英語の発音問題のコツ|アクセントは語尾と音節の数で見分ける

英語の発音問題は「下線部の発音」と「アクセントの位置」の2種類です。-ed と -s の読み方が3通りずつある決まりと、語尾と音節の数で強く読む位置を見分けるコツを、練習問題つきで解説します。
英語の発音問題のうち、アクセント(強く読む位置)の問題は、語尾と音節の数を見ると多くが解けます。-tion・-cial などの語尾があれば、その直前の音節を強く読みます。語尾のルールに当てはまらなければ、音節の数で考えます。3音節の単語は1つ目、4音節の単語は2つ目を強く読むことが多いです。
本題の前に、1問
hotel・banana・Japanese は、どこを強く読むでしょうか。
どれもカタカナで使う言葉です。強く読むと思う音節(音のかたまり)を押すと、答えと音声が出ます。
hotel
強く読むのは、別の音節でした
ho・tel(2つ目を強く読む)
banana
強く読むのは、別の音節でした
ba・na・na(2つ目を強く読む)
Japanese
強く読むのは、別の音節でした
Jap・a・nese(3つ目を強く読む)
解説
カタカナの「ホテル」「バナナ」の感覚で読むと、強く読む位置がずれやすい単語です。Japanese は、-ese で終わる単語は語尾を強く読む、というルールで説明できます。このようなルールを、この記事で一つずつ紹介します。

強く読む位置を、会話でも正しく言えるように練習する
試験では、強く読む位置が分かれば問題を解けます。会話では、自分で正しく言えることが必要です。シャベリッシュは、発音を正しく出す練習から始める英語コーチングです。
英語の発音問題は「下線部の発音」と「アクセントの位置」の2種類
入試の発音問題は、次の2種類に分けられます。どちらの問題かで、見るところが変わります。
問題の種類 | 何を聞かれるか | まず見るところ |
|---|---|---|
下線部の発音 | 下線の文字が、ほかの単語と同じ音か違う音か | 下線の文字の前の音(-ed・-s など) |
アクセントの位置 | 単語の中で、どの音節をいちばん強く読むか | 語尾と音節の数 |
試験の問題文では、アクセントを「第一アクセント(第一強勢)」と書くことがあります。単語の中で、いちばん強く読む音節のことです。
この記事では、アクセントの問題を中心に解説し、下線部の問題でよく出る -ed と -s の読み分けも紹介します。

発音のルールを知る前に覚えておこう
発音のルールについて学ぶ前に、把握しておきたいことが2つあります。
シラブルとは?
発音のルールを知るために把握しておきたいのが、「シラブル」という概念です。
シラブルは、「音節」ともいいます。母音を中心とした音のひとかたまりのことで、単語の発音を分割する単位として機能しています。
例えば「school [skúːl] 」という単語は、 [u:] という1つの母音を取り巻く子音の集まりです。そのため、1音節で構成される単語といえます。
「cover [kʌ́vər] 」という単語は、「co・ver」の2音節で構成される単語です。
このように、1つの母音とそれを取り巻く子音とのひとまとまりをシラブルといい、単語はいくつかのシラブルで構成されています。
日本語のように、文字の数=音の数ではないことがほとんどです。
また、例外的に母音を含まないシラブルもあります。
シラブルについて詳しく知りたい方はストレスと音節の記事を参考にしてください。
発音記号
発音記号は、英語の音を表す記号です。辞書でよく見かけますよね。
センター試験レベルであれば、全ての発音記号を覚えることは必須ではありません。ただ、発音記号が分かるようになると、正しい発音が分かるようになるため、発音問題で有利になります。
ちなみに発音記号とは、音声を体系的かつ忠実に表すために生まれた記号です。
発音記号には様々な種類がありますが、この記事では、最も一般的に使用されているIPA(国際音声字母)を採用しています。
辞書では、強く読む母音の上に、右上がりの短い線(´)の印がついています。school [skúːl] の「ú」の上の線がその印です。
試験の対策では、すべての発音記号を覚えなくても解けます。ただ、辞書でアクセントの印を確かめる習慣があると、ルールに当てはまらない単語も覚えやすくなります。
発音のルール
