セブ島のeSIM・SIMはどれがいい?留学中の通信手段の選び方と準備

セブ島留学では、到着した日から通信を使う場面がたくさんあります。空港からの移動、家族への到着の連絡、地図や配車アプリ。校舎や滞在先にはWi-Fiがありますが、外出先でも使える通信手段を用意しておくと安心です。
この記事では、セブ島で使えるeSIMと現地SIMの違い、選び方と設定の手順、留学期間に合わせたおすすめ、出発前に済ませておきたい準備を紹介します。
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セブ島留学の通信は「外出先で使う分」を考える
ミライズ留学の校舎8階には高速Wi-Fiがあり、授業の合間や放課後の自習に使えます。提携ホテル(Bayfront Co-Living/lyf Cebu City)も各階でWi-Fiが使えます。どちらもチェックインの当日から利用できます。
そのため、スマートフォンの通信は「外出したときに使う分」を中心に考えると、無駄がありません。具体的には、次のような場面です。
- 空港から滞在先までの移動(Grabの配車、家族への到着の連絡)
- 週末の外出や買い物での地図の検索
- 放課後に講師やクラスメイトと外食するときの連絡
セブ島で使える通信手段は3つ
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手段 |
向いている人 |
購入・設定の前に見ておくこと |
|---|---|---|
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eSIM(日本で購入する旅行用) |
到着してすぐ通信を使いたい人、短期の留学 |
端末がeSIMに対応しているか、データ通信のみか、使える期間の数え方 |
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現地の通信会社のSIM・eSIM |
長く滞在し、通信量を多く使う人、現地の電話番号が欲しい人 |
外国人の登録手続き、有効期間と延長の方法 |
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日本の契約の海外利用(ローミング) |
日本の電話番号をそのまま使いたい人 |
対象の国、1日あたりの料金、申込みの要否 |
eSIMは、スマートフォンに内蔵されたSIMに、通信会社の情報を書き込んで使う方法です。SIMカードを差し替えずに済み、日本で購入と設定を済ませておけば、セブに到着してすぐ通信を使えます。現地SIMは、現地の電話番号が付く代わりに、購入時に本人の登録が必要です。
セブ島のeSIMの選び方
旅行用のeSIMを比べるときは、次の4点を見ると選びやすくなります。
端末がeSIMに対応し、SIMロックがかかっていないか
まず、使っているスマートフォンがeSIMに対応しているかを見ます。iPhoneは設定アプリの「モバイル通信」に「eSIMを追加」の項目があれば対応しています。Androidは機種によって違うため、メーカーのサイトで仕様を見ておきましょう。
あわせて、SIMロックが解除されているかも見ておきます。ロックがかかっていると、日本以外の通信会社の回線が使えません。
通信量と使える期間
通信量は、ふだんの使い方から考えます。スマートフォンの設定画面で、ここ1か月のアプリごとの通信量を見てみましょう。
使える期間は、商品によって「購入した日から」数えるものと「現地で初めてつないだ日から」数えるものがあります。購入前に条件を読んでおきましょう。
電話番号の有無とテザリング
旅行用のeSIMには、データ通信のみの商品が多くあります。現地の電話番号が付くとは限らないため、通話はLINEなどアプリの通話で済ませる前提で考えます。
仕事でパソコンをつなぐ方は、テザリングが使えるかも見ておきます。
接続先の通信会社とサポート
eSIMは、現地ではGlobeやSmartなどフィリピンの通信会社の回線につながります。どの会社の回線を使うかが商品ページに書かれているかを見ておくと安心です。設定でつまずいたときのために、日本語で問い合わせができるかも比べておきましょう。
eSIMの設定手順(iPhone・Android)
eSIMの設定は、出国前に日本で済ませておくのがおすすめです。設定には通信が必要になるため、自宅のWi-Fiにつながっているときに行いましょう。
iPhoneの場合
Appleの案内では、次の流れで追加します(iPhoneでeSIMを設定する)。
- 購入したeSIMのQRコードを、カメラアプリで読み取る
- 「モバイル通信プランが検出されました」の通知をタップする
- 「続ける」→「モバイル通信プランを追加」をタップする
- 確認コードを求められたら、販売会社から届いた番号を入力する
