə ər/
  • I call him/aɪ kɔləm/
  • Did you tell him?/dɪd ju tɛləm/
  • I gave him money./aɪ ɡeɪvəm ˈmʌni./
  • I’d like to go./aɪd laɪk tə ɡoʊ./
  • I need to talk to you./aɪ nid tu tɔk tə ju./
  • I’d like to go to the park./aɪd laɪk tu ɡoʊ tə ðə pɑrk./
  • bacon and eggs/ˈbeɪkən n ɛɡz/
  • black and white/blæk n waɪt/
  • in and out/ɪn n aʊt/
  • all of you/ɔl əv ju/
  • a lot of/ə lɑt əv/
  • a cup of tea/ə kʌp əv ti/
  • Let’s go for a walk./lɛts ɡoʊ fər ə wɔk./
  • Wait for a minute/weɪt fər ə ˈmɪnət/
  • I’m looking for my book./aɪm ˈlʊkɪŋ fər maɪ bʊk./
  • I can do it./aɪ kən du ɪt./
  • You can call me./ju kən kɔl mi./
  • Can you swim?/kən ju swɪm?/
  • I’ll call you as soon as I can./aɪl kɔl ju əz sun əz aɪ kæn./
  • Keep it as long as you need it./kip ɪt əz lɔŋ əz ju nid ɪt./
  • It’s as big as a house./ɪts əz bɪɡ əz ə haʊs./
  • I’ll do it today or tomorrow./aɪl du ɪt təˈdeɪ ər təˈmɑˌroʊ./
  • I saw it five or six times./aɪ sɔ ɪt faɪv ər sɪks taɪmz./
  • I’m leaving on Monday or Tuesday./aɪm ˈlivɪŋ ɑn ˈmʌnˌdeɪ ər ˈtuzˌdeɪ./

2. 助動詞や否定語を短縮する

例題:

※当メディアは、別途記載のない限りアメリカ英語の発音を基本としています。

  • going to → gonna
  • want to → wanna
  • have to → hafta
  • got to → gotta
  • is not → isn’t
  • do not → don’t
  • cannot → can’t
  • should not → shouldn’t

gonna・wanna・hafta・gotta は、話し言葉で使われる形です。書くときは、going to・want to・have to・got to と書きます。isn’t や don’t などの短縮形は、書き言葉でも使います。

3. 子音脱落(dropped consonants)

子音の中でも特に破裂音(/t/, /d/, /p/, /b/, /k/, /g/)と呼ばれる音が脱落する。

例題:

※当メディアは、別途記載のない限りアメリカ英語の発音を基本としています。

  • You should check these points before buying this textbook.
  • Can you help me out with this big box?
  • After discussing our options, we decided that taking a break would be the best choice.
  • If you need help with the new web page, you could talk to him.
  • We had a good time at the amusement park last weekend.

5つの例文で聞こえにくくなる破裂音は、次のとおりです。どれも、破裂音のすぐあとに、別の子音が続いています。

例文の中の語

聞こえにくくなる音

should check

/d/

help me

/p/

big box

/ɡ/

that taking・best choice

/t/

web page

/b/

could talk・good time

/d/

last weekend

/t/

前の破裂音は、口の形を作るだけで、息を破裂させずに次の音に移ります。そのため、good time は「グッ タイム」のように、d が消えたように聞こえます。

子音が消える所:破裂音のすぐあとに別の子音が続くと、前の破裂音は口の形を作るだけで息を破裂させない

4. ストレスを置かない音節を省略、または/ə/として短縮する

例題:

※当メディアは、別途記載のない限りアメリカ英語の発音を基本としています。

  • banana/b(a)・nan・(a)/
  • business/busi・n(e)ss/
  • chocolate/choc・(o)・late/
  • probably/prob・(a)・bly/
  • comfortable/com・f(or)t・(a)・ble/

辞書の発音記号でも、banana は /bəˈnænə/ と書き、最初と最後の a を /ə/ で読みます。chocolate は2つ目の o を読まず、2つの音のまとまりで、「チョクレット」に近く読みます。