強く読む位置は、まず音節の数と品詞(名詞・動詞など)で考えます。この章で紹介する基本のルールを、先に表にまとめました。
単語の形 | 強く読む位置 | 例 |
|---|---|---|
1音節 | その音節 | sale・long |
2音節の名詞・形容詞 | 1つ目が多い | glob・al |
2音節の動詞 | 2つ目が多い | pro・mote |
3音節 | 1つ目が多い | ac・ci・dent |
4音節 | 2つ目が多い | en・vi・ron・ment |
強く読む音節は、ほかの音節より強く、長く、はっきり読みます。単語の再生ボタンを押すと、音声を聞けます。

1音節の単語
1音節で構成される単語は、それ自体にストレスが置かれます。
ストレスが置かれた音節は、強く、長く発音されます。
1音節から成る単語の例としては、以下のようなものがあります。
sale
long
押すと発音が流れます。聞いたら、まねして声に出してみましょう。
- sale
- long
2音節の単語
2音節で構成される単語の場合、名詞や形容詞は第1音節にストレスが置かれる場合が多くあります。動詞は第2音節にストレスが置かれる場合が多くあります。
global/glob・al/
押すと発音が流れます。聞いたら、まねして声に出してみましょう。
- globalglob・al
promote/pro・mote/
- promotepro・mote
3音節の単語
3音節で構成される単語は、最初の音節にストレスが置かれることが多いです。
accident/ac・ci・dent/
押すと発音が流れます。聞いたら、まねして声に出してみましょう。
- accidentac・ci・dent
flexible/flex・i・ble/
- flexibleflex・i・ble
4音節の単語
4つの音節で構成される単語は、第2音節にストレスが置かれることが多いです。
photographer/pho・tog・ra・pher/
押すと発音が流れます。聞いたら、まねして声に出してみましょう。
- photographerpho・tog・ra・pher
environment/en・vi・ron・ment/
- environmenten・vi・ron・ment
同じ綴りでも、品詞が変わると強く読む位置が変わる
2音節のルールが分かりやすいのが、名詞と動詞で同じ綴りの単語です。名詞のときは1つ目、動詞のときは2つ目を強く読みます。
単語 | 名詞のとき | 動詞のとき |
|---|---|---|
record | rec・ord(記録) | re・cord(記録する) |
present | pres・ent(贈り物) | pre・sent(贈る) |
しかし、上のルール以外に例外ルールもいくつかあります。
次のセクションからは例外ルールを紹介します。

例外ルール1. -tion・-sion・-cial などの語尾は、直前の音節を強く読む
1つ目の例外ルールは、語尾についてのルールです。名詞を表す -cian, -tion, -sian, -sion, -gion, -tienceがあります。形容詞を表す-cious, -tious, -gious, -cialなどもあります。これらの語尾をもつ単語は、その直前の音節にストレスが置かれます。
多すぎて覚えるのが難しいと感じるかもしれませんが、これらの語尾は特徴的なので、覚えてしまうと発音問題がかなり楽に解けるようになります。
promotion/pro・mo・tion/
押すと発音が流れます。聞いたら、まねして声に出してみましょう。
- promotionpro・mo・tion
reservation/res・er・va・tion/
- reservationres・er・va・tion
decision/de・ci・sion/
- decisionde・ci・sion
このルールは、-ic・-ity で終わる単語にも当てはまります。どちらも、語尾のすぐ前の音節を強く読みます。
- economice・co・nom・ic
- abilitya・bil・i・ty
例外ルール2. -ate・-ite・-ute・-ude で終わる単語は、2つ前の音節を強く読む
-ite, -ute, -ude,-ateという語尾で終わる3音節以上の単語は、その2つ前の音節にストレスが置かれる場合が多いです。