QRコードをメールで受け取った場合は、iOS 17.4以降ならQRコードを長押しして「eSIMを追加」からも設定できます。データ通信にどの回線を使うかは、「設定」→「モバイル通信」→「モバイルデータ通信」で選べます(iPhoneのデュアルSIMの使い方)。
Androidの場合
Androidは、設定アプリの「ネットワークとインターネット」や「接続」などの項目から、SIMを追加してQRコードを読み取る流れが一般的です。項目の名前は機種によって違うため、メーカーの説明書やサポートページで手順を見ておきましょう。
セブに到着してから行うこと
- 機内モードを解除する
- データ通信に使う回線をeSIMにする
- eSIMの回線で「データローミング」をオンにする(旅行用のeSIMは、多くがこの設定で使えます)
- 日本の回線は「データローミング」をオフにする
つながらないときは、データローミングと、販売会社が案内しているAPNの設定を見直します。
フィリピンの大手通信会社 Globe・Smart・DITOの違い
セブ島で現地SIMを買う場合、選ぶのは主に3社です。
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会社 |
特徴 |
|---|---|
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Globe(グローブ) |
フィリピンの大手通信会社の1つ。長くSmartと市場を二分してきた |
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Smart(スマート) |
PLDTグループの大手通信会社。外国人旅行者向けのSIM登録の案内を公式に出している |
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DITO(ディト) |
3社目の大手として参入した会社。2021年3月にセブとダバオの一部地域から商用サービスを始め、その後エリアを広げている |
セブシティの中心部であれば、どの会社でも日常の連絡や地図の利用には困らない方が多いです。離島や郊外へ出かける予定がある方は、行き先でつながりやすい会社を店頭で相談して選びます。
現地SIMの購入場所と登録の流れ
購入できる場所
現地SIMは、マクタン・セブ国際空港や、市内のショッピングモールに入っている通信会社の店舗などで購入できます。空港では、到着ロビーを出て配車アプリやタクシーの乗り場へ向かう途中に販売カウンターがあります。購入時に、滞在先の予約確認書(Confirmation letter)を求められる場合があるので、予約確認のメールや入学案内をすぐに見せられるようにしておきましょう。店舗であれば、スタッフに登録や設定を手伝ってもらいながら購入できます。
到着した日はeSIMや滞在先のWi-Fiを使い、週末にモールの店舗で現地SIMを買う順番でも困りません。
登録に必要なもの
フィリピンでは、SIM登録法(Republic Act No. 11934)により、SIMを使うために本人の登録が必要です。大手通信会社のSmartは、外国人旅行者の登録に、次のものを案内しています(Smartの外国人向けSIM登録案内)。
- 氏名・国籍・生年月日
- 顔写真(セルフィー)
- パスポート
- フィリピンでの滞在先が分かる書類
- 出国の予定が分かる書類(帰国便の航空券など)
ミライズ留学では、パスポートを入学時に預かり、毎週金曜に返却しています。現地SIMを買う予定の方は、パスポートが手元にある入学前か週末に購入しましょう。
旅行者向けSIMの有効期間と延長
Smartの案内では、旅行者向けのSIMは30日間有効で、期間が過ぎると自動で使えなくなります。滞在を延ばして使い続けるには、承認されたビザ延長を提出し、SIMが有効なうちに手続きをする必要があります。
ミライズ留学では、5週間以上の留学に必要なビザ延長の手続きを代行しています。長期の方は、ビザ延長が済んでからSIMの延長を行う流れになります。
留学期間別のおすすめ
1〜2週間の留学
日本で購入できるeSIMがおすすめです。到着してすぐ使え、現地での登録の手続きもありません。校舎と滞在先ではWi-Fiが使えるため、外出先で使う分の通信量で足ります。
3〜4週間の留学
eSIMでも現地SIMでも選べます。手続きを少なくしたい方はeSIM、通信量を多く使う方や現地の電話番号が欲しい方は現地SIMが向いています。日曜着・土曜発の4週間の留学であれば、旅行者向けSIMの30日の有効期間に収まります。
5週間以上の留学
最初の数日はeSIMで通信を確保し、落ち着いてから現地SIMに切り替える方法が使いやすいです。旅行者向けSIMは30日で使えなくなるため、ビザ延長のあとにSIMの延長の手続きが必要です。eSIMだけで過ごす場合は、使える期間の長い商品や、追加の購入ができる商品を選びます。