強く読む音節をはっきり言い、ほかの音節を弱く短くするのが、英語のリズムです。リダクションは、このリズムから生まれます。

リダクションを聞き分ける|弱く読む can と can’t、gonna と going to

リダクションが起きると、似た文が聞き分けにくくなります。とくに間違えやすいのが、can と can’t です。can は弱く短く /kən/ と読み、can’t は母音をはっきり /kænt/ と読みます。

can’t の最後の t は、息を止めて聞こえにくいことが多い音です。そのため、t があるかどうかより、母音の強さで聞き分けます。t を止める読み方は、アメリカンTの記事で解説しています。

組

弱く読む・短くなる形

もう一方

can と can’t

I can swim.

I can’t swim.

gonna と going to

I’m gonna call you.

I’m going to call you.

him と them

Did you tell him?

Did you tell them?

and と or

bacon and eggs

bacon or eggs

表の単語は、次のボタンで聞けます。

  • I can swim.
  • I can’t swim.
  • I’m gonna call you.
  • I’m going to call you.
  • Did you tell him?
  • Did you tell them?
  • bacon and eggs
  • bacon or eggs

弱く読む音を知ると、聞こえ方が変わります。音のつながりを学んで、話の内容を予測できるようになった受講生もいます。

獣医師として働いてきた中村さんは、受講して「音の聞き方」も細かく理解できたと話しています。重要なことを言いたいときに出る音や、音のつながりなどです。ネイティブの英語の特性が腑に落ちた状態で聞けるようになったそうです。会話で分からない単語が出てきても、何を言っているのかを予測できるようになりました。

中村さん(シャベリッシュの前身サービス「ハツオン」の受講生)の体験談より 体験談を読む

弱く読まれる語は、機能語のような、文の意味を支える語です。強く読まれる内容語を聞き取れれば、話の流れはつかめます。弱い語の形を知っておくと、聞き取れない所があっても慌てずに済みます。

ネイティブの速さの英語を聞き取りたいなら、日本人コーチ×外国人講師のW体制で教える英語コーチング「シャベリッシュ」がおすすめです。母音15・子音24、リンキングやリダクションなどの音声変化を、専用教材と外国人講師のレッスンで習得します。

中学英語が聞き取れない理由について詳しく知りたい方は、こちらからシャベリッシュのトップページをご覧ください。What do you think? が、ネイティブのナチュラルスピードでどう聞こえるかを紹介しています。

試してみる:音声を聞いて、どちらに聞こえたかを選んでください

リダクションが起きる形と起きない形の組を、6問用意しました。音声を聞いて、聞こえた方を選びます。答えると、2つの形を聞き比べられます。

聞き分けクイズ

正解 0 / 6

第1問 / 6問

聞こえたのはどちらでしょうか。

英語の発音の練習方法

英語の正しい音を習得するには、以下のステップがあります。

英語の発音の練習方法:正しい音を理解する・発声練習をする・第三者にフィードバックをもらう

まずは正しい音を理解する

ネイティブの英語を何度聞いても分からなかったのに、テキストで見ると意外と簡単なことを言っていて拍子抜けしたことはありませんか?

見ればわかるはずの英語が聞こえない理由は明確で、正しい音を発することができていないからです。

人間の脳には「発音できない音は聞こえない」という特性があります。日本語にはない英語の音は、脳が雑音と理解してしまうため入ってこないのです。

英語と日本語の発音の違いと正しい発音の仕方を理解することが、リスニング力の大幅な向上の近道になります。

発音できない音は聞き取れない

とにかく発声練習をする

音を理解するには、発音の反復練習が欠かせません。日本語でも同じですが、子どものころに発音しづらかった言葉も何回も発話することによって正しく発音することができるようになります。

最初は言いなれない英単語でも、スムーズに発音できるまで繰り返し練習しましょう。

リダクションは、ゆっくりの音声で口の動きを確かめてから、ふつうの速さでまねします。次の2つの文で試してみてください。

押すと発音が流れます。聞いたら、まねして声に出してみましょう。

  • I want to go.ふつうの速さ
  • I want to go.ゆっくり
  • Did you tell him?ふつうの速さ
  • Did you tell him?ゆっくり