indicate/in・di・cate/
押すと発音が流れます。聞いたら、まねして声に出してみましょう。
- indicatein・di・cate
opposite/op・po・site/
- oppositeop・po・site
altitude/al・ti・tude/
- altitudeal・ti・tude
例外ルール3. 名詞が2つ合わさった単語は、前の名詞を強く読む
2つの名詞が合体して一語となった複合語の場合、最初の音節にストレスを置くことが多いです。
feedback/feed・back/
押すと発音が流れます。聞いたら、まねして声に出してみましょう。
- feedbackfeed・back
bedroom/bed・room/
- bedroombed・room
boyfriend/boy・friend/
- boyfriendboy・friend
例外ルール4. -ese・-eer で終わる単語は、語尾を強く読む
-ese・-eer で終わる単語は、語尾の音節を強く読みます。冒頭の問題の Japanese は、このルールです。
押すと発音が流れます。聞いたら、まねして声に出してみましょう。
- JapaneseJap・a・nese
- engineeren・gi・neer
- careerca・reer
例外ルール5. no-・any-・every- などで始まる単語は、頭を強く読む
一般的に英語では接頭語(in-, pre- など)は弱く発音されますが、例外的に接頭語にストレスが置かれる単語があります。
no – : nóbody, nóthing など
any – : ánybody, ánything など
every – : éverybody, éverything など
some – : sómebody, sómething など
mid – : mídnight など
para – : páragraph, párallel など
押すと発音が流れます。聞いたら、まねして声に出してみましょう。
- nobody
- anything
- everything
- somebody
- midnight
- paragraph
下線部の発音問題|-ed と -s の読み方は、3通りずつある
英語の発音問題には、アクセントの位置を選ぶ問題のほかに、下線部の発音を選ぶ問題もあります。よく出るのが、-ed と -s の読み方です。
どちらも、語尾のすぐ前の音で読み方が決まります。前の音が、喉が震えない音(無声音)か、喉が震える音(有声音)かで分けます。喉に手を当てて「ス」と「ズ」を言うと、違いが分かります。
語尾 | 前の音 | 読み方 | 例 |
|---|---|---|---|
-ed | [t]・[d] | [ɪd](イド) | wanted・needed・visited |
-ed | 喉が震えない音([p]・[k]・[f]・[s] など) | [t](ト) | looked |
-ed | 喉が震える音(母音・[g]・[l] など) | [d](ド) | played |
-s | [s]・[z]・[ʃ]・[tʃ] など | [ɪz](イズ) | watches |
-s | 喉が震えない音 | [s](ス) | books |
-s | 喉が震える音 | [z](ズ) | dogs |

押すと発音が流れます。語尾の音の違いを聞き比べてみましょう。
- wanted[ɪd]
- looked[t]
- played[d]
- watches[ɪz]
- books[s]
- dogs[z]
練習問題:-ed の読み方が、ほかと違う単語はどれでしょうか
-ed の読み方が、ほかと違う単語はどれでしょうか
答えは③ looked です。looked の -ed は [t] と読みます。前の [k] が、喉が震えない音だからです。ほかの3つは、前の音が [t] か [d] なので [ɪd] と読みます。
- wanted
- needed
- looked
- visited
発音の問題を解いてみよう
それでは、実際にセンター試験の過去問を解いてみましょう。
以下は、令和2年度のセンター試験本試験の第1問Bからの抜粋です。
センター試験は、2021年から大学入学共通テストに変わっています。ここで解く問題は、最後のセンター試験である令和2年度の試験から選んでいます。今の試験の出題は、大学入試センターの公式サイトで確かめてください。