出発前に済ませておくこと
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準備 |
理由 |
|---|---|
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端末がeSIMに対応しているか、SIMロックがかかっていないか |
対応していないと、現地のSIMやeSIMが使えない |
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eSIMの購入と設定 |
到着してすぐ通信を使える |
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eSIMの設定方法をスクリーンショットで保存する |
現地で通信がない状態でも手順を見られる |
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Grab(配車アプリ)の登録 |
登録にSMSでの認証が必要。日本の電話番号で受け取れるうちに済ませておく |
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日本の電話番号でSMSを受け取る設定 |
銀行やサービスの認証コードを留学中も受け取れるようにする |
日本の電話番号は、認証コードの受け取りに使うことがあります。データ通信は旅行用のeSIMを使い、日本の回線は海外でのデータ通信をオフにしておくなど、設定を分けておくと、思わぬ通信料がかかるのを防げます。写真や動画の自動バックアップも、Wi-Fiにつながっているときだけ行う設定にしておくと、外出先の通信量を抑えられます。
仕事で使う方は予備の手段も
留学中に仕事をする予定がある方は、校舎や滞在先のWi-Fiに加えて、スマートフォンのテザリングなど予備の手段を用意しておくと安心です。大切な会議の前日には、実際に使う会議ツールで接続を試しておきましょう。
校舎8階は平日9:00〜18:00は英語だけで過ごす「English Only」のフロアのため、日本語での会議は滞在先のコワーキングスペースや客室で行います。
【監修者コメント】
SmartやPLDTは、フィリピンの大手通信事業者です。ただし、場所や時間帯によっては通信が不安定になることもあります。滞在先の住所や緊急連絡先、空港での集合場所などは、スクリーンショットで保存し、オフラインでも確認できるようにしておくと安心です。
セブ島のeSIM・SIMに関するよくある質問
eSIMで電話はできますか?
旅行用のeSIMは、データ通信のみの商品が多く、現地の電話番号が付かないことがあります。家族や友人との連絡は、LINEなどのアプリの通話を使えば問題ありません。日本の電話番号あての通話やSMSが必要な方は、日本の回線を残しておきましょう。
日本のSIMは抜いておいたほうがいいですか?
eSIMを使う場合は、日本のSIMを入れたままで構いません。データ通信をeSIMに設定し、日本の回線のデータローミングをオフにしておけば、日本の回線でデータ通信の料金がかかるのを防げます。現地の物理SIMに差し替える場合は、外した日本のSIMをなくさないように保管しておきます。
空港で現地SIMを買えますか?
空港には、到着ロビーを出て配車アプリやタクシーの乗り場へ向かう途中に通信会社の販売カウンターがあり、到着後に購入できます。滞在先の予約確認書(Confirmation letter)を求められる場合があります。登録に時間がかかることもあるため、すぐに移動したい方は日本でeSIMを用意しておくと安心です。
通信量が足りなくなったらどうすればいいですか?
eSIMは、購入した会社のアプリやサイトから追加の購入ができる商品があります。現地SIMは、通信会社のアプリや、モール・コンビニなどでのチャージで追加できます。校舎と滞在先ではWi-Fiが使えるため、動画やアプリの更新はWi-Fiの環境で行うと、通信量を抑えられます。
まとめ:セブ島のeSIMとSIMは留学期間で選ぶ
- 校舎8階と提携ホテルにはWi-Fiがあるため、スマートフォンの通信は外出先で使う分を考えればよい
- 1〜2週間の留学は、日本で購入・設定できるeSIMが手軽
- 長期の留学や現地の電話番号が欲しい方は、現地SIMが向いている。登録にはパスポートなどが必要で、旅行者向けSIMは30日で使えなくなる
- Grabの登録やeSIMの設定は、日本の電話番号とWi-Fiが使えるうちに済ませておく
セブ島の通信は、留学の期間と外出先での使い方から考えると、選ぶべき手段がはっきりします。端末の確認とeSIMの設定を出発前に済ませておけば、到着した日から迷わずに動けます。
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