【1日20分】留学前の英語勉強は何をする?社会人の30日準備プラン

出発まであと1か月。文法も単語も発音も復習したいと思うほど、何から始めればよいか迷うものです。留学前の英語勉強では、教材を1冊終えることより、現地の授業で困ったときに会話を続けられる状態をつくることを目指しましょう。

この記事では、留学前に必要な英語力の目安と、技能ごとの優先順位、1日20分で取り組む30日間の準備プランを紹介します。忙しい日は短くしてかまいません。抜けた日があっても、そこから再開すれば大丈夫です。

日程や仕事の状況に合わせたプランは、無料カウンセリング(オンライン・約60分)でご相談いただけます。

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留学前にどのくらいの英語力が必要?

大学や大学院への留学では、出願時に英語の試験スコアが求められることがあります。一方、仕事の休みを使った短期の語学留学では、今のレベルに合わせて授業が組まれます。出発前は、点数より今の実力を知っておくことが大切です。

ミライズ留学の受講者は約半数が初級・超初級

ミライズ留学の受講者のうち、37.9%が初級、10.1%が超初級です(ミライズ留学調べ)。英語の基礎から学び直したい方には、英語学習初心者コース(Pre-GE)があります。

コースは渡航前アンケートで選びます。あわせて、渡航前にスピーキングのエントリーテストを受けていただき、その結果をもとに入学日にあなた専用の時間割をお渡しします。

目安は「自己紹介」と「聞き返し」ができること

出発前に目指したいのは、次の2つです。

  • 自分の仕事や留学の目的を、短い英語で1分ほど話せる
  • 分からないときに「もう一度お願いします」「どういう意味ですか」と英語で聞ける

ミライズ留学の授業はマンツーマンが中心です。講師と1対1で話す時間が長いぶん、この2つを用意しておけば、初日から授業を話す練習に使えます。文法を完璧にしてから行く必要はありません。

技能別:社会人の短期留学で優先すること

社会人の短期留学では、準備に使える時間が限られます。1〜4週間ほどの留学なら、優先順位は「単語 → スピーキング → リスニング → 文法の確認」がおすすめです。読む力や書く力は、現地の授業で講師と一緒に伸ばせます。

単語:話したい話題の単語から覚える

単語帳を最初から順に覚えるより、自分が話したい話題で使う単語から覚えるほうが、授業ですぐに使えます。仕事の内容、職種、趣味、家族、住んでいる町など、自己紹介で使う単語を先にそろえましょう。

覚えるときは単語だけでなく、短い例文とセットにします。「自分で言える」状態にしておくと、授業中に単語を調べる時間が減ります。

文法:中学レベルの基本を確認する

文法は、現在形・過去形・未来の表現・疑問文など、中学で学ぶ範囲の基本を確認できれば十分です。難しい構文を覚えるより、短い文を正しく組み立てられることを優先しましょう。

文法書は1冊に絞り、例文を声に出して読むところまで行いましょう。

リスニング:英語の「音」に慣れておく

ミライズ留学の学習プログラムでは、日本人に必要なのは「英語の音を学ぶこと」だと考えています。発音を磨くと聞き取れる音が増え、話す自信にもつながります。

出発前は、音声付きの短い例文を聞き、文字を見ながら音をまねする練習がおすすめです。単語がつながると音が変わる部分に気づけるようになると、講師の話が聞き取りやすくなります。

スピーキング:独り言と録音で話す量を増やす

話す相手がいない場合は、今日の予定や仕事の内容を英語で独り言のように話し、スマートフォンで録音しましょう。言えなかった表現をメモしておけば、それがそのまま講師への質問になります。