B 次の問いにおいて第一アクセント(第一強勢)の位置がほかの三つと異なるものを、それぞれ下の①~④から一つずつ選べ。
問1
①administer ②beneficial ③competitor ④democracy
今まで解説したルールを参考に考えてみてください。
以下は解説です。
それぞれの単語のストレスの位置は、次のとおりです。①ad・mi・nis・ter(第2音節)、②be・ne・fi・cial(第3音節)です。③com・pe・ti・tor(第2音節)、④de・mo・cra・cy(第2音節)です。正解は②です。
設問の単語はすべて4つの音節から構成されているため、基本的には第2音節にストレスが置かれます。
しかし、②の「beneficial」の語尾「-cial」は、「例外ルール1」で紹介したように、直前にストレスを置く接尾辞です。そのため、「fi」にストレスが置かれます。
押すと発音が流れます。強く読む音節を、耳で確かめてください。
- administerad・min・is・ter
- beneficialben・e・fi・cial
- competitorcom・pet・i・tor
- democracyde・moc・ra・cy
次は、同じく令和2年度のセンター試験本試験の第1問Bの問4です。こちらも、1つだけ他の単語とストレスの位置が違う単語を見つけてください。
問2
① allergy ②objective ③physical ④strategy
以下は解説です。それぞれの単語のストレスの位置は、次のとおりです。①al・ler・gy(第1音節)、②ob・jec・tive(第2音節)です。③phy・si・cal(第1音節)、④stra・te・gy(第1音節)です。正解は②です。
設問の単語はすべて3音節で構成されている音なので、基本的には第1音節にストレスを置きます。
しかし、②「objective」のように語尾に「-ive」がある単語は、その直前の音節にストレスを置きます。
ただし、-ive で終わる単語には、positive のように直前の音節を強く読まない単語もあります。辞書で確かめて覚えると確実です。
押すと発音が流れます。強く読む音節を、耳で確かめてください。
- allergyal・ler・gy
- objectiveob・jec・tive
- physicalphys・i・cal
- strategystrat・e・gy
さらに、以下は令和2年度のセンター試験追試験第1問B からの抜粋です。こちらも、1つだけ他の単語とストレスの位置が違う単語を見つけてください。
問3
①accident ②generous ③justify ④substantial
以下は解説です。
それぞれの単語のストレスの位置は、次のとおりです。①ac・ci・dent(第1音節)、②ge・ne・rous(第1音節)です。③jus・ti・fy(第1音節)、④sub・stan・tial(第2音節)です。正解は④です。
設問の単語は、全て3つの音節で構成されているため、基本的には最初の音節にストレスを置きます。
しかし④の「substantial」のように語尾「-tial」がある単語の場合、その直前にストレスを置きます。
押すと発音が流れます。強く読む音節を、耳で確かめてください。
- accidentac・ci・dent
- generousgen・er・ous
- justifyjus・ti・fy
- substantialsub・stan・tial
解く順番:語尾を見てから、音節を数える
3問とも、同じ順番で解けます。語尾のルールは、音節の数のルールより先に当てはまるためです。
- 語尾を見る:語尾のルールに当てはまる単語があれば、それが答えの候補になる
- 音節を数える:4つの単語の音節の数を確かめて、基本のルールで強く読む位置を決める
- 残りを比べる:基本のルールと違う位置を強く読む単語を選ぶ

聞いて当てる|語尾がつくと、強く読む位置が動く
語尾のルールは、耳でも確かめられます。音声を聞いて、強く読んでいた音節を選んでください。答えると、もとの単語と聞き比べられます。全部で5問です。
聞いて当てるクイズ
正解 0 / 5
第1問 / 5問 Japanese