スマートフォンで自分の声を録音し、お手本と続けて聞くと、弱く読めているかに気づけます。

第三者にフィードバックをもらう

発音を上達させるためには第三者からどこが間違っているかを指摘してもらうことも近道です。一人で発音の練習をしていても自分の間違いに気づくことはとても難しいものです。さらに、間違った発音方法が一度身についてしまうと改善に時間がかかってしまいます。

自分のリダクションが自然に聞こえるかを、確かめてもらいながら練習したい方へ。英語コーチング「シャベリッシュ」がおすすめです。受講中は、録音した発音は、日本人コーチと外国人講師が聞いてアドバイスします。

無料カウンセリングについて詳しく知りたい方は、こちらからご覧ください。予約は30秒で完了し、どの音や表現から練習するかまで一緒に考える相談の例を紹介しています。

第三者に自分の発音を客観的に指摘してもらうことで改善点が明確になり、より早く上達させることができます。

人から細かく教えてもらうことで、リダクションを文の中で使えるようになった受講生もいます。

アメリカの病院で看護師として働く吉田さんは、毎回のレッスンの最後に、5分ほどのTEDトークを音読していました。そのたびに、リンキングやリダクションなど、正しく発音するコツを、先生からとても細かく教えてもらったそうです。実際に話すときは、単語ではなく文章です。学んだ音を含めて、リズムよく発音できるように毎日復習したと話しています。

吉田さん(シャベリッシュの前身サービス「ハツオン」の受講生)の体験談より 体験談を読む

リダクションのような音の変化から練習する英語コーチング「シャベリッシュ」

シャベリッシュとは:音から始めて、仕事で話せるまで練習する英語コーチング

シャベリッシュは、ビジネスのための英語コーチングです。商談・交渉・プレゼンなどで、自然な会話ができることを目指します。公式サイトの言葉では「最短2ヶ月からの完全トークトレーニング」です。

「発せない音は、聞き取れない」という考え方から、練習を3つのステップで進めます。音を作る、反射に変える、実戦で仕上げる、の順です。

最初の音を作る段階では、母音15・子音24の音と、リンキング(音のつながり)やリダクション(音の脱落)などの音の変化を練習します。特長のページでは、リダクションを「特定の音が弱くなったり、消えたりする現象を聞き取れるようにします」と紹介しています。

教材は専用のもので、外国人講師のレッスンで音を直しながら進めます。日本人コーチと外国人講師の2人が、毎週の練習に伴走します。音の練習の中身は、シャベリッシュの特長にまとまっています。

受講の前と後で話し方がどう変わったかは、トップページの受講前と受講後の動画で聞けます。受講した方の体験は、受講生の声で読めます。

リダクションに関するよくある質問

Q

なぜ発音から学ぶことが英語学習の最短距離なのですか?

A

正しい発音を学ぶことで、「話す」「聞く」「読む」「書く」の4つのスキルの上達を加速させるからです。英語を話す相手が聞き取りやすく、正確な発音で発話することで、コミュニケーションがスムーズになります。また、英語の正しい発音を理解することで、英語を聞き取る能力が向上します。逆に自分が発音できない音は聞き取ることができません。更に、正しい発音学習は、単語やフレーズなどの語彙習得の定着や文法理解の向上にもつながります。

Q

アメリカ英語の発音を基準としているのはなぜですか?

A

世界基準としてのアメリカ英語を学ぶことで、その他の英語アクセントへ応用する際の基礎になるためです。世界中にはさまざまな英語が存在しています。ただ、アメリカ英語はビジネスや教育現場で最も使われているアクセントの1つであり、アメリカ英語の発音が世界基準と認識されています。

Q

英語の発音を独学するのは難しいですか?

A

一般的に母国語以外の言語の発音を習得することは、難しいとされています。特に英語と日本語では、母音や子音の数やそれらの発声方法が大きく異なります。そのため、正しい英語発音の習得には、「正しい学習方法」と「多くの時間」が必要となります。また、自分一人で発音の間違いに気づくことは非常に難しく、第三者からの専門的かつ適切なフィードバックをもらうことが必要不可欠となります。

Q

正しい発音はどれくらいの期間で身につきますか?