オンラインの英会話レッスンを使える方は、30日プランで準備した自己紹介や質問の表現を試す場にすると効果的です。

留学前の英語勉強に使える教材・アプリの選び方

教材やアプリは、次の4種類から、足りないものだけを1つずつそろえれば十分です。

種類

使い方

選ぶときの基準

文法書

中学レベルの基本を確認する

例文に音声が付いている。1冊に絞る

音声付きの例文集

聞く・まねる・言い換える練習に使う

1つの例文が短く、日常や仕事の場面が多い

単語アプリ

すき間時間に単語と例文を覚える

発音を聞ける。自分で単語を追加できる

録音アプリ

自己紹介や独り言を録音し、聞き比べる

スマートフォンに入っているもので足りる

新しい教材を増やすほど、1つあたりの練習量は減ります。迷ったら「今持っている教材を、声に出して使い切る」ことを優先しましょう。

1日20分を3つに分ける

時間

やること

最初の5分

短い音声を聞き、文字を見ながら意味を確かめる

次の10分

声に出し、内容を自分のことに置き換える

最後の5分

文字を見ずに話して、スマートフォンで録音する

聞くだけの日を続けず、少しでも声に出す時間を残しましょう。単語は、通勤などのすき間時間で覚えると続けやすくなります。

30日準備プラン:週ごとに練習すること

1週目(1〜7日目):自分について話す

日

練習すること

1日目

今話せる範囲で自己紹介を録音する

2〜4日目

仕事、住んでいる場所、休日の過ごし方を1日1つずつ

5日目

留学の目的を加える

6日目

1〜5日目をつないで、1分程度で話す

7日目

1日目の録音と聞き比べ、言いにくかった部分を言い直す

文章を作るときは、難しい日本語をそのまま英訳しないことが大切です。「顧客満足度向上を担う部署」ではなく、「お客様の質問に答える仕事」のように、伝えたい内容を短く言い換えてみてください。

この1週目の録音は、渡航前のエントリーテスト(スピーキング)にも役立ちます。ミライズ留学では、航空券の購入後から入学2週間前までに、渡航前アンケートとエントリーテストを受けていただきます。

2週目(8〜14日目):授業で使う質問の表現

8〜10日目は、聞き返す、意味を聞く、例を求める表現を練習します。

  • “Could you say that again?”:もう一度言ってもらえますか。
  • “What does this word mean?”:この単語はどういう意味ですか。
  • “Could you give me an example?”:例を挙げてもらえますか。

11〜13日目は、分かったふりをしない練習です。短い音声を聞き、分からなかった点を1つ質問するつもりで声に出します。14日目は、自己紹介と質問の表現を組み合わせて復習しましょう。

校舎8階では、平日9:00〜18:00は英語だけで過ごす「English Only」のルールがあります。分からないときに英語で聞き返せると、授業の外でも安心して過ごせます。

3週目(15〜21日目):生活の場面を1日1つ

日

練習する場面

15日目

店で欲しい商品を尋ねる

16日目

値段や支払い方法を確かめる

17日目

行き先や待ち合わせ場所を伝える

18日目

食事の好みを伝える

19日目

部屋で困っていることを説明する

20日目

日付・時刻・数字を聞き取って確かめる

21日目

苦手だった2つの場面をやり直す

台本を読むだけでなく、人数や時刻を変えて答えてみましょう。「2人です」を「1人です」に変えるだけでも、自分で文を組み立てる練習になります。

4週目(22〜30日目):留学で話したい話題を決める

日

やること

22〜24日目

仕事や趣味から、話したい話題を3つ選ぶ

25〜27日目

それぞれの話題で聞かれそうな質問を作り、短く答える

28日目

1日目と同じ自己紹介を録音し、聞き比べる

29日目

講師に相談したい課題を3つ書き出す

30日目

新しい教材は増やさず、よく使う表現を見直す

ミライズ留学では、入学1週間前の火曜にZoomで渡航前オリエンテーションを行います。同じ週に入学する仲間(バッチメイト)との顔合わせもあるので、4週目に準備した自己紹介を使ってみてください。

忙しい社会人が英語の勉強を続けるコツ

時間ではなく「やる場面」を決める

「毎日20分」と時間で決めると、残業や予定が入った日に崩れやすくなります。「朝のコーヒーを飲みながら」「帰りの電車で」のように、毎日必ずある場面に結びつけると続けやすくなります。時間が取れない日は、録音を1回だけ行う日にしてもかまいません。