聞こえたのはどちらでしょうか。
不正解でした
聞こえたのは「Jap・a・nese」でした
Japanese
Jap・a・NESE
Japan
Ja・PAN
第2問 / 5問 economic
聞こえたのはどちらでしょうか。
不正解でした
聞こえたのは「e・co・nom・ic」でした
economic
e・co・NOM・ic
economy
e・CON・o・my
第3問 / 5問 photographer
聞こえたのはどちらでしょうか。
不正解でした
聞こえたのは「pho・tog・ra・pher」でした
photographer
pho・TOG・ra・pher
photograph
PHO・to・graph
第4問 / 5問 ability
聞こえたのはどちらでしょうか。
不正解でした
聞こえたのは「a・bil・i・ty」でした
ability
a・BIL・i・ty
able
A・ble
第5問 / 5問 competition
聞こえたのはどちらでしょうか。
不正解でした
聞こえたのは「com・pe・ti・tion」でした
competition
com・pe・TI・tion
competitor
com・PET・i・tor
5問中 0問 正解でした
聞き分けにくかった単語は、自分でも強く読む位置がずれているかもしれません。シャベリッシュでは「発せない音は、聞き取れない」という考え方で、まず音を作るところから練習します。進め方はシャベリッシュの特長で紹介しています。
おすすめの勉強方法
ここまで英語の発音のルールを紹介しましたが、全部のルールを丸暗記するのは大変ですよね。
このセクションでは、発音のルールをどのように勉強すればいいか紹介します。
音読
単語の正しい発音を覚える勉強法としておすすめの方法の一つが、音読です。
動画やアプリなどの、お手本となるネイティブの発音をひたすら真似することで、正しい発音を身体で覚えることができます。
音読で身につけた発音を直してもらうなら、英語コーチング「シャベリッシュ」がおすすめです。母音15・子音24、リンキングやリダクションなどの音声変化を、専用教材と外国人講師のレッスンで習得します。
受講生の取り組みについて詳しく知りたい方は、こちらから受講生の声をご覧ください。前身サービス「ハツオン」の受講生が、音読やシャドーイングに取り組んだ体験談を紹介しています。
発音記号を覚える
単語の正しい発音を覚える方法としてもう一つおすすめなのが、発音記号を覚えるという方法です。
すべて覚えるのは少し大変なので、センター試験レベルではすべて覚えるのが必須というわけではありません。ただ、発音記号を覚えておくと、発音を体系的に把握することができ、結果として発音学習で有利に働きます。
強く読む位置は、試験だけでなく会話でも単語を伝える手がかりになる
強く読む位置は、試験のためだけのものではありません。英語を話す人は、強く読む位置も手がかりにして、単語を聞き分けています。
正しい単語を言っていても、強く読む位置がずれると、相手に伝わりにくくなることがあります。冒頭の hotel や career のように、カタカナで使う単語ほど、ずれに気づきにくくなります。
アメリカで看護師として働くことを目指していた受講生は、友人や職場の同僚と英語で話していました。そのなかで、アクセントが1つ違うだけでまったく伝わらないことがあったと話しています。
吉田さん(シャベリッシュの前身サービス「ハツオン」の受講生)の体験談より 体験談を読む
別の受講生は、prefecture(県)の後ろを強く読んでいましたが、レッスンで pre を強く読むと知りました。日常的に使っていた単語の強く読む位置が違っていたことに、レッスンで気づいたそうです。
中津さん(シャベリッシュの前身サービス「ハツオン」の受講生)の体験談より 体験談を読む
強く読む位置を身につける練習は、4つの順番で進める
ルールを覚えたら、声に出して身につけます。次の順番で進めると、試験にも会話にも使えます。
- 音声を聞いて手をたたく:強く読む音節で1回手をたたき、位置を体で覚えます。
- 音声と同時に読む:この記事の単語の音声を流し、同時に声に出します。
- 録音して聞き比べる:自分の声を録音し、音声と比べて強く読む位置を確かめます。
- 文の中で読む:単語だけでなく、その単語を使った短い文で読みます。