A

英語発音の習得の速さには個人差があります。ただ、十分な学習時間と正しい学習方法で取り組むことによって、数ヶ月から数年程度で正しい発音を身につけることができます。しかし、よりネイティブに近い発音を習得するためには、継続的な努力と練習が欠かせません。英語話者とのコミュニケーションや、実際に話す環境での練習を重視しましょう。

Q

reduction の意味は何ですか?

A

「削減・縮小・減少」という意味の名詞です。動詞の形は reduce で、「減らす」という意味です。英語の発音の用語では、音が弱くなったり、消えたりする現象を指します。

Q

reduction の読み方と発音を教えてください。

A

読み方は「リダクション」です。発音記号は /rɪˈdʌkʃən/ で、2つ目の duc を強く読みます。

Q

リダクションとリンキングの違いは何ですか?

A

リダクションは、音が弱くなったり、消えたりする現象です。リンキングは、単語の語尾と語頭の音がつながる現象です。1つの文の中では、2つが重なって起きることもあります。

Q

リダクションが起きやすい語は何ですか?

A

her・him・to・and・of・for・can・as・or などの機能語です。文の中では、母音が /ə/ になったり、最初の h が消えたりします。

Q

can と can’t は、どう聞き分けますか?

A

can は弱く短く /kən/ と読み、can’t は母音をはっきり /kænt/ と読みます。can’t の t は聞こえにくいことが多いため、母音の強さで聞き分けます。

Q

gonna や wanna は、書くときにも使いますか?

A

gonna・wanna は話し言葉の形です。書くときは、going to・want to と書きます。

リダクションを毎日の英語で使う工夫|仕事の説明を録音する・話し切る場を作る・学習の時間帯を固定する

ここまでで、リダクションの4つのルールを、例文の音声で確かめてきました。ただ、ルールを知っても、自分の話す英語で使えるとは限りません。ここでは、覚えた音の変化を毎日の英語で使うための工夫を3つ紹介します。どれも、英語学習のほかの記事で、受講者の実例とともに紹介している方法です。

リダクションを毎日の英語で使う工夫:仕事の説明を録音する・話し切る場を作る・学習の時間帯を固定する

自分の英語が通じるか分からないなら、仕事の説明を3分の原稿にする。録音して、音声入力で確かめる。

たとえば、転職や入社のあとに最初に話すのは、自分の職務経歴と現在の業務です。面接で聞かれることも、自己紹介、現在の職務内容、これまでのキャリアと実績、転職理由とほぼ決まっています。経営者の北島さんは、自分の仕事に関する独自の英語スクリプトを作りました。そのおかげで、いつでもどこでも誰とでも自信をもって話せると話しています。

そんなときに「自分の職業を英語化する」と、面接にも入社後にも効きます。職業や業務内容を英語にしておくと、志望理由も初回のミーティングも、その土台の上に載せられます。

汎用的な英会話テキストを繰り返すのと違って、この方法では、自分の職業を説明する英語を反復します。実務で使う場面が先に来るためです。手順は4つです。

  1. 職務経歴を、英語で3分で話せる形に落とし込みます。現在の職務内容、これまで携わった案件と成果、最も誇りに思うプロジェクトの3点です。
  2. この3点を、音読用のスクリプトにします。
  3. スクリプトを録音して、本当に通じるかを測ります。スマートフォンの音声入力に流すと、AIが理解した内容が返ってきます。
  4. AIが理解できなかった箇所の、発音や言い回しを直します。

AIが理解できなかった単語やフレーズは、相手にも聞き返される可能性があります。この反復が、通じる英語を作ります。この記事の I’d like to のように、弱く読む所を入れて録音すると、弱くしすぎていないかも確かめられます。原稿の作り方は、外資系転職に英語はどこまで必要かの記事で紹介しています。

話している途中で止まってしまうなら、話し切る場を作る。自分の癖を伝え、週1回は原稿なしで話す。

たとえば、外資系コンサルティング会社でシステムエンジニアとして働く川本さんです。話している途中に英文法の間違いを指摘されると、話せなくなるタイプでした。そこで先生たちに、話し終わるまで聴いて、そのあとで間違いの傾向を教えてほしいと伝えました。