録音で伸びを確かめる

1日目と28日目の自己紹介を聞き比べると、話せる量や言いよどみの違いが分かります。変化が分かると、次の練習に取り組みやすくなります。

できなかった日の「再開ルール」を決めておく

「抜けた日は飛ばして、今日の分から再開する」と先に決めておけば、遅れを取り戻そうとして疲れることがありません。30日すべてをこなすことより、出発の日まで声に出す習慣を続けることを大切にしましょう。

卒業生の声:単語は先に覚えておけばよかった

1週間の休暇でTOEICコースを受講したシステムエンジニアの方は、授業中に単語の意味を質問する場面が多かったと振り返っています。「ボキャブラリーの部分をもう少し自分で勉強してくれば」と話していました。

単語を事前に覚えておくと、授業の時間を、話す練習や講師への質問に多く使えます。4週目に選んだ話題で使う単語は、出発前にまとめて覚えておくとよいでしょう。

今の自分より、少し上の自分へ体験者の声今の自分より、少し上の自分へ

【監修者コメント】

留学前に、長い文章をたくさん暗記する必要はありません。自己紹介や質問、買い物など、レッスンやセブでの生活で使いたい「一文で伝わるセリフ」をリストにして、見ずに言えるようにしておくだけでも、十分な準備になります。お手本の音声をまねて、発音も一緒に練習しておくとよいでしょう。

留学前の英語勉強に関するよくある質問

留学前の英語勉強は、何か月前から始めればよいですか?

早く始めるほど余裕は生まれますが、社会人の短期留学なら、出発1か月前からでも準備できます。この記事の30日プランのように、自己紹介と授業で使う表現に絞れば、1日20分でも形になります。航空券を買ったら、エントリーテストまでに1週目の自己紹介を仕上げておくと安心です。

TOEICなどのスコアを取ってから留学したほうがよいですか?

スコアを取ってから行く必要はありません。ミライズ留学では、渡航前のエントリーテスト(スピーキング)で今のレベルを確かめ、入学日にあなた専用の時間割をお渡しします。スコアアップが目的の方は、試験対策のコースもあります。

1週間の留学でも、事前の勉強は必要ですか?

1週間の留学こそ、事前の準備が役立ちます。授業中に単語を調べる時間が減るだけでも、話す練習の時間が増えます。最低限、自己紹介と聞き返しの表現は準備しておきましょう。

英語がほとんど話せなくても、授業についていけますか?

ミライズ留学の受講者の約半数は、初級・超初級の方です。英語の基礎から学び直したい方には、英語学習初心者コース(Pre-GE)があります。授業はマンツーマンが中心なので、自分のペースで質問しながら進められます。

まとめ:留学前の英語勉強は「話す材料」と「聞き返す表現」から

  • 社会人の短期留学では、スコアより「自己紹介」と「聞き返し」ができることを目指す
  • 優先順位は、単語 → スピーキング → リスニング → 文法の確認
  • 教材は増やさず、文法書1冊と音声付きの例文を声に出して使い切る
  • 1日20分を「聞く5分・話す10分・録音5分」に分け、30日プランで進める
  • 続けるコツは、やる場面を決め、録音で伸びを確かめること

出発前に完璧にする必要はありません。「何が話せて、何が話せないか」が分かっていれば、それが最初の授業の出発点になります。30日間の録音とメモを持って、セブで講師に相談してください。

ミライズ留学では、受講者の9割以上が社会人です。仕事の予定、目的、期間をうかがったうえで、合うプランをご案内します。

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監修者
加々見勇心

加々見勇心一般社団法人英語コーチング協会 代表責任者/シャベリッシュ 日本人コーチ

イギリス大学院で心理言語学をDistinction(優秀成績)で修了。5か国7拠点で学び・働いた経験を持つ。英語コーチングスクールのトレーナーを経て、発音特化型スクールのヘッドコーチ兼プロダクトマネージャーとして教材開発と講師育成に携わる。これまでに数百名・延べ数千時間のセッションを担当。

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