ただ、3番の「どこがずれているか」は、自分では気づきにくいところです。日本語の感覚のまま聞いてしまうためです。
音から練習を組み立てる英語コーチング「シャベリッシュ」

試験のあと、仕事で英語を話す必要が出てきた方には、音から練習を組み立てる方法もあります。
シャベリッシュは、ビジネスのための英語コーチングです。商談・交渉・プレゼンなどで、自然な会話ができることを目指します。公式サイトの言葉では「最短2ヶ月からの完全トークトレーニング」です。
「発せない音は、聞き取れない」という考え方から、練習を、音を作る、反射に変える、実戦で仕上げる、の3つのステップで進めます。最初の音を作る段階では、母音15・子音24の音と、リンキング(音のつながり)やリダクション(音の脱落)などの音の変化を練習します。専用の教材と外国人講師のレッスンで練習します。
日本人コーチと外国人講師の2人で、毎週の練習を一緒に見直します。録音を聞いてどこがずれているかは、コーチと講師がアドバイスします。音の練習の進め方は、シャベリッシュの特長で詳しく紹介しています。
音が変わると、英語の話し方がどう変わるのかは、受講生の受講前と受講後の動画で確かめられます。受講した方の体験は、受講生の声で読めます。
試験のあと、仕事で英語を話す予定がある方へ。無料カウンセリングでは、英文の例題を1つ聞き、聞き取れない理由を担当者が説明します。そのうえで今の英語のレベルを確かめ、自分に合う学習の方法を相談できます。予約は30秒で完了します。

強く読む位置を身につける練習|1語ずつ入れ直す・音を知って口で出す・自分の外で確かめる
ここまでで、強く読む位置のルールと、入試の過去問の解き方を見てきました。ただ、ルールを知っても、口が覚えるまでは会話で使えません。ここでは、読み終えたあとに始められる練習を3つ紹介します。どれも、発音メディアのほかの記事で紹介している方法です。
ルールに当てはまらない単語は、1語ずつ音を入れ直す。辞書アプリの音声をまねて、文で録音する
ルールを覚えても、当てはまらない単語は残ります。たとえば、-ive で終わるのに直前を強く読まない単語や、カタカナで覚えてしまった hotel や career などです。毎日使っているのに、強く読む位置を勘違いしている単語もあります。
そんなときに「1語ずつ音を入れ直す」練習を使うと、綴りから考えなくても、正しい位置が口に残ります。意味を知っていることと、正しい音で言えることは別だからです。
単語帳で綴りと意味を見直すのと違って、この練習は、音を聞いて、声に出して、文で使うところまで進めます。まず、会議や試験で使いたいのに、いつも強く読む位置に迷う単語を1つ選びます。手順は3つです。
- 意味を確認する:すでに知っている単語なら飛ばして構いません。
- 音を再生して、まねる:辞書アプリの音声を再生し、同じように声に出します。
- 短い文にして録音する:手本と聞き比べ、違いを確認します。
単語だけで終えず、自分が使う文まで声に出すことがポイントです。最初から多くの単語を扱う必要はありません。少数の語を選び、聞く・発音する・文で言う練習を繰り返します。受講生の中津さんは、もともと確保していた英会話の復習時間に、発音の復習も組み込んでいました。1語ずつの入れ直し方は、英語が覚えられないのではなく使えない?の記事で紹介しています。
強く読む位置を聞き取るには、先に自分の口で出す。音のルールを知り、口で出し、聞いて確かめる
強く読む位置は、聞く練習だけではつかみにくいものです。たとえば、音声を何度聞いても、どの音節が強いのか分からないことがあります。hotel を聞いてもカタカナのホテルと同じに聞こえたり、速い会話で知っている単語を聞き逃したりもします。
そんなときに「音を知る、口で出す、聞いて確かめる」の順番で練習すると、聞いたときに強く読む位置に気づけるようになります。一度自分の口で出した音は、聞いたときに「知っている音」になるからです。
聞く量を先に増やすのと違って、この順番では、ルールを1つ知ったら、すぐに口で出します。ドバイと日本で事業を経営するH.Tさんは、この3段階の手順で、2ヶ月で聞こえ方が変わったと振り返っています。手順は次の3つです。
- 音のルールを知る:自分がつまずいている音のルールを1つ選び、教材や動画で確認します。すべてのルールを先に覚える必要はありません。