そんなときに「話し切る場」を作ると、止められずに話し切る量を確保できます。職場の英語会議は、間違いを直してくれず、待ってもくれない場です。だから練習では逆に、話し切る量を確保します。

間違いをその場で直される場と違って、この方法では、フィードバックのタイミングを自分の癖に合わせて決めます。手順は3つです。

  1. 自分の癖を言語化します。話している途中で止まってしまうのか、その場で直してほしいのか、後から改善点を聞きたいのかです。
  2. 練習相手に自分の癖を伝え、自分のレベルに合ったやり方でフィードバックをもらえるよう話し合いで決めます。
  3. 週1回、原稿なしで話し切る場を固定します。社内で作れなければ、レッスンや練習相手で外に作れば構いません。

固定することで、本番に近い緊張感が練習に入ります。職場の会議で試される前に、安全な場で失敗を出し切れるようになります。リダクションも、1語ずつ区切って話しているうちは起きません。話し切る量が増えるほど、弱く読む練習の機会も増えます。場の作り方は、外資系で英語が話せないの記事で紹介しています。

練習が続かないなら、学習の時間帯を固定する。毎日必ず来る時間に、やることを先に決めておく。

たとえば、スタートアップで代表取締役COOを務める大和さんです。普段から耳だけでも英語に慣れておこうと、海外ドラマを英語で見ています。もともとハワイが好きなので、ハワイのラジオも聞いているそうです。

そんなときに「時間帯を固定する」と、その時間が来たときに迷いません。「毎日いつでもいい」という時間設定は、実は習慣化の敵です。続けている人ほど、学習時間帯を固定しています。

学研グループのスキルアップ研究所は、2025年6月9日から16日に、英語学習の習慣化に関する実態調査を行いました。対象は、20〜60代の英語学習経験者400人です。この調査では、就寝前に学習している人の継続率が64.5%で、時間帯別で最も高くなっています。就寝前が向いているというより、毎日必ず来る時間帯なら、そこに固定しやすいということです。

「何時にやろう」という曖昧な決め方と違って、この方法では、生活の決まった時間と学習を紐付けます。手順は3つです。

  1. 就寝前のように、毎日必ず来る時間帯を1つ選びます。
  2. その時間に何をするかを、先に決めておきます。
  3. 毎回「何時にやろう」と決め直さず、生活の決まった時間と紐付けたままにします。

生活の決まった時間と紐付けると、わざわざ動機付けなくても行動できる状態になります。この記事の練習なら、就寝前に、例文の音声を1つのルールずつまねる、と決めておけます。時間帯の決め方は、英語の継続のコツの記事で紹介しています。

まとめ|リダクションは、弱く読む・短くする・消す音を知ると聞き取れる

リダクションは、英語を話すときに、音が弱くなったり、消えたりする現象です。機能語を弱く読む、助動詞と否定語を短くする、破裂音を消す、強く読まない音節を弱くする、の4つがあります。

まずは、この記事の聞き分けクイズで、can と can’t を聞き分けられるかを試してみてください。

一人では発音の勉強が難しそうと思った方は、シャベリッシュの無料カウンセリングで、お悩みを相談できます。英文の例題を1つ聞き、聞き取れない理由を担当者が説明します。そのうえで今の英語のレベルを確かめ、自分に合う学習の方法を相談できます。予約は30秒で完了します。

無料カウンセリングの流れ:英文の例題を聞く、聞き取れない理由を知る、今の英語のレベルを確かめる、自分に合う学習の方法を相談する

予約は30秒で完了します。無料カウンセリングを予約する

この記事をシェア

RELATED

同じカテゴリの記事

読むだけでは変わらない。次は、話してみませんか。

無料カウンセリングでは、スピーキングの現在地診断と、期日から逆算した学習プランをお持ち帰りいただけます。

無料カウンセリングを予約する
  • 30秒で予約完了
  • オンライン実施
  • 無理な勧誘はありません
30秒で予約完了!まずは無料カウンセリング