- 口で再現する:その音を毎日5分程度、口の形から練習します。そのあと、自分の発音を録音して、お手本と聞き比べます。
- 聞いて確かめる:学んだばかりのルールが出てくる音源を選んで聞き、聞こえた変化をメモします。
全ルールの網羅より、1つの音の「なぜ」がはっきり分かることのほうが大事です。この記事なら、語尾のルールを1つ選び、その単語の音声で試すところから始められます。順番の理由は、英語のリスニング勉強法の記事で紹介しています。
学ぶ順番を決めて音から練習するなら、英語コーチング「シャベリッシュ」がおすすめです。学習は「音の習得」から始まり、土台ができてから「発話瞬発力の強化」へと進みます。
学習の進め方について詳しく知りたい方は、こちらから月ごとのステップをご覧ください。発音の改善を通じて「聞き取れる音」を増やす流れを紹介しています。
強く読む位置が合っているかは、自分の外で確かめる。第三者・音声認識・指導できる人の3つを使う
録音を聞き比べても、合っているか判断がつかないことがあります。たとえば、強く読んだつもりの音節が弱く聞こえる、2つの音節を同じ強さで読んでしまう、お手本との違いが分からない、などです。
そんなときに「自分以外の方法で確かめる」と、自分だけでは気づけないずれが分かります。自分だけで確認していると、同じ癖を残したまま練習を重ねてしまうことがあるからです。
一人で聞き比べるのと違って、外から確かめると、どの単語が伝わりにくかったかという手がかりが返ってきます。受講生の井上さんは、日本人トレーナーに何がよくなかったかを指摘してもらい、自分の苦手な音がはっきり分かったそうです。まずは1回、自分の発音を自分以外の方法で確かめてみましょう。やり方は次の3つです。
- 録音して、第三者に聞いてもらう:英語が得意な同僚でも構いません。
- 音声認識に通す:意図した単語に文字起こしされるかを見ます。
- 発音を指導できる人に見てもらう:具体的な修正点まで聞きます。

最初の確認なら、録音や音声認識から始めても構いません。ただし、音声認識の結果は、端末や周囲の音にも左右されます。口や舌をどう動かせばよいかまで知りたいときは、指導できる人の具体的な指摘が必要です。確かめ方の選び方は、英語の独学に限界を感じたらの記事で紹介しています。
さいごに
英語の発音は日本人の直感と違うものが多く、ランダムなものに思えますよね。
「interesting」「democracy」など、それぞれ「特殊な発音」として個別に覚えていた人も多いのではないでしょうか。
しかし、英語の発音にはルールがあります。最初は難しく感じるかもしれませんが、一度覚えてしまうと、英語の発音学習がとても効率の良いものになります。
発音のルールを覚えて、英語学習をさらに加速させてください。
英語の発音問題のよくある質問
Q英語の発音問題でいう「アクセント」とは何ですか?
単語の中で、いちばん強く読む音節のことです。試験では「第一アクセント」「第一強勢」と書かれます。辞書では、発音記号の母音の上の、右上がりの短い線(´)で分かります。
Qアクセント問題で、最初に見るところはどこですか?
語尾です。-tion・-cial・-ate などの語尾があれば、強く読む位置がほぼ決まります。語尾のルールに当てはまらないときは、音節の数を数えて、基本のルールで考えます。
Q-tial と -cial の違いは何ですか?
綴りが違うだけで、どちらも [ʃəl](シャル)と読みます。強く読む位置も同じで、どちらも直前の音節を強く読みます。substantial と beneficial がその例です。
Q第一音節とは何ですか?
単語の最初の音節です。accident なら ac が第一音節です。2つ目を第二音節、3つ目を第三音節と呼びます。
Q-ed の読み方は、どう見分けますか?
-ed の前の音で決まります。前が [t]・[d] なら [ɪd]、喉が震えない音なら [t]、喉が震える音なら [d] と読みます。wanted・looked・played がその例です。
Qルールに当てはまらない単語は、どう覚えればいいですか?
辞書で発音記号のアクセントの印を確かめ、音声を聞いて声に出して覚えます。強く読む音節で手をたたきながら読むと、位置を覚えやすくなります。